均等法の母と呼ばれて。「女のくせに、女だてらに」といわれない世の中にしたい。女性官僚のパイオニアとして志高く生きてきた九二歳の半生。
フェミニズムという病を徹底的に分析する。
【特集】
知られざる! 光る生き物の世界
光る魚、光るイカ、光るエビ、光るキノコ、光る虫、光るミミズ、さらには光るプランクトンやバクテリアなど、日本には海にも陸にもたくさんの発光生物がいます。実は発光生物は私たちを目で楽しませてくれるだけでなく、生活に役立つ生物でもあります。いったい、どんな仕組みで何のために発光するのでしょうか? 発光の「役割」や「進化」の「なぜ?」や、どんなふうに応用されているのか。その秘密に迫ります。夏休みの自由研究のテーマとしてもおすすめです。
【ニュースが知りたい】
男女平等ランキング、日本は118位
国別に男女平等度をランク付けする2024年版「ジェンダーギャップ報告書」によると、日本は146カ国のうち118位でした。主要7カ国(G7)中では最下位です。ランキングは、政治、経済、教育、健康の4分野を対象にしています。なぜこんなに低いのでしょうか? ジャーナリストの一色清さんと考えます。
コロンブスってどんな人物?
人気のロックバンド、Mrs.GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のミュージックビデオが公開中止になりました。植民地時代の奴隷制などを思い起こさせるといった批判が相次いだからです。コロンブスとはどういう人物だったのか、そして歴史上の人物の評価について、解説します。
東京都知事選挙、小池百合子氏続投 課題は?
東京都知事選挙で小池百合子氏が3度目の当選を果たしました。小池氏は新型コロナへの対策や子育て支援などを実績として訴えました。日本の人口の11%(1413万人)を抱える巨大都市・東京の舵取りに注目が集まります。都政の課題について、朝日新聞記者が解説します。
【「文豪ストレイドッグス」で学ぶ 日本の文豪】
実在する文豪と同じ名前を持つキャラクター達が、「異能」を武器にバトルを繰り広げる人気のマンガ・アニメ「文豪ストレイドッグス」とのコラボ連載! 第4回は「泉鏡花」です。「文豪ストレイドッグス」では高い戦闘能力をもつ「夜叉白雪」を操る少女ですが、実在の泉鏡花は男性で、とにかく神経質だったそう。「生ものを恐れた」鏡花が火を通して食べたという意外なものとは?
【阿部亮平さんが語る アートの魅力とは】
フランス印象派の世界を光、色、音、香りで体感する展覧会「モネ&アンドフレンズ・アライブ」。公式アンバサダーに就任した阿部亮平さんは、子どものころからモネの作品にふれていたといいます。アートの魅力について語りました。
【学び×遊び クイズに挑戦 クイズノックキャッスル】
QuizKnockからのクイズに挑戦する連載、今月号は物理マスターの須貝“ナイスガイ”駿貴さんが登場! 9月に多い「台風」に関する問題を出題します。クイズに挑む読者へのメッセージも。
【なりたい!が見つかる お仕事図鑑】
小中学生が「なりたい!」人気の仕事を紹介する連載。今回は、人々の心の健康を支え、悩みや不安を解消に導く「心理カウンセラー」と、立つ、座る、歩くといった運動が難しくなった患者さんを指導し、機能回復のサポートをする「理学療法士」を取り上げます。
【中学受験通信 時事問題の対策】
中学受験の最新情報をピックアップする新連載「中学受験通信」。今回は、国語の読解問題で出題された物語文の紹介です。中学入試の国語でよく出題されるのが、小学生から高校生くらいの主人公がさまざまなエピソードを通じて悩んだり、成長したりする物語です。どのように文章を読んだらいいのでしょうか。2024年度入試でよく出た本や、2025年度入試で出そうな本も紹介します!
【そのほかにも、盛りだくさん!】
●ニュースの瞬間
●フンダラ姫のNewsなひとこと
●マンガ コリゴリ博士の暴投ステーション
●桃太郎電鉄で行く! 47都道府県 徳島県
●夕日新聞 日本全国B級ニュース
●パックンのすぐに使えるオモシロ英語
●小島よしおの ボクといっしょに考えよう
●子ども地球ナビ ベトナムの女の子
●ことワンのことわざたずね旅
●読者のページ ジュニステ
2コマまんがdeあ・そ・ぼ/ジュニアエラ大喜利
●歴史人物SNS 藤原道長
●サイエンスジュニアエラ 怪光「不知火」の謎に高校生が挑む!
●ニュースのニューシ問題 地形図と統計資料の問題
●コリゴリ博士と読む7月のニュース
●インフォメーション おすすめ本/イベント/プレゼント
女は下、か。平等は幸せ、か。「男のくせに」と思ってしまうあなたへ。女性の中の男女差別意識をあぶり出す20章。
ジェンダー先進国とされるノルウェー。だが、そこに住む女性たちは幸福なのか。ジャーナリストのリン・スタルスベルグが、「先進国」ができるまでの過程を点検し、仕事と家事、両方の負担に押しつぶされそうなノルウェー人女性たちの肉声を拾い集める。「ジェンダーギャップ」を埋めただけでは解決しない、日本もいずれ直面する本質的な課題を浮かび上がらせる渾身のレポート。
結婚って、超ハッピー?それとも地獄?男の実態、女の言い分を30代女子の人気作家が痛快レポート!同棲→結婚でわかった、甘くて苦い男と女の真実。
「女性が幸せにならなければ、日本は平和にならないと思った。男女平等は、その大前提だった」10年間日本で育ち、アメリカで終戦を迎えた著者は、22歳の若さで日本国憲法GHQ草案の作成に参加、現在の人権条項の原型を書いた。文庫化に際し、ジョン・ダワーの寄稿を増補。
文豪イプセン『人形の家』のノラが自立して130年後のノルウェー現地ルポ。
明治末から昭和戦前期に活躍した経済・社会政策学者で、大阪商科大学(現大阪市立大学)初代学長を務めた河田嗣郎は、男女同権の立場から、当時主流であった「良妻賢母主義」教育や平塚らいふうの主張する「母性主義」を批判し、女性の自立と母性の保護をともに論じていた。河田が残した膨大な著書・論文・記事を、精査。家族制度論・公民教育論・母性保護論・社会政策論をめぐる性別への視座に注目し、その思想が、現代のジェンダー論につながる先駆性を持っていたことを明らかにする。
農村における男女共同参画社会実現のために。「生活改善普及事業は、女性農業者の地位をどこまで向上させたのか」を実証的に追求した労作。農村が、都市生活者にとっての真にゆたかな「ふるさと」となるための理解と、新しいビジョンや諸施策策定のための基本的必読書である。
世界の女性の憲法、女性差別撤廃条約をやさしく解説。日本における“平等実現”の展望を縦横に語る。前進しつづける女性たちへの熱いメッセージ!