余命宣告を受けた35歳の父が2歳の息子に伝えたい大切なこと。
昭和20年8月15日の敗戦で日本に平和が訪れたと考えるのは、大きな誤りである。周到に仕組まれた「敗戦革命」に、日本は直面していたのだ。ルーズヴェルト政権の占領政策策定にコミンテルンのスパイが多数関与し、恐るべきプランを仕組んでいた。さらに戦時下の中国・延安では、日本共産党の野坂参三らが日本兵捕虜を「革命工作員」にすべく洗脳工作を進めた。そして敗戦国日本に“彼ら”がやってくる。昭和天皇はじめ危機に気づいた保守自由主義者たちは必死に反撃するが、時局は2・1ゼネストへ動き出す…。日本崩壊のギリギリの危機を描き切る圧倒的力作!!
幼少の頃に農家へ預けられ、「九条の黒姫さま」と呼ばれるほど活発な少女として育った節子。その利発さと健やかさを評価され、皇太子妃として選ばれたことから、明治、大正、昭和をつらぬく節子の激動の人生が始まった。病に臥せることの多かった大正天皇を妻として支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后が、命をかけて守りたかったものとは。大正天皇と皇后の知られざる実像に迫った傑作長編。
中学の読書クラブの顧問として、生徒たちのビブリオバトル開催を手伝う愛奈。故郷の沼津に戻り、ブックカフェの開業に挑む彩加。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子。そして亜紀は吉祥寺に戻り…。それでも本と本屋が好きだから、四人の「書店ガール」たちは、今日も特別な一冊を手渡し続ける。すべての働く人に送る、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント、ついに完結!
人気作家七人の手にかかれば、こんなに意外なオリンピックの魅力が見えてくる!-オリンピックは出場選手だけのものではない。誘致に名乗りを上げる地域や主催団体、現地で観る人やテレビを通しての観客、そして興味の有無にかかわらず国を挙げた一大イベントに影響を受ける者たち…。熱い感動作から世相を絡めた風刺的な作品まで、本書のための書き下ろしや書籍未収録作を含む、前代未聞の傑作アンソロジー。
平成最大の国内テロ事件を引き起こした麻原彰晃とオウム真理教、および事件の真相を総括するノンフィクションを緊急発刊!なぜオウムはこれほど巨大化し、暴走してしまったのか?事件に関わったエリート幹部をはじめ、大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか?麻原の死刑当日の様子は?オウムと裏社会とのつながり、ロシア、北朝鮮との関係、そして核兵器保有の可能性…麻原の死刑執行後に出版することを前提に口を開いた元信者や捜査関係者、刑務官らの「今だから話せる」貴重な証言をもとに、オウム真理教の闇を明らかにする。渾身の書きおろし。
今からすぐに使える!家族の暮らしがラクラク楽しくなる、シンプルで簡単な工夫。整理収納アドバイザーで双子ママのEmiさんと、8名の働くママ(OURHOMEスタッフ)の知恵がいっぱい。ちょっとしたきっかけで暮らしがまわりだすアイデア212。
勉強すれば、きみの夢は絶対かなえられる!マンガだからスラスラ読める!
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なやまない!今は、人づき合いの練習だ!マンガだからスラスラ読める!
日々、下痢(過敏性腸症候群)に悩まされる気弱な修一。引き取り手のいない犬のマックを自分の家で飼いたいーその思いを、話すのが苦手だったお父さんにぶつける。
くら〜いほらあなにすむおばけたちは、「すてきなおうちにすみたいな〜」「おかしをたらふくたべたいな〜」「なにかわくわくするいたずらでもしたいな〜」と、ゆめみてばかりいました。4〜5歳から。
樹羅野白亜は十一歳。クラスの女子の中でいちばん背が高いことを少し気にしているだけの、どこにでもいる小学五年生。退屈をマニアックな『恐竜映画』の鑑賞で紛らす毎日を変えるため「探偵」を始めることにした(自分の中で)。その矢先、臥龍梅と呼ばれる竜に似た形状の梅の木に真っ赤なつけ爪とハイヒールが置かれているのを発見する…。小学上級から。
「さいきんどうぶつたちはねてばかりいるな」しんぱいになったしいくがかりのげんさんは、よなかじゅうどうぶつたちをみはってみることにしました。すると、ひろばにたくさんのどうぶつたちがあつまって…。なんと、どうぶつたちがおならたいかいをひらいておおさわぎ。いちばんおおきなおならでゆうしょうするどうぶつは?小学校低学年から。
心がざわざわして落ち着かない。そう感じて過ごしているなら、生活の中に、禅の考え方を取り入れてみてください。「日日是好日」「一期一会」…本書で紹介する考え方や暮らし方、振る舞い方といった毎日の習慣を実践することで、心が静まってくるのを感じられるはずです。あなたをらくにする、34の禅の知恵。
19世紀は「皇帝たちの時代」だった。19世紀初頭のナポレオン戦争以降、世界各国に次々と皇帝が生まれ、覇権争いに興じたが、第一次世界大戦が終わる1918年前後までの100年で、ほとんどの「皇帝」が消え去り、そして今や「Emperor」は日本にしか残っていない。なぜ、日本の天皇だけが残ったのか。その秘密を解くことで、近代日本の成功の「真実」が見えてくる。明治天皇、大英帝国のヴィクトリア女王、ハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフ1世、ドイツ帝国のヴィルヘルム2世、ロシア帝国のニコライ2世、大清帝国の西太后の6人の同時代史比較から読み解く、壮大な世界史。