いまやビジネスパーソンにとって、必要不可欠な論理的思考。しかし、この技術のことを「頭のいい人がする難しい思考法」と誤解していませんか?本書は、「論理的思考はズバリわかりやすさ!」と説く著者が、その鍛え方から企画・プレゼン・ミーティングでの活用法までを、やさしく図解!やわらかくて強い「地頭」が、みるみる鍛えられること受けあいの一冊。
一九三〇年代、ほとんど一人で社会主義・ケインズ主義と対決したハイエクは、サッチャー、レーガン政権が成功したことで、経済学だけではなく、世界のあり方をも変えた。本書では、市場経済を全面的に信頼したハイエクの思想の今日的意義を明らかにする。彼の思想は、現在の脳科学、法体系、知的財産権、インターネットを理解する鍵を、私たちに与えてくれるのだ。現実がハイエクに追いつくには二〇世紀末までかかったが、彼の思想は、新しい社会秩序のあり方を考える羅針盤として、いま不動の位置を占める。
就職学生のバイブル『面接の達人』の著者が中学時代を楽しくするコツをアドバイス!「ドキドキすること」をしよう。
アメリカSFホラー小説の巨匠、H.P.ラヴクラフト。彼の描いた小説世界は「コズミック・ホラー」とよばれ、彼の死後、友人たちによって体系化、発表される。これが「クトゥルフ神話」である。本書は、現在も多くの作家たちの手によって広がりを続ける「クトゥルフ神話」の世界を解説した入門書。宇宙からやってきた邪神たちがもたらす狂気と混沌の世界が存分に味わえる一冊。
元気?今、どんな笑顔してますか?夢が遠くに感じるとき、仲間といるのに「ひとりぼっち」のとき、泣きたいのに涙がでないとき、やなことばっかりだと思うとき…心に虹をかける、326からの絵と言葉。
内容の薄い、長〜い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに「一分間プレゼンテーション」の他、「謝る」「教える」「質問する」「相談する」「指示する」「初対面」「叱る」などの技術を開陳。長い話という「環境問題」を解決する。
人間の持つ無限の可能性の扉を開く新しい生物学の革命的挑戦!遺伝子は単なる生物の設計図にすぎない。意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変えるという驚くべき真実。
さあ、時間旅行にでかけよう!今度の旅は、明治時代からはじまるよ。迷路をぬけ、かくし絵をみつけて、無事にゴールできるかな。
戦略・戦術は大事。しかしそれ以上に大切なことがある。松下政経塾所蔵の未公開テープ約百時間から厳選された成功の知恵。
「ねえ、けんいちくん。えんそく、わたしもつれていって」。ランドセルが、はるやすみをとってえんそくにいきたいだって!?小学1〜3年生向き。
「皇族のスポークスマン役」が赤裸々に語られた皇族の実態、ご公務、帝王学、そして皇位継承問題。
在庫管理、価格決定、マーケティングなど、私たちはあらゆるビジネスシーンで「昨日の結果から明日を読む」ことが求められる。カンや経験で予想を行ってきた多くの企業を尻目に、セブンーイレブン・ジャパン、トヨタ、花王は微分・積分を活用することで大成功をおさめた。“ビセキ”こそは、世界中の天才たちの努力によって生み出された、最も確実に明日を読む方法なのだ。しかもその概念は極めて単純、誰にでも理解できる。数学に強い「できる人」、堅実な経営者となるためには、本書の内容を理解しておきたい。
振り込め詐欺ーなぜテレビでこれだけ報じているのにだまされてしまうのでしょうか。ほとんどの人は「知っていた」のにだまされたのです。ただ、知っているだけではダメです。その裏の「心の法則」を知らないと、カモにされます。たとえばウソの話で恐怖心をあおり、身内を装った泣き声で家族愛を引き出す、巧妙な手口で仕掛けてきます。振り込め詐欺から各種の悪徳商法まで、豊富な実例を知る心理学者が、だましのトリックを明快に解読します。とっさのときにも役立つ「対処法」付き。
宋建国の英雄・楊業の死から2年。息子たちに再起の秋が訪れる。楊家軍再興ー。六郎は、父が魂を込めて打った剣を佩き、戦場へ向かう。対するのは、強権の女王率いる遼国の名将・石幻果。剣を交えた瞬間、壮大な悲劇が幕を開ける。軍閥・楊一族を描いて第38回吉川英治文学賞に輝いた『楊家将』の続編でありながら新展開。『水滸伝』『楊令伝』に登場する宝刀「吹毛剣」の前史がここにある。
闘うことでしか生きられない者たちに勝敗を決する秋が来た。「吹毛剣」を手に戦う六郎に、父楊業の魂が乗り移る。その剣に打たれたとき、遼国の名将・石幻果の記憶がにわかに蘇る。運命に弄ばれた男たちの哀しみを描く慟哭の終章。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、いま静かに幕を降ろす。『水滸伝』に登場する青面獣楊志、楊令が佩く宝刀との奇しき因縁も明らかになる「北方楊家将」完結編。
雨の横浜ー「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれて深手を負い、逃走を許す。捜査から外されるも、青井を追い続ける真崎。犯人が次に狙う標的とは?そして真崎、赤澤、青井を結ぶ意外な接点とは?警察小説の名手が描く、緊迫の長編サスペンス。
「要するに何が言いたいの?」-上司からこういう指摘を受けたら要注意!!せっかくの報告や連絡も台無しになってしまいます。本書は、そんな人に向けて“論理的に話す”ためのポイント35を図解でやさしく解説。「事実と判断を区別する」「自分の意見なら自信が持てる」「目や相槌も話し言葉の1つ」など、話す前の心構えからプレゼンで相手を説得するコツまで、見逃せないテクニックが満載です。
かつて人間にとって脳は、記憶をしたり思考をしたりする、コンピュータのような働きをするものと思われていました。しかし最近の研究では、喜び、悲しみなどの感情も、じつは脳が深く関わっているというのが、脳科学の主流の考え方になっています。本書では、「感情と脳との関係」「感動で脳は進化するのか」など、いま最も注目されている脳科学者が、わかりやすく脳と感情の関係を解説した本です。
人は誰しも、平和で豊かな生活を送りたい、という願いをもっています。しかし現実をみると、社会はさらに混迷を深め、私たち個人も日々不安と悩みを抱えて生活しています。一体どうすればよりよい人生を送れるのでしょうかー。本書は著者が生涯をかけて思索し、生みだした「繁栄への道筋」を整理し、まとめたものです。問題の根本的解決や新たな生きがいの創造に役立つヒントが見つかる一冊。
日本人は「物事をはっきり言わない」「自主性がない」などと非難されることが多い。だが韓国出身の比較文化学者である著者はいう。むしろ曖昧だからこそ、日本は世界有数の安全で豊かな国になれたのだ。これからは世界全体に、調和がとれた人間関係、環境への順応性を生み出す「曖昧力」が求められる時代になるだろう。では、日本人の曖昧さはなぜ生まれたのか?微妙な歪みを愛する美意識の源泉とは?日本庭園の世界観や、旅好きの国民性の由来などにも迫る。拓殖大学の超人気講義を紙上再現。