本書は、PHPのテンプレート・エンジン『Smarty』の入門書である。PHPだけではなかなか実現できなかったスマートでスムーズなWebアプリケーション開発を、Smartyで実現してみよう。本書では単なる構文解説ではなく、どのような状況でその構文を利用するのか、パフォーマンスや保守性、セキュリティまでを考慮したさまざまなテクニックを随所に織り交ぜている。
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳を重ね、そして死を迎えるかー本書は、人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この五つの教訓『人生の五計』を現代に活かす秘訣について語り明かした講話録である。“日用心法”“朝こそすべて”“師恩友益”“良縁と悪縁”など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
「なぜ言い返せないのだろう?どうしていつも周りに合わせてしまうのだろう?」と悩んでいる人は多い。本書は、相手を思いやり、一生懸命生きているのに、なぜか辛くなってしまう“やさしくて弱い人”の心理を分析。やさしいがゆえの辛さを強さに変えていく方法をアドバイスする。「人が自分をどう思うか」を気にせずに、自信を持って生きるためのヒント。
日本という国に志高き「サムライ」がいた時代から読み継がれてきた至高の書をわかりやすく現代語新訳。
たった一度の人生を輝かせたい。そう願いながらも、せっかくの一日をつまらなく過ごしてしまうことがあります。本書は、心ふさぐ時や生き方に迷う時、「自分らしさ」を見失わないための人生論です。人間の尊さ、力としての愛、自由とは何か…など、ノートルダム清心女子大学で30年以上続く名講義「人格論」を完全収録。シスターの凛とした言葉に、きっと励まされます。
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。
精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか?発達障害、過食症、PTSD、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力ー本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、児童期・青年期の臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録した心の航海図である。
『水雲問答』は平戸藩主松浦清山が纏めた『甲子夜話』に収められている、安中藩主板倉勝尚と幕府大学頭林述斎との学問・政治に関する問答集。また、熊沢蕃山は備前藩主池田光政に登用され、藩政改革に実績をあげた人物で、『集義和書』はその語録。両文献とも永く「絶学」となっていたが、著者はそこに指導者の心得・見識を見出した。長い時を超えて、現代社会にも通じる実践的リーダー論とは。
人生最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストの著者が、「人生・大人・仕事・家庭」の4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介。50代からの人生を輝かしいものにしたい人に読んでほしい本。
幸も不幸もすべて心が決めているー。東郷平八郎から松下幸之助、稲盛和夫まで、各界のリーダーに影響を与えてきた哲人・中村天風。その哲学の神髄は日頃から「心を鍛錬し、人間を創ること」にあるという。「消極的な言葉は使わない」「寝際に鏡に写る自分に向かって将来像を言う」など、心を鍛える方法が満載のこの一冊、読んだその日からあなたの人生は一変する。
幕末から維新後にかけて、日本の未来と誇りを守るために奔走し、数多の難事業を達成した西郷南洲翁。晩年こそ国賊として追われ、不遇の最期を終えたが、「西郷こそ真のヒーロー」と今なお多くの人から慕われ続けている。その彼の遺したリーダー論、財政論、危機管理論は、まさにビジネスの要諦を述べたもの。ビジネスの指針として、人生の指針として、座右の書にしたい一冊。
日本に古事記から生まれた八百万の神様がいるように、世界にも神話から生まれた神々が多数存在する。本書は、ギリシア神話に登場する華麗なるオリュンポスの神々からクトゥルー神話に出てくる暗黒の邪神まで、109の神々の横顔を紹介。好色家であるにもかかわらず恐妻家だった最高神ゼウスや、神々の仲間ながら最終的に神々と対立したロキなど、意外なエピソード満載の一冊。
著者には、東京帝国大学の卒業記念として出版された『王陽明研究』と、「王陽明伝ー王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所載、昭和46年)の名著がある。本書は、この名著を下敷きに、「分りやすく」と「平明に」を念頭に、王陽明と陽明学について説いた講話集である。難解と言われる陽明学の入門書にして、本シリーズの掉尾を飾るに相応しい、師の「陽明学第三の名著」である。
卑弥呼の「邪馬台国」のその後は、どうなったのだろうか?大和朝廷は、どのような形で勢力を拡張していったのだろうか?そして、力を誇った吉備や出雲の国たちはなぜ衰えていったのだろうか?古代史ファンがもっとも知りたいこれらの問題にアプローチしたのが本書である。「日本誕生」の物語を、考古学の成果と文献を融合させ、具体的かつ鮮やかに描き出した、待望の一冊といえよう。
認めてもらいたいのに気持ちをハッキリと伝えられない。さみしいのに人と接すると居心地が悪い。気まずくなれば自分の殻に閉じこもり、非難されると不機嫌になる。だから摩擦を避ける。恥ずかしがり屋は「失敗するのが怖い」「他人から評価されるのが怖い」「断わられるのが怖い」「親しくなるのも怖い」。そして臆病になり、他人を警戒し、不信感を持つようになった人なのだ。「こんなこと言ったらバカにされる、嫌われる」と思っていませんか。我慢しないでちょっとだけ自分を信じてみたら、人づきあいが楽になる。