映画化(R18指定)で話題の「娼年シリーズ」最終章
最後の、夜。
ー始まりはこのバーだった。
娼夫として7年もの歳月を過ごしたリョウ。御堂静香の後を引き継ぎ、非合法のボーイズクラブLe ClubPassion(「クラブ・パッション」)の経営を一手に引き受けるまでに。男性恐怖症、アセクシュアル…クラブを訪れる女性たちにも様々な変化が。
リョウは女性の欲望を受けとめ続ける毎日の中で、自分自身の未来に思いを巡らせ始めた。
性を巡る深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは……。
大ヒットシリーズ『娼年』『逝年』続編。
「誰もが生きやすい社会」を目指すことは「個人として尊重される社会」を目指すこと。米国と日本で出会った当事者のリアルな声。
児童・生徒と学生が自分の性自認で悩まされることなく安心して学べる教育環境の整備に向けて、教育関係者の意識転換と具体的な施策が求められている。教育現場で起きている問題を明らかにし、誰もが多様な性を自分らしく生きる自由を保障する方策を提言する。
ダイバーシティこそ、企業の生き残り戦略ー互いに「ちがい」を尊重しよう!
LGBTIにとって働きやすい職場は、だれにとっても働きやすい職場ー有為な人材を得るために
就職活動や労働において当事者が直面する様々な困難を明らかにし、その法的解決方法を分析。
また、ILO(国際労働機関)や先進的な企業の取り組み、当事者にむけた就職支援の紹介を通じて、
誰もが自分らしく働ける職場とはどのようなものか考えます。
序 論 LGBTIの包括的権利保障をめざして [三成美保]
1 本書の意義
2 包括的権利保障の必要性と「生存保障」としての雇用・労働の保障
3 公私二元的ジェンダー秩序とホモフォビア
4 日本社会とLGBTI
5 本書の構成と今後の課題
第1章 LGBTの人権保障と労働法 [名古道功]
はじめに
1 実情
2 LGBTと雇用・労働をめぐる動向
3 立法・裁判例の動向
4 具体的ケースの法的検討
5 雇用・労働における性的マイノリティの人権保障の課題
おわりに
コラム1 職場や学校での通称 [榊原富士子]
第2章 LGBTが働きやすい職場づくりへ向けた企業の取り組み [村木真紀・後藤純一]
1 LGBTを取り巻く日本の職場環境の現状
2 企業の取り組みの実際
3 今後の方向性
おわりに
コラム2「マジョリティ」をどう変えるか? [伊藤公雄]
ーー社会を多様(レインボーカラー)化させるために
第3章 LGBTIの雇用と労働に関する国際労働機関(ILO)の政策 [木村愛子]
1 労働者の基本的人権を保障する国際諸組織の歴史
2 性差別禁止の歴史的展開
3 LGBTIの労働者の実態調査
4 ILOのLGBTI労働政策
おわりに
コラム3 韓国における軍とLGBT [國分典子]
第4章 LGBTが職場で直面している困難の法的解決に向けて [永野 靖]
1 ある法律相談の事例から
2 職場における困難と法的問題点
3 LGBTの可視化と理解の好循環を生み出す法整備の必要性
おわりに
第5章 LGBTの就職と就労 [藥師実芳]
1 LGBTの就職活動(就活)の現状
2 LGBTの就活における困難
3 職場で求められること
4 就労支援機関/支援者等に求められること
5 ReBitのLGBT就活事業の取り組み
おわりに
用語解説・判例・法令
皆さまのご好評とご要望に応え、
インクルージョン&ダイバーシティメディア
「Oriijin(オリイジン)」の第4号がついに発売!
*第1号は2017年3月、第2号は2018年3月、第3号は2019年3月発売
オリイジンとは…
こんな人にオススメ!
□自分のココロに向き合いたい。相手のココロを理解したい
□SDGs、働き方改革って何? 世の中、これからどう変わっていくのか不安に思う
□最近、自分のココロやカラダが何だか疲れている…
□ネットではなく、おもしろくて、タメになる「雑誌」を読みたい!
□ “ダイバーシティ&インクルージョン"って、いったいどういうこと?
□仕事で、ダイバーシティのこと、障がい者やLGBTの人たちのことを考えたい
□企業や自治体は、ダイバーシティ&インクルージョンとどう向き合っているの?
ココロスタイルとは
誰もが、かけがえのない自分の「ココロ」を持っています。
自身の考えや物事への姿勢にプライドを持ち、
相手の言動や価値観をリスペクト(尊重)していく??
それを、当雑誌「Oriijin」(オリイジン)では「ココロスタイル」と呼んでいます。
インクルージョン&ダイバーシティメディアの当雑誌には、たくさんの人たちが登場し、
そうした「ココロスタイル」を語っていきます。
オリイジン2020CONTENTS
○巻頭インタビュー
岡田准一
中条あやみ
ゴー☆ジャス
早見優
○ココロのキセキ
はるな愛
○ココロ伝える人
鈴木ひとみ
○ココロ之ありか
東野純直
○特集1
SDGsと多様性のいまを知る
PART1◎そもそも「SDGs」とは何か?
PART2◎18番目の目標と4つの統合軸
PART3◎SDGsと“多様性”を考える
PART4◎SDGsと“ココロスタイル”
【インタビュー】
国際連合大学 上級副学長 国際連合 事務次長補 沖大幹
UN Women(国連女性機関) 日本事務所 所長 石川雅恵
株式会社日本フードエコロジーセンター 代表取締役 高橋巧一
○特集2
ダイバーシティ社会のみんなの働き方
障がい者の「働」
LGBTの「働」
外国人の「働」
「働」のゲンバ!茅ヶ崎ベーカリー
【インタビュー】
株式会社イフ・代表取締役社長 川崎芳清
株式会社リクルートオフィスサポート・代表取締役社長 渡邊千洋
株式会社Nijiリクルーティング・代表取締役社長 齋藤敦
株式会社高齢者住宅新聞社・代表取締役社長 網谷敏数
○特集3
東京2020パラリンピック直前ガイド
パラリンピックについて知ろう
パラリンピック観戦のポイント
パラリンピックはここに注目!
【インタビュー】 パラリンピックを支える人々
日本財団パラリンピックサポートセンター会長 山脇康
NHKパラリンピック放送リポーター 三上大進・後藤佑季・千葉絵里菜
○特集4
ダイバーシティ社会でのカイロプラクティック&カイロプラクター
【インタビュー】ホリスティックビューティインターナショナルアカデミー 学院長 横山映子
【インタビュー】全国健康生活普及会 本部長 岩間信憲
○SPECIAL REPORT
清水建設のダイバーシティ推進と外国籍従業員
セガサミーグループのダイバーシティ&インクルージョン
トラベル・スタンダード・ジャパンのココロトラベル
○SPECIAL INTERVIEW
医療法人「聖生会」理事長 社会福祉法人「裕母和会」会長
松永安優美 介護業界で働く “ココロスタイル”
株式会社LGBT総合研究所 代表取締役社長
森永貴彦 声なき当事者の声をどう読み解くか?
○この人のココロスタイル
清水朋之(しみねぇ)
サリー楓(畑島楓)
○EVNET REPORT
SPORTS of HEART 2019
MASHING UP Vol.3
MISS INTERNATIONAL QUEEN JAPAN 2020
○小特集
2020年代を考える!これからの未来を切り拓く新しい生き方
D&Iな暮らし方・働き方に役立つ法律のツボを知っておこう!
だから、いま、みんなが使いやすいトイレを考える
知っておきたい食のおもてなし フードダイバーシティ講座
ココロが輝く年中行事 暦のなかのダイバーシティ
映画「アベンジャーズ」に見る《個性×総体》の力
、他インクルージョン&ダイバーシティメディア「Oriijin」第4号! SDGsと多様性のいまを知る ダイバーシティ社会の働き方 東京2020パラリンピックガイド
女性の人権、報道・言論の自由、市民のインターネット利用などの度合いによって塗り分けられた世界地図は、LGBT(性的マイノリティ)解放の地図とほぼ一致する。LGBTの権利は今や基本的人権として認識されはじめており、LGBT問題に対する各国の態度はその国の民主主義の成熟度や現代性を測る基準となる。グローバル化・デジタル化により、同性愛者の解放は進んでいる。その一方で、同性愛が死罪の国は一〇か国、違法の国は七六か国存在する。約五〇か国を取材し、文化やメディアの状況にも目配りしつつ、各国のLGBTのおかれている状況をレポートする。
LGBTは、20人に1人いるといわれています。学校生活、友だち関係、いじめ、将来への展望、カミングアウトなど、LGBTの子どもたちは、毎日、不安に押しつぶされそうになりながら生活しています。子どもたちとかかわるすべての大人に知ってもらいたい、LGBTの子どものこころに寄り添うための本。
地方公務員向の総合月刊誌のトップランナー《特集》ピンチはチャンス!〜こんな時どうする・職務命令と自分の価値観との乖離にどう対処するか/青山 〓・『総論賛成各論反対』の政策を断行するとき/石川 久・課員(係員)が突然居なくなった/田中一雄・年上の部下ができた/岡田英幸・新規の政策条例をつくるように言われた/長谷川 裕・炎上は防げるのか〜PR3.0の時代/小田順子・出向を言い渡された/浅古 剛・LGBTって何?〜セクシュアリティについて打ち明けられた/阿部のり子・仕事と家庭と自主活動、すべてに打ち込みたい/村川美詠
近年「LGBT」という言葉が主流メディアでもさかんに取り上げられるようになった。一部の自治体における同性パートナーシップ制度、私企業によるダイバーシティ制度の相次ぐ導入を軸に、性的マイノリティの可視化が進み、その権利を擁護しようとする動きが注目を集めるようになっている。
だが他方では、「LGBT」という名のもとに実際は多様な性のあり方が抹消され、その内実が真摯に問われることもなく、単に「特別な」人びとを示すのに用いられているケースも数えきれないほどに生じている。
この特集は「LGBT」への取り組みや可視化が進む状況にひそむ陥穽について考えることを目的に企画された。表層的な「性の多様性」の主張が、実は多様な性/生を踏みつぶしているという状況を変える言葉が今こそ必要とされている。生きがたさの正体を見定めること、敵を同じくする者を見つけること、自らの特権性に気づくこと、それを踏まえた議論と対話を深めていくこと、この特集がそのための出発点となることを期待したい。
執筆者:【対談】米津知子×飯野由里子、清水晶子、石坂わたる、遠藤まめた、岡田実穂、青木陽子、于寧、長尾有起、谷山廣
レズビアン、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(異性・同性どちらも愛す者)、トランスジェンダー(心の性と身体の性が一致しない者)の4つのコトバの頭文字を合わせた「L・G・B・T」。性的少数者の組織イメージを高め、「存在」を可視化する。名を得ることで、新たなコミュニティの誕生を目指し、悩みを抱えた「同志」と出逢い、連帯を促進する。衣食住に困らないレベルの生活を維持する権利を獲得するために。
1:□表紙=ラファエル・アマルゴ
2:■【特集】
3:新宿ガルロチ ラファエル・アマルゴ来日!
4:フラメンコのプライド LGBTとフラメンコ ロシオ・モリーナ インタビュー
5:ヌメロの常識 Numero 21 Jaleos
6:公演レポート エル・ガソリナ、フェルナンド・デ・ラ・モレーナ
7:瀧田克 インタビュー
8:石塚隆充のカンテ講座(楽譜、Web音源付き)(46)ソレアレス・デ・トゥリアーナ
9:円梨家さかいのカンテ伴奏講座「カンテとトーケ」 ファンダンゴ・デ・ウェルバ編
10:レトラの世界 迫害の記憶(13)看守とのやりとり
11:アルティスタ名鑑 ミゲル・オルテガ
台湾で同性婚を認める法律が成立するまでのLGBT運動、政治過程、法の内容を分析し、法施行後の台湾社会の変化と課題を考察する。
はじめに
第1章 「同志」の誕生と台湾社会
第2章 「同志」運動の生起
第3章 制度化される「同志」
第4章 同性婚から「婚姻平権」へ
第5章 自治体パートナーシップ制度という「破口」
第6章 婚姻平等をめぐる民意
第7章 蔡英文政権誕生と民法改正案
第8章 大法官解釈までの道のり
第9章 大法官第748号解釈の論理
第10章 国民投票による決戦
第11章 特別立法による制度化
第12章 同性婚法の内容と残された課題
第13章 ポスト同性婚台湾が日本に示唆するもの
おわりに
LGBT、SDGs、シェアリングビジネス、ストリーミングビジネスなど大きなトレンドになりつつあるトピックについて従来の理論的枠組みを踏まえながら事例とともに解説。
性の多様性(ダイバーシティ)の社会認知は普及し、国民の13人に1人がLGBTQといわれる中で、LGBTQの患者は受診抑制(性差別や偏見,問診時トラブル)、性感染症(告知や予防対策)、メンタルリスク(思春期の対応や物質使用障害)、終末期のケア(介護や意思決定代理人、相続の問題)など、様々な医療的課題や健康リスクに直面しています。これまでの医学教育や臨床研修では性的マイノリティとされる患者への問診スキルや診断上の注意点を十分指導されているといえず、本書では多種多様な価値観や患者背景を尊重した臨床上のケアの在り方を本格的に論じています。
1章 LGBTQとは:知っておくべき用語と定義
2章 LGBTQの患者診療に関する臨床教育:次の世代を担う医療者のために
3章 医療面接:性交歴をカジュアルに聞くには?
4章 PrEPとは:HIV予防薬をマスターする
5章 診断・治療の説明:性感染症の診断とその告知
6章 診察での注意点:解剖学的な身体臓器を把握しよう!
7章 メンタルヘルス・ケア1:信頼関係の築き方, 思春期の対応
8章 メンタルヘルス・ケア2:物質使用障害,守秘義務
9章 LGBTQと終末期医療:誰もがよりよい最期を迎える社会へ
10章 臨床現場への提言:ダイバーシティを包括する診療の在り方
(コラム一覧)
米国のダイバーシティ研修の思い出 / LGBTQ理解増進法 / 「医学」以外のマターを教える必要性を認識させられた医学教育の現場 / HPVワクチンの汚名返上 / トランス男性も妊娠できる! / 日本におけるPrEP / PrEPを希望する患者を医療者として支援するには / 細菌性の性感染症の曝露後予防(ドキシペップ) / インテークフォーム(問診票)と名前の重要性 / 10代の若者と市販薬使用障害 / 物質使用の日米比較 / アウンティングとは?
LGBTQ+の人びとの権利獲得に向けた思いと行動、それを抑圧する社会の歴史をたどります。セクシュアリティを公表した有名人や運動の前線で闘った人びとの生き様、今を生きるLGBTQ+の若者からのポジティブなメッセージとともに、希望と勇気と誇り(プライド)を今につなげます。
みんなも、ありのままの自分に誇り(プライド)を持とう。そして愛したい人を愛し、自由に生きる人たちの勇気をたたえよう。
レイトン・ウィリアムズ 俳優(本文・P.7より)
自分にプライドを持って、好きな服着て、好きなメイクをして、好きな音楽聴いて、好きな国に住んで、好きな仕事をして、好きな人を好きになればいい。ありのままでいい。みんな1人じゃない!
Aisho Nakajima アーティスト(本文・P.127より)
★本書で紹介する人びと
アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど
まえがき レイトン・ウィリアムズ
はじめに スー・サンダース
●はるか昔からいたLGBTQ+の人びと
●変化の兆し
●転換点
●プライドの誕生
●激震
●ものかげから出て
●今も続く闘い
[日本語版特別寄稿]自分にとってのプライドとは Aisho Nakajima
本書で紹介する人びと:アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど