本書は、文部科学省(旧文部省)の刊行物「中等教育資料」に、平成6年7月号から平成13年の最近号まで「音楽教育の改善の視点・音楽科指導の工夫」として連載したものに筆を入れ直し再構成したものである。その中で終始して貫いた主張は、「音楽が人間が生きることとどのようにかかわってくるのか」、「なぜ学校教育の中に音楽が必要か」ということである。
この国にはないもうひとつの社会。なぜこうも違うのか。「福祉国家」から「福祉社会」へ自らを変化させつづける「実験国家」スウェーデン。その最近事情を生活者の視点で報告する。
自然環境を保護・保全することの意義付けは周知徹底されてきたが、そもそもその自然とは何か。最近、「自然への配慮」、「生きものにやさしい…」等々、自然を改変する事業でのうたい文句となっている。しかしその実態は、必ずしもうたい文句通りに至っていないケースも多くあるようだ。その最大の要因は、その自然がどのように形成され、維持されてきたのかをしっかり把握しないで進められていることにある。本書は、その自然への認識と配慮することの意義について実践を通し解説を試みた。
どこの学校にもいるセクシュアルマイノリティの子どもたち。当事者の視点から「人権と共生の教育」に新たな一歩を刻む。
グローバル化が進むなか相互に絡み合うエネルギー・食料・環境問題。
教養教育の現代化、FDと授業改革、大学アイデンティティの確立ー大学史研究と自らの改革体験を踏まえ説き進める、必読の時論集第3弾!サバイバルの危機とユニバーサル化の趨勢を前に、難題解決の途を探る。
この一冊で保育士の全分野を徹底体験。
同じ家族農業経営であっても失敗してしまう経営と他方では持続成長していく経営があり、経営研究には両者を比較することによって家族経営の持続力育成に寄与しようというミッションがある。本書では離農した経営の要因分析がなされず少なくとも持続力のある経営を取り上げているため、反面教師としての失敗事例との比較分析がなされていない。しかし異なった経済的性格を持つ農家間の競争関係を新しい分析手法で明らかにしている。
本書は、平成14年3月に厚生労働省から出された「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考え方について」に基づいて、必要とされる中心的な知識・技能を記述したテキストである。
子どもが人間らしく生きられる学級、学校づくり。ほんものの授業、ほんものの教育を求めて。自ら実践し、自分を晒して恥をかき批判を仰ぎながら、その批判・意見を栄養にして教育の事実をつくり上げた。
サステイナブルな地域社会をつくる鍵はスウェーデンにあった。過疎化、少子化、財政赤字はこうして解決する。