プライド・パレードからナイトクラブ、アート、博物館、書店、追悼モニュメントまで。世界はこんなにも魅力的で多様性に溢れている! 北米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアのエリア別に最高のクィアスポット500カ所を網羅。
どの子にとっても、居場所になる学級をめざす。
LGBTって何? もしも自分や友だちがLGBTだったら? こころの性とからだの性って? さまざまな性のあり方を伝える一冊。
「もうLGBTなんてふつう」って言っておけばいいと思ってない?
「ゲイコミュニティ」になじめないゲイという立場に留まることから見えてくる、うわべだけのセクシュアルマイノリティ理解を脱するための処方箋。
「“知らなかった"と“知ってるつもり"が“知って良かった"に変わる、必読の一冊です」--小島慶子氏(エッセイスト)推薦!
いわゆる「パワーハラスメント防止法」が二〇一九年に成立し、あらゆる企業がLGBTに関するハラスメント対策をとり、プライバシー保護の対応を行うことが義務化された。
しかし、未だLGBTに関わる政治家の失言やネットでの炎上事例は後を絶たない。
本書では「よくある勘違い」を多くの実例をもとにパターン分けし、当事者との会話において必要な心構えを紹介。
また、職場における実務面での理解も促す構成となっている。
知っているようで知らない、LGBTの「新常識」がここにある。
◆目次◆
序章「性の多様性」についての基礎知識
第一章「LGBT」へのよくある勘違いーネガティブ編
第二章「LGBT」へのよくある勘違いー一見ポジティブ編
第三章「LGBT」に限らないよくある勘違い
第四章「SOGIハラ・アウティング防止」法とは
第五章 LGBTをめぐる「人事・労務制度」
巻末付録「パワハラ防止指針」
◆著者略歴◆
神谷悠一(かみや ゆういち)
一九八五年岩手県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
労働団体の全国組織本部事務局を経て、現在は約一〇〇のLGBT関連団体から構成される全国組織、通称「LGBT法連合会」事務局長。
松岡宗嗣(まつおか そうし)
一九九四年愛知県生まれ。明治大学政治経済学部卒。ライター。政策や法制度などのLGBT関連情報を発信する一般社団法人fair代表理事。
本書は、LGBTQ+のクライエントに対応できる専門家になるためのテキストである。クライエントが安心して相談できるカウンセリングの場を提供できるよう、支援に必要な知識やスキルを身につけるのみならず、クライエントへの関わり方を大きく左右する、自身の価値観やものの見方、バイアスに気づくためのワークなども紹介する。
多様な性に肯定的で敏感な心理支援者となるための必携の書。
第1部 LGBTQ+の基礎知識
第1章 LGBTQ+のクライエントに会う前に
第2章 LGBTQ+の歴史と現状
第3章 LGBTQ+についてのさまざまな概念
第4章 性的指向をめぐる問題ーー同性愛・バイセクシュアルの理解とメンタルヘルス
第5章 性自認をめぐる問題ーートランスジェンダー・性別違和の理解とメンタルヘルス
第6章 LGBTQ+のクライエントへの心理的支援
第2部 LGBTQ+への支援と臨床実践
第7章 性的指向に関する発達段階別の悩みや課題とその対応
第8章 性自認に関する発達段階別の悩みや課題とその対応
第9章 家族への関わりーー親の反応と親への支援
第10章 LGBTQ+に肯定的で敏感になる
「カミングアウトは自殺と同じ」とゲイの陸上選手は語ったーー。
「男らしさ」が美徳とされる日本のスポーツ界=体育会。
そこで「性」に悩みながら戦うLGBTQアスリートたちの実話。
LGBTQという言葉は世間に広まったけれど、
スポーツ界はずっとマッチョで、根性を見せることが「男らしい」といわれる。
そんな「体育会」で性的マイノリティはカミングアウトせずに辛抱・我慢?
それぞれの「性」は競技の強さに影響?
恋愛事情、家族・友達との人間関係はどうなっている?
アスリートの実体験から、「男らしさ」の呪いが解けない日本の姿が見える。
入門書やヘイト本では読めないトランスジェンダーの本音も!
\「男らしさ」に悩まされるLGBTQアスリートたちの実話/
●「カミングアウトは自殺と同じ」と語った地方育ちの陸上部男子の恋愛
●女子野球選手は「性別適合手術」のために引退を決断した
●チームワークを乱さないようにゲイであることを隠したサッカー部男子
●男子フィギュアスケーターが男女ペアのアイスダンスに大苦戦
●女子剣道部の道場で「女らしさ」から逃れられたレズビアン
●元野球少年のトランスジェンダーが女子プロレスレスラーに完敗
【目次】
第1話 「かなわぬ恋」をかけぬけて
第2話 ワン・フォー・オールの鎖
第3話 氷上を舞う「美しき男」の芸術
第4話 闘争心で「見世物」を超える
第5話 「女らしさ」からの逃避道場
第6話 あいまいな「メンズ」の選択
第7話 「大切な仲間」についたウソ
第8話 自覚しても「告白」できない
第9話 強くて、かわいい女になりたい
〈対談〉田澤健一郎×岡田桂 LGBTQとスポーツの未来を探して
【著者略歴】
田澤健一郎(たざわ・けんいちろう)
編集者・ライター。1975年、山形県生まれ。鶴商学園(現・鶴岡東)高校で三塁コーチやブルペン捕手を務めた元球児。出版社勤務を経てフリーランスに。野球をはじめスポーツの分野を中心に活動。著書に『あと一歩! 逃し続けた甲子園』『104度目の正直 甲子園優勝旗はいかにして白河の関を越えたか』(共にKADOKAWA)、共著に『永遠の一球 甲子園優勝投手のその後』(河出書房新社)、『甲子園 歴史を変えた9試合』(小学館)。
岡田桂(おかだ・けい)
立命館大学産業社会学部教授。1972年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科中退。専門はスポーツ社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。共著に『スポーツとLGBTQ+ シスジェンダー男性優位文化の周縁』(晃洋書房)、『ポストヒューマン・スタディーズへの招待』(堀之内出版)、『スポーツの近現代 その診断と批判』(ナカニシヤ出版)。
今や、最先端の経営課題!性的マイノリティと共に気持ちよく働く職場づくりのための、初のハンドブック!
ReBit(リビット)は、学校への出張授業・LGBT成人式・LGBT就職支援を活動の三本柱とする特定非営利活動法人です。すべての子どもがありのままで大人になれる社会の実現をめざしています。周囲とのちがいに感じた疎外感や孤独、いじめや差別。自問自答しながらも前に進みつづけるメンバー8人が語る多様な性とジェンダー。
●中・高生から実際にでた質問に答えるQ&A形式
●章末のコラムで基礎知識も身につき、入門書として最適
●当事者はもちろん、周囲の人たちの理解にも役立つ
●学校図書館・保健室・相談室等に必備の本。相談先一覧付
●女子だけど、男の子のおもちゃが好きなのはなぜ?/男の人がカッコイイと思うのはゲイだから?/バイセクシュアルって、男と女、同時につきあえるの?/同性愛って、思春期の一時的気の迷い?/彼氏から「女の子になりたい」と言われてびっくり!?/進学時に性別を届け出で変えることはできる?/「オネエ」って、ゲイなの?
第1章 「ふつう」って、なに??
第2章 これってLGBT?
第3章 恋愛あれこれ
第4章 将来のこと
第5章 カミングアウト
だれもが働ける職場環境のつくりかたを
トランスジェンダー当事者が分かりやすく解説します。
カミングアウトを受けたらどうすればいいか、
どういった言葉がけをするとあたたかなコミュニケーションになるのか、
多様性を尊重することの素晴らしさとは何か、
これからの国際社会で重要な職場環境の在り方が
よくわかります。
【目次】
第1章 LGBTQについての基礎知識
● 多様な性のありよう
● 世界と日本のLGBTQ
● LGBTQの人口割合
● SOGIハラスメント
● アウティング
●トランスジェンダーの理解
●ダイバーシティ経営とLGBTQ
第2章 部下がLGBTQかも?と思った時のQ&A
第3章 カミングアウトを受けた時の対応
第4章 カミングアウトを受けた後のQ&A
第5章 LGBTQもそうでない人も働きやすい職場作り
第6章 LGBTQ部下とのコミュニケーションのコツ
● セクシュアリティを尊重して関わる
● 伝える内容以上に「伝える順番」を意識しよう
● ネガティブな話題の後ほど相手に喋らせる
● 部下の力を引き出す「期待」、部下の力を奪う「期待」
● LGBT部下には「事実」と「解釈」を区別して「事実だけを見る」サポートをしよう
● LGBTQに抵抗を感じる自分を許し、感情と行動を分けよう
● 怒りに任せてハラスメントするリスクを回避する
● 上司自身の自己重要感を自分で満たす
●「セクシュアリティは大切な話だが“問題”ではない」と伝えよう
● LGBTQの部下には率先して「ネガティブな自己開示」をしよう
小学校から高校まで、各年代に合わせたセクシュアルマイノリティ授業用のパワポ資料やワークシートをCD-ROMに収録。資料はテーマごとに分かれているため、生徒の理解度に合わせて使用することができます。さらに、研修などにも活用できる教職員向けのパワポ資料も収録しています。
思春期の読者が自分の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学べるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を丁寧に紹介していきます。
第1章 からだの性ってなんだろう 「男女のちがいはトイレのちがい?」/からだの性=外性器、だけじゃない!?/からだの性の組み合わせに「絶対」はない/からだの性はスペクトラムってどういうこと?/からだの性はどうやって決まっていく? 〜第一次性徴〜 /変わっていくからだ〜第二次性徴〜/自分の外性器をもっとよく知るために/外性器の洗い方
第2章 からだとこころが健康であるために 「小さなことにイライラ。ぼくって性格が悪いの?」/こころとからだの性はつながっている/からだやこころの悩みQ&A/こまったとき・相談したいとき/「やせてもやせても、もっとやせたい、のはなぜ?」/ボディイメージとボディポジティブ
第3章 性の多様性ってなんだろう? 「LGBTの人がいるから性は多様?」/あなたとわたしも多様性をつくるひとり/自分の性についてもっと知るために/性にかかわることば/もっと知りたい・話を聞きたい ほか
2023年6月に成立したLGBT理解増進法について、制定の経緯を検証しつつ、中身をQ&A形式で紹介しながら、LGBTQの権利保障を展望する。
<特徴>
・セクシュアリティと医療に関する知識を網羅
・国内・国外の文献記載と確かな学術情報
<目次>
第1章 総論
1.医療者がなぜLGBTQについて学ぶ必要があるのか 吉田絵理子
2.性の多様性についての総論 坂井雄貴
3.LGBTQに関する医療の歴史 石丸径一郎
第2章 医療一般
4.問診・診察において配慮すべきこと 山下洋充
5.病院・診療所単位で取り組むべきこと 金久保祐介
6.special populationとしてのLGBTQ 久保田 希
第3章 研究
7.LGBTQの健康課題─メンタルヘルスと受診状況─ 日高庸晴
8.LGBTQの健康課題─学齢期におけるいじめ被害・不登校・自傷行為・自殺未遂の現状─ 日高庸晴
9.日本におけるセクシュアルマイノリティ女性に関する研究 藤井ひろみ
第4章 セクシュアリティ
10.ゲイ・バイセクシュアル男性の健康問題とケア 山下洋充
11.セクシュアルマイノリティ女性の健康問題とケア 久保田 希
12.トランスジェンダーのケアー診断,治療,性別適合手術・ホルモン療法ー 針間克己
13.トランスジェンダーのケア─一般の医療セッティング,紹介のタイミング─ 坂井雄貴
14.トランスジェンダーのケア─子ども─ 康 純
15.DSDs─体の性のさまざまな発達の新しい理解と臨床 ─ ヨ ヘイル
第5章 ライフコース
16.子ども・思春期のケアー小児診療の立場からー 杉山由加里
17.子ども・思春期の支援ー支援者の立場からー 遠藤まめた
18.老年期のケア 永易至文
第6章 専門科の視点
19.メンタルヘルス 林 直樹
20.物質使用障害 湯本洋介,嶋根卓也
21.HIVを含む性感染症 谷口俊文
22.LGBTIQAとIPV 岡田実穂
23.婦人科の視点─婦人科診療,リプロダクティブ・ヘルス,ホルモン療法─ 池袋 真,白土なほ子,関沢明彦
24.泌尿器科の視点ーセクシャルヘルスー 土岐紗理
第7章 支援・啓発・教育
25.医学教育 青木昭子,原田芳巳
26.職場としての配慮 村木真紀
27.包括的性教育の実践 金久保祐介
28.法律家の視点 鈴木朋絵
第8章 団体紹介
29.当事者支援の実践─家族へのケア・家族への配慮─ 三輪美和子
30.当事者支援の実践─複合的マイノリティの視点─ 松本武士,武藤安紀
31.当事者支援の実践─HIV陽性者への支援─ 生島 嗣
32.当事者支援の実践─ソーシャルワークの視点から─ 桂木祥子
33.当事者支援の実践─貧困,ハウジングファーストの取り組み─ 金井 聡
第9章 まとめ
34.結びとして 吉田絵理子
巻末付録
偏見に立ち向かった56人のLGBTヒーローを未来の子供たちに伝えるピクチャーズBOOK。
フレディ・マーキュリー、ナブラチロワ、美輪明宏などの文化に多大な貢献をしたLGBTアーティスト、作家、イノベーター、アスリート、活動家の感動的なストーリー。
LGBTQの歴史における感動的な人物のコレクションについてもっと知りたい人に最適な一冊です。
容認派vs反対派。これから始まる社会の分裂!
「死んだ娘と生きた息子のどちらがいいですか?」
子供を騙して性転換手術を迫り、
親を脅すジェンダー専門家。
人生をメチャクチャにされた人々の苦悩。
悪だくみがこの国を襲う。立ち上がれ、日本人!
日本を、女性が安心して生活できない社会にしてもいいのか!
LGBT先進国・アメリカ。じつはそこでは、人生をメチャクチャにされた子供や家族の存在が際立っている。性転換手術後に自殺したり、精神に破綻をきたした人も多くいる。その事実を、アメリカ人のモーガン氏と国際ジャーナリストの我那覇氏が明らかにする。子供を騙して性転換手術を迫り、親を脅すジェンダー専門家。その悪だくみが日本にも上陸。LGBT推進法の名の下、日本の子供が洗脳され、家族分断に繋がる危険が迫る。
第1章 女の子が男の子に変えられる子供の悲劇
第2章 真の狙いは文明の破壊
第3章 日本でも始まった恐ろしい出来事
第4章 グローバリストに利用される人たち
第5章 トランスジェンダーは伝染する
第6章 「個の自由」を解放しすぎた社会の問題
終 章 LGBTと戦うハンガリーからのヒント