独学で植物学を志し、のちに世界的な植物分類学者となった牧野富太郎が、伸びやかに綴った随筆。和漢洋の典籍を渉猟し、本草書を精査した著者が、その学識を背景に、植物の名の由来、その生態、日本人と植物の関わり方の歴史などを明快に説く。「馬鈴薯とジャガイモ」「キャベツと甘藍」「楓とモミジ」など身近な植物の分類にまつわる話から、「昔の草餅、今の草餅」「茶の銘玉露の由来」「中国の椿の字、日本の椿の字」「海藻ミルの食べ方」といった稀有な蘊蓄まで100題。挿絵多数。
エネルギー・環境問題についての教育は、人々の行動にどう影響するのか?環境行動を促す効果的な教育・政策を社会心理学的アプローチにより探究した貴重な成果。
ゆうこがキャベツを一枚頭にのせると、キャベツぼうしになりました。動物たちもみんなおそろいのキャベツぼうしをかぶって、おにごっこが始まりました…。
86年に制作された『北斗の拳』初の劇場版。核戦争によって荒廃した世紀末。さらわれてしまった恋人ユリアを捜し求め、旅を続けるケンシロウ。そんな彼を待ち受けるのはラオウであった。
戦前戦後の流行歌から舞台音楽まで、数々の名曲を遺した国民的作曲家のメモリアル・アルバム。流行歌、映画やラジオ番組の主題歌、ミュージカル曲、応援歌、オリンピック関連の楽曲など約130曲を収録。本邦初となる蔵出し音源も収めている。
本書は、単語やフレーズを指さすだけで通じる便利な会話帳です。「旅の指さし会話帳34 ハワイ」から厳選抜粋した内容をコンパクトに収録したハワイ英語の会話集。見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際の発音に近いヨミガナが付いており、表情豊かなイラストは現地の人の理解度を高めてくれます。便利な辞書形式の単語集(日本語→英語)は、約2300語を収録。
あらゆる音楽を並列して聴けるようになった現代、普遍性をもったスタンダード(標準)=本当の“古典”は何か。それを作り出そうという野心的なプロジェクト(坂本龍一総合監修)が“スコラ”であり、充実のブックレット+CD(音源はレーベルを横断して収録)全30巻が予定されている。第3巻はドビュッシー。その影響は、武満徹はもちろん、ブライアン・イーノやレディオヘッドにまで及んでいる、とする視点が新鮮だ。CD1枚分のみと音源が数少ないのは残念だが、むしろ選りすぐられたエッセンスとして聴くべきだろう。
イケメン演歌歌手、山内惠介のベスト・アルバム。哀愁歌謡として人気の「風蓮湖」「想い出小樽」ほか、全シングルを収録。さらには笠置シズ子の「東京ブギウギ」など、名曲のカヴァーも。
ヴンダーリヒは、1966年の36歳になる直前に事故死してしまった不世出のテノール。「詩人の恋」は、この作品の代表的録音の一つである。彼の高度な歌唱力と美声は、声楽ファンは一度は聴いておきたい。
“名無しの男”からオスカー監督へ。稀代の映画人の光と影を浮き彫りにする決定版伝記。
映画『ベニスに死す』に挿入された楽曲のカヴァーやゴシック・ロリータの極みともいえる新曲などを収録した、2010年3月発表のアルバム。オーケストラ編成による妖艶な世界観には、ファンならずとも心を奪われる。
「ワダツミの木」のヒットの要因となったインディ時代のカヴァー集『Hajime Chitose』から10年を経て発表の、メジャー・デビュー後も歌い紡いできた邦楽曲のカヴァー集。秦 基博とのコラボが話題の「なごり雪」など初CD化曲も含む一枚。
自由と冒険を求めて海にのりだした青年時代のムーミンパパ。ユーモラスな竜との戦い、あらしでたどりついたゆかいな王さまの島、おばけと同居したり、深海にもぐったり…さまざまな冒険をしながら、ムーミンママと劇的な出会いをするまでをパパが書いたファンタジーあふれるムーミン物語の傑作。
一年中風邪をひかない、疲れない体になる、若返る、生活習慣病が治る、ガンを予防する…生命力が劇的に高まる本。自然療法の「食事」と「手当て法」。