予約1200人待ちの著者が教える、恋も仕事もうまくいく方法。
扉を開けたその先には、不可解な景色が広がっていた。深い眠りに就いた少女は、ひとり夢の中をあてもなく歩きはじめる…伝説のフリーゲーム『ゆめにっき』小説化。
惨劇から1週間後、シュンは町外れの洋館“ジェイルハウス”へ近づかないでほしいとクラスの仲間たちへ強く歎願する。しかし、逃れえぬ運命なのか、再び洋館へと引きずり込まれることになったひろし、卓郎、美香、たけしの4人。現世とは隔絶された館の中で、この世のものとは思えぬ造形をした青い肌の怪物が追ってくる!生還できるのは誰なのか?シリーズ待望の第2弾始動!
生命の誕生はただ一度の奇跡、植物はなぜ緑色?超個体の誕生、脳とアリは似ている、ヒトもミツバチも鬱になる…。教科書では教えてくれない生物のはなし。
文筆家が膨大な量のインプットとアウトプットを実現させる技術は、実はビジネスマンに非常に有用だ。仕事の量は減らせない、でも質を下げるのは論外。その厳しい線を突き詰めた著者の「読み・書き」のノウハウは、情報を選りすぐって血肉とし、知的生産へと昇華させるヒントにあふれている。発刊当時「非常に個性的で、かつ実践的」と反響を得た福田和也氏の著作を改訂した本書は、ビジネスマン、読書家、文筆家志望者の必読書である。
「エクサスケール・コンピューティング」によって、すべてが変わる。世界コンピュータ・ランキング消費電力性能部門「Green500」で独自技術により世界第2位を獲得した気鋭の研究開発者が描きだす鮮烈な未来。
必要でない物と人を捨てる。無理をしている自分に気づく。仮面をつけて生きてきた過去を消化する。見失った自分の本性を探す。…世の中には、本当のやさしさと偽りのやさしさがある。あなたが幸せになるために必要なのは、「本当のやさしさ」である。
本書では、経済停滞とグローバル化に直撃される「英語もできないノースキルの文系」がとるべき方法論を気鋭の経営コンサルタントが提案。例えばそれは、成長著しい新興国でのインターンや就職といった、現実的かつ効果的に「戦う場所を変える」戦略だ。マニュアル通りの就活に疲れた学生、会社に媚びない人生を歩みたい若手社会人も必読。デジタル書籍でKindle総合1位に輝いた1冊が、大幅な加筆を経てついに登場!
「一流」になるためには哲学を身につけよ!京大→商社→プリンストン大の著者によるグローバル時代を生き抜くための思考ツール。
江戸深川で頻発する夜鷹殺し。亡き姉の影におびえ、おいちに救いを求めてきた男は下手人なのか、それともー。人気の青春「時代」ミステリー第3弾!
思春期を迎える前の子供だけが、超能力を持つことができる近未来。集められた幼い子供たちは、秘密組織「シテン」の中で、それぞれの能力を研ぎ澄ます訓練を受けながら、「ホンテン」から命じられた数々のミッションに派遣されていた。その中の少年の一人イクオは、自分と会話できる猫ウリと出会い、組織が隠し持つ恐ろしい秘密を聞かされる。この世界のどこかにいる「猫の王」に会いたいと言うウリとともに、イクオは脱走を決意するが…。
イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱…迷走をつづける邦人救出問題は今、私たちに何を問いかけるのか?国家が「命」を守るとは、いかなることか。そして、「エルトゥールルの奇跡」が教えてくれるものは何か。“恩返しの奇跡”と“緊迫の脱出劇”の真実を描く感動の書。
刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのかー。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。刑事と検事の信念がぶつかる連作ミステリー。文庫書き下ろし。
跋扈するIS、誰も予期できなかったトランプ現象、止まらない中国の軍拡…「歴史の終わり」どころか想定外の出来事が次々に起こる世界。その本質を理解するにはニュースの表層を追いかけるだけでなく、背後の因果・相関関係を見抜く本物の歴史的大局観が必要だ。本書では国際社会の表裏を知り尽くした二人のプロフェッショナルが、中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中国とまさに地球を一周しながら、なぜいま世界史的な大転換期が到来しているのか、そこでとるべき日本の生き残り策は何かを鮮やかに解き明かす。世界情勢の核心が丸ごと理解できる、圧倒的な密度の一冊。
短期記憶や計算能力、注意を必要とするような課題は、体温が高い時間帯、16時から20時がもっとも効率がいい。一方、論理的な判断は10時から14時の時間帯が適している。これは「身体時計」が生み出す24時間周期のリズムの影響によるものである。このような身体時計のはたらきや、基礎心理学が明らかにする「感じられる時間」の特性を生かして、自らの能力を引き出し、日々の生活の満足度を高める方法を語る。さらに、映画や音楽の最終的な印象を決定づける「ピーク・エンドの法則」など、時間に関する興味深い心理現象も紹介する。
「年金が危ない」と煽り立てて得をしている人々がいる!財務省、厚労省、金融機関がひた隠す年金の「真実」
ある大学で「養老さんじゃないですか、もう死んだと思ってました」と話しかけられた著者。「要するにすでに死亡済み。そう思えば気楽なもの」と嘯き、超越した視点で「意識」が支配する現代社会の諸相を見つめる。人工知能が台頭する時代に「コンピュータは吹けば飛ぶようなもの」と語り、平成においては「万物が煮詰まった」と述べ人口や実体経済の限界が見えた時代の生き方を考える。現代の問題は「一般論としての人生と、個々の人生の乖離」と述べ、一般化からこぼれ落ちた個々の生へ眼差しを向ける。現代人の盲点を淡々と衝く一冊。
差配から住人まで全員が悪党の長屋に引っ越してきた新住人をめぐる騒動(「善人長屋」)、人の縁を取り持つ“結び屋”が出合った、見合い相手に不可解な態度を取る娘の哀しき真実(「まぶたの笑顔」)、つらいお店奉公に耐えかねた幼い丁稚に、大旦那さまが聞かせた不思議な話(「首吊り御本尊」)など、書籍未収録作品や書き下ろし作品を加えた時代小説アンソロジー。ほろ苦くも心を揺さぶる珠玉の六作を収録。
人生は日々新たに始まる。アドラー心理学とギリシア哲学に学ぶ、“今を生きる”幸福論。