意識ひとつで結果は変わる。日本代表キャプテン、ヤクルトの三度の日本一を支えた心の持ち方。
対話・学習の場づくりを得意とし、創造的な意見を引き出すファシリテーター型コンサルタントが、会議で成果を生み出すキーパーソンに欠かせない6つの力ー設定力、要約力、論拠検証力、構造化力、合意形成力、枠組み力ーを発揮するための実践スキルを、余すところなく伝授する。「なぜか議論をまとめるのが巧い人」の秘密が詰まった一冊。
ライバル商品の台頭、口だけの上司、社内政治に長けた同僚…、みんなまとめてかかってこい!-支店から本社の宣伝部に復帰した上杉。ウイスキーの売上は低迷し、会社が打ち出す販売戦略も迷走つづき。そんなとき、上杉の前に現れたのは、伝説のブレンダーだった。彼との出会いで会社のウソを知った上杉は、巨象相手の大勝負に出る!『ビア・ボーイ』につづく痛快エンターテインメント。
地方局の新米アナウンサー・鴨川優は、テレビからラジオに異動となり、憂鬱な気分を抱えていた。妙に陽気なディレクターの蓮池陽一から、午前0時に始まる新番組の司会に抜擢されるが、その準備中のある夜、突然の豪雨で孤立した村に災害情報を流す大役を担うことに。さらには陽一のとんでもない秘密が発覚し…。ラジオ局で働く人々の奮闘を現役アナウンサーが描く、少し不思議で心温まる物語。文庫書き下ろし。
こうえんのぶらんこにぶたがのってきたら?3〜4歳から。
あなたの小さな決断がどこかの誰かを幸せにするー時間を遡れる坂、2年後からのメール、神様の落し物…あたたかい涙が思わずこぼれる、少し不思議な五つの物語。
「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。クラッシャー上司には「自分は善である」という確信があり、他人への共感性が決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。本書では著者が豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。さらに精神構造、社会背景を分析し、最終章で対策を述べる。
鯖縞模様の三毛猫サバが一番いばっている「鯖猫長屋」が、住人が減って存続の危機に!そんな折、団扇売りを生業にする色男が、長屋に引っ越してくる。どうやらそこには、サバが一枚噛んでいるらしい。一方、「黒ひょっとこ」の異名を持つ元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾楽にも、怪しげな影が近づいてきて…。江戸を舞台にした、謎と人情あふれる好評「鯖猫長屋」シリーズ第二弾。
日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を打破する。
田舎の乗馬クラブで起こった殺人事件。容疑者とされたのは、なんと馬のロック。本当にロックの犯行なのか腑に落ちない牧場の娘・牧陽子(マキバ子)に、元競走馬のルイスが話しかけてきて…。-「馬の耳に殺人」 「牧牧場」の求人に応募してきた藤川という青年。彼がお金に困っているのには理由があって…?-「馬も歩けば馬券に当たる」 探偵、容疑者、トリック、動機…すべての事件の裏に「馬」が在り!?全5編を収録した、馬だらけの連作短編。
すべては気持ちよく暮らすため。
何をしたらいいのかわからない、何をしてもつまらないし、やり甲斐も感じない、とシラケていたら、あなたの可能性は狭まるばかり。できることからでいい、失敗を恐れず、まず一歩踏み出してみよう。新しい自分に生まれ変わるために!-本書は、受け身的な生き方から脱却し、本物の自信や意欲をつかみとるために、どんな行動をとればよいかを紹介。生きるエネルギーが湧いてくるアドバイス。
フロイト流の伝統的な精神分析では、「自己愛」や「依存」を脱却することが、自我の発達であるとしてきた。しかしコフートは、人間本来の自己愛や依存心はもっとも認め合うべきものだという。それらを受け入れてこそ、お互いの「ギブ・アンド・テイク」が成立し、より成熟した人間関係が築けるのだと唱えた。本書は、現代精神分析に多大な影響を与えるコフートの自己心理学を紹介。「共感」「自己対象」などをキーワードに、臨床医である著者が、心病む現代人に最もふさわしい治療理論を教える。
「伝わらない」「反応がない」…コミュニケーションの不調和は、エネルギーの悪循環を生み、多大なストレスを引き起こす。こうした対話上のストレスは、対話力の向上によってしか解消できない。本書ではその上達技法として、マッピング・コミュニケーションとこれを支える「三つの力」(ポジショニング力、メモ力、引用力)を提案。文脈をはずさず、お互いの脳ミソを混ぜ合わせるように双方の経験を絡めて対話する「技」を伝授する。初対面、世代差のある人との会話、会議…どんな状況でも通用し、誰もが習得可能な対話術。
何やら重々しい響きと敷居の高さを感じさせる「芸術」という言葉。けれど、真の芸術とは雲上の特別な世界ではなく、人生を豊かにする最高の遊びであり、万人の「生きる力」なのである。とはいえ、鑑賞しても作品の良さがわからない、表現したくても最初の一歩が踏み出せない、そんな憧れと諦めに戸惑っている人は多いはず。絵画、音楽、写真、文筆と芸術全般を楽しむ著者が、上達への具体的ノウハウを示しながら、誰もが内に秘める「芸術欲」を満たす基本的心得を説く。日常が変わる芸術的生活への招待状。
おかあさんになるってどんなこと?ミミちゃんとターくんはかんがえました。4〜5歳から。
「武士道」の精神をもって現実のなかでいかに生きるべきか。「和魂」の必要性を唱え、他人に頼ることなく、自らの力に依拠することの大切さを説いた日本の代表的名著をわかりやすく現代語新訳。
親は絶対に勉強を教えてはいけない。子どもの成績がぐんぐん上がる50のマル秘テクニックを大公開。
たった一度の人生を輝かせたい。そう願いながらも、せっかくの一日をつまらなく過ごしてしまうことがあります。本書は、心ふさぐ時や生き方に迷う時、「自分らしさ」を見失わないための人生論です。人間の尊さ、力としての愛、自由とは何か…など、ノートルダム清心女子大学で30年以上続く名講義「人格論」を完全収録。シスターの凛とした言葉に、きっと励まされます。