『梅干と日本刀』の著者が語る、関東人と関西人との比較を通じた他に類をみない日本人論。歴史、ことば、食べもの、生活様式…江戸と上方、東西各県人の相違をつぶさに見ていくと、日本人の内なる特色が見えてくる。「明治百年が何どす、京都は千年の都どすえ」。関東人、関西人の生活の中には彼らの伝統が息づいているのだ。二つの世界が分裂離反してしまわないところに、日本的特質が見られるという。
『モナ・リザ』『巨人』『種をまく人』『ひまわり』など、名前を聞けば誰でもわかる「世界の名画」は数多い。しかし絵に隠されたメッセージ、構図の不思議、モデルは誰か、真贋論争など、踏み込むとわからないことだらけだ。だが予備知識を持って鑑賞すれば、新たな感動が生まれるはず!本書では世界的絵画の謎の数々を、カラー写真とともにやさしく紹介。美術館のお供に最適。
子どもを思い通りに動かそうと、ほめたり叱ったりしていませんか?「しつけ」とは、さまざまな経験を通して自分で考え、自分を律する瞬間を積み重ねながら、子どもを自立させるためのもの。対立や葛藤を恐れず、親がコーチとしてできることを、幼児期、児童期、思春期ごとにやさしく伝授。イライラせずに子どもと向き合うヒントが満載です!
神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。それは、ギリシア神話のアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として繋がっているのと同じことだからー。本書は、幾度となく訪れた「皇統の危機」を乗り越え、二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた皇室と日本民族の紐帯の歴史を、「美しい虹」のごとく描き出した著者渾身の力作。日本人が守り受け継ぐ国史がここにある。
憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、三年生が不祥事を起こして一年間対外試合禁止、とばっちりを食った二年生はジュンペーら一年生の練習参加を拒否する。諦め切れないジュンペーは、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて、二年生に試合を申し込む。しかし試合に必要なメンバーが足りない!?女子との練習試合でボロ負け!?いったいどうなるの??高校バスケを舞台にした、青春スポーツ小説。
「書店に就職したいと思ってるの?」新興堂書店アルバイトの高梨愛奈は就職活動を控え、友人たちの言葉に迷いを吹っ切れないでいた。一方、駅ビルの書店の契約社員・宮崎彩加は、正社員登用の通知とともに思いがけない打診を受ける…。理子と亜紀に憧れる新たな世代の書店ガールたちが悩み抜いた末に見出した「働くことの意味」とは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第四弾。
私たち、リノベーションのことなら分かるんですけどー、と、のたまう強敵女子5人組。経営学者は彼女たちに「イノベーション」を理解させられるのか?イノベーションの本質に実例満載で迫った画期的勉強会の紙上ライブ!日本語ワープロ、宅急便、回転ずし…あの手この手で興味を引きまくる解説。
数千億円規模の事業創造型プロジェクトを多数手掛けてきたドリームインキュベータ(DI)が、「構想」から「実行」までの方法論をはじめて解説。
灼熱のインド、南国のインドネシア、砂漠のサウジアラビア、草原の国モンゴル…アジアと言っても、民族も宗教も環境も多種多様だ。本書では、「ブータン人は、実は不倫OK!?」「精霊を信じるタイ人」「ヒゲ増毛クリニックが人気のトルコ」など、本音の各国気質を徹底紹介。上下関係に厳しかったり、強い男性が理想だったり、日本では失われつつある古風な共通点が見えてくる!?
30歳前後は、多くの女性にとってのターニングポイント。その時の「考え、選択、行動」が、その後の人生の大きな分かれ目となるのです。本書では、働く女性から絶大な支持を受けるエッセイストが、30代を“最高の自分”として生きる50のヒントを紹介。「時間とお金を消費するより未来に投資する」「目の前の波にとりあえず乗ってみる」など、具体的な事例が満載です。ベストセラー、待望の文庫化!
作って楽しい・贈って喜ばれる本格アクセサリー。プロセス写真型紙付き。
ひるやすみ。あいつは、グラウンドでヒロキたちとドッジボールをする。ぼくは、きょうしつでタカシくんやショウちゃんとけしピンだ。タイプのちがうふたりの少年。その心のふれあいをえがいた、さわやかな絵本です。4〜5歳から。
持統天皇はなぜ、伊勢神宮の式年遷宮を始めたのか。徳川吉宗はなぜ日光東照宮に大軍で社参したのか。「国譲り神話」と出雲大社から発掘された巨大な柱は何を物語るのか…。「神社」から歴史を紐解いていくと、様々な真実が見えてくる。本書は、全国の有名神社に注目しつつ、日本史の謎を解き明かしたもの。ミステリー小説を読むような感覚で歴史を楽しめる贅沢な1冊である。
トヨタ式のものの見方や考え方を身につけるうえで不可欠なエピソードや、トヨタ式の歴史、導入法、「トヨタ語」について、細大もらさず集大成した一冊。「聞くより見る」「『なぜ』を五回くり返す」「ひらめきよりも根気」「課題のない報告は認めない」「ムダは進化する」-トヨタ式は単なる「モノづくりのシステム」ではない。人間の知恵への信頼と、人を育てるという考え方が入っている。
最近、お腹が鳴るほどの空腹を感じていない人は要注意。生活習慣病のリスクが高まっているのでは?白血球は、ガン細胞やばい菌を食べる役割ですが、血液中に栄養が溢れていると、これらの処理が優先され、本来の働きが鈍ってしまうのです。つまり、激増している生活習慣病は、食べ過ぎが主な原因。本書では、空腹が体にもたらすメリットを徹底解説。空腹で免疫力をUPさせよう!
「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」…。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を理系の知性と語り合う。工学博士で小説家の森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイスを考案した藤井直敬、『なめらかな社会とその敵』の著者・鈴木健、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子。「前提」を揺さぶる思考を生む四つの議論。
ハーバード・ビジネス・スクールはじめ、世界中から取材が来る「奇跡の職場」、TESSEI。その立役者である矢部氏のリーダーシップ論により深く迫るべく、TESSEI以前の知られざるエピソードも初公開する。お客様の安全を守るため、マニュアルとオペレーションが徹底された鉄道の仕事において、「さらにその先」を目指し達成するチームをいかに作ったのか?命がけの下っ端時代から駅長時代まで、鉄道マンの熱い仕事ぶりにも注目だ。