文化のない身体は存在しない。身体と文化の深いつながりを思索し続けてきた著者の待望の単著!
「気前よく」と言うと、やってみたら、みんなも、わかるけどね、気分がいいんだよ。「気前のいい心」になっちゃう。その心が「明日の自分」を創るんだよ。
松下幸之助没後三十周年。「人間経営」の原点がここにあるのだ。人格から滲み出る経営。それこそが、ひたむきに生きた男の経営哲学だった。人間と経営の一体化を願う「松下思想」とは何か。その真っ直ぐな思想の核心に執行草舟が迫る。
1923年(大正12年)に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。「東洋の宝石」と称えられたこの建物を手掛けたのは、20世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトだった。世界へと開かれた日本において、迎賓館の役割を果たしていた帝国ホテル。そのさらなる進歩を目指す大倉喜八郎と渋沢栄一が、明治末期、アメリカで古美術商として働いていた林愛作を帝国ホテル支配人として招聘したことから、このプロジェクトは始まった。しかし、ライト館完成までの道のりは、想像を絶する困難なものだったー。ライト館の建築にかけた男たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説。
論語はすなわち儒教のことであるー日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、のちに儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。実際の孔子は「聖人」であったのか?なぜ『論語』は絶対に読むべきなのか?御用教学・儒教の成立と悪用される孔子、朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇など、中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。曇りのない目で孔子の言葉に触れ、『論語』を人生に生かすための画期的な書。
10年後、幸福をつかむ人は何が違うのか。「昭和と平成の常識」をぶち壊し、生き延びるためのバイブル。
日本人の多くは、民主主義のお手本とされるフランス革命が、大虐殺やカオスを生み出し、世界史的な悲劇をもたらしたことを知らない。一方、実は日本こそ、現存する最古の民主国なのである。天皇のもと、各時代の為政者は、民の意見を積極的にすくいあげ、人々の幸せを求めて「徳治政治」を実践してきた。本書では、フランス、アメリカ、イギリス、古代ギリシャと日本を比較して、「日本型」の素晴らしさを再発見。さらに世界へ「民主主義のお手本」を提示する。通説のウソを暴き、歴史の真実を解き明かす竹田節満載!驚きと知的発見の書。
通りごとに洛中の名所・名店を紹介する、「通り歩きを愉しむためのガイド」。京都の真ん中「へそ石」のありか。京都人が愛する朝のパン。あの世とこの世の境・カレーラーメン…京都人だけが知る名店・名所188(東西編)。
経営者、個人事業主、ビジネスパーソン、文化人によるひと味変わったエッセイ集。心に刺さる「母への感謝状」116篇!
「化学=ビリ」からスタートした博覧強記の河合塾名物講師が、化学で一番大切なこと&勉強のコツ、教えます。
京都の老舗料亭の当主・朱堂旬は、番頭に仕事を任せて遊んでばかりーと周囲には思われているが、じつは人気写真家・金田一ムートンとして、葵祭や祇園祭、十日ゑびすや紅葉の名所等、京都の風物を撮影していた。彼のカメラがとらえるのは景色だけではなく、訪れる人々の秘めた悩み。「松葉」のにしんそばなど、京都グルメでその心を癒しながら、ムートンは彼らの問題を解きほぐしていく。文庫オリジナル。
松下幸之助に「美しい経済人」と評された稀代の経営者・大原總一郎ー。数々の分野でシェアNo.1を誇る企業=現在のクラレを創り上げた男の生涯は、波乱に満ちたものだった。国産第一号の合成繊維「ビニロン」の事業化や、国交回復前の中国へのプラント輸出…。激動の昭和史を背景に、“百年先が見えた経営者”と言われた男の人生を描いた感動のノンフィクションノベル。
あなたのスマホ、ゲームとSNSだけに使ってるなんてもったいない!電子マネー、QRコード決済、ポイントカード、クーポン、家計簿、モバイルバンキング、オンライントレード…
50歳をすぎると、世間の目から解放される。60歳を楽しむ達人から「100年時代」を楽しむ62のアドバイス。