全国の小中高の教育現場で先駆的に取り組まされた15の授業実践。
今、子どものために親と先生に考えてほしいこと。社会心理学者からの提言。
本書は、学校教育・生涯教育に関して、第一線で活躍している実践家・研究者の手によるものである。発想は多様であり、用語等の統一もあえて図っていないが、読者は本書に示されている様々な「考えるヒント」を手がかりに、「問題」の解決に向けて探求を深めてほしいと思う。
本書では、小・中学校、高校、障害児学校から、八つの学校図書館を紹介しています。いずれの図書館にも専門の職員がいて、日常的に図書館を動かしています。どの実践からも、子どもたちの「知りたい」「読みたい」「調べたい」という気持ちを大切にしている姿が伝わるでしょう。そこでは、学校図書館が子どもたちの生活のなかに、授業をはじめとする教育活動のなかにしっかりと根づいています。それだけではありません。子どもたちが、教師が、授業が、学校が変わっていくようすも見えてくるはずです。学校図書館は教育のあり方を変える可能性をもっているのです。もちろん、そのためには司書としての専門性を、教師が教師としての専門性をみがいていくことが大切です。
本書は生態系の環境保全における木材ともっとも身近な環境としての居住、健康に関わる木材についての最近の動きを紹介したものである。
カエルの解剖実験のあと、なぜ「お葬式」をするのだろう?「理科」は純粋に自然科学を教える教科だろうか?「理科」という教材の誕生を、そこに潜む日本的自然観に遡って解明。西洋科学を鏡として土着科学に気づいていく多元的科学教育論の立場から、その特質を再評価する。