いつの世も「今どきの若者」はオトナにはよくわからないものだが、近年、そのギャップは広がるばかり。そのため職場では、若手社員にイライラ・モヤモヤ(イラモヤ)させられている人も多いはず。かといって、パワハラとなったら困るし、説教して古臭いオジサン(オバサン)と思われるのも…。そこで、若者の働き方研究家が、彼らの「脳内=ホンネ」を翻訳するとともに、職場で発生しがちなイラモヤ場面を具体的に取り上げ、その解消法を指南する。
「ネガティブ・ケイパビリティ(成果に至るまでの苦しい道のり)」のなかで、経営者は何を見つけ、事業に生かしてきたのか。「従来とは異なる視点」の身につけ方を経営学者が分析する。
「サウジアラビアの女性の人権は無視されるのに、なぜ新疆ウイグル自治区の人権問題は国際問題になるのか」「アメリカは史上最悪の借金大国なのに株価が上がるのはなぜか」「タックスヘイブンは世界中で問題になっているのに、なぜなくならないのか」。これらの疑問は、「お金」の視点から考えれば簡単にわかる。イデオロギー、宗教、民族対立なども、もとを辿ればその多くは経済紛争なのである。本書は、経済から国際情勢をみることで、ニュースではわからない世界の現実を解説するもの。世界のニュースの裏には必ず懐事情という本音が隠れているのだ。
「コロナ禍でも売れる商品は何か?」。ビジネスにおける需要予測はこれまで、商品の製造やその原料、材料の手配(調達)、それを小売店や消費者へ運ぶ物流(ロジスティクス)といった企業のサプライチェーンのトリガーとして認識されてた。だが、これからはAIを活用しながら、「人間の感覚」を掛け合わせて需要を「創造」することも可能に。そのためには、商品供給だけでなく市場に近いマーケティングや営業、さらに経営管理やファイナンス部門の担当者も需要予測の知識を持つ必要がある。本書はそうしたニーズに応える最先端スキルをわかりやすく解説する実践入門書。
データ時代に必須の能力とされる「統計学」だが、文系の人間にはハードルが高いのも事実。本書はそんな数字が苦手な人でも、「統計学的なものの見方、考え方」が身につくトレーニングブック。必要なのは簡単な四則演算レベル。楽しみながら問題を解いていくうちに、数字の裏に隠された真実を見る力が鍛えられていく!
あなたの願い事にぴったりの神様、仏様は、どちらにいらっしゃるか。全国の神社仏閣をめぐり、本当に得意な「ごりやく」とお願いの仕方を、識子さんが神仏と対話して確認してきました。願掛けに、ご神木や聖水で癒されに、いますぐ出かけたくなる本。
一番最初に読む入門書。プログラムが動くしくみから簡単なWebプログラムが書けるようになるまでをていねいに解説。
倦怠感、頭痛、思考低下、味覚、嗅覚異常…等、改善のカギを世界的権威がついに実証!最新の研究・論文から明らかになる「活性状態の水素」だけが持つ効果とは。メディアが報じていない驚愕の真実を公開!
なぜ西側の世界と相容れないのか?変わりゆく「大国」の謎を解く。
人気の進化生物学者が解説する、進化論の超入門書!
「戦わずして勝つ」「風林火山」…負けない戦略で勝ちグセをつける!勝つための五つの条件、防御こそ最大の攻撃になる、暗くなったらジャンプせよ、部下には今の状況を尋ねよ、仕事に「ハーフタイム」を設けよう…戦略的思考の基本が身につく!
明治維新で誰がもっとも得をして誰が一番損をしたのか?幕府と諸藩のヤバすぎる資金捻出法を暴く!学校では教えてくれない驚きの幕末史。
比べる、作る、意味を知っている。一生役立つ「3つの武器」を身につける。数字の中にキャラクターを探す、これだけは覚えたい4つの数字、分数は比べるための最強ツール、有効数字の計算、フェルミ推定の方法…短い時間ですぐさま答えを導き出す力。思考プロセスが劇的に変わる最強講義!
楽しいことや辛いことも、心の糧として蓄えてきた50代は、人生の中で最も楽しく輝く時期。禅が教える後悔しない豊かな生き方。
韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいいだろう。精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。
「子どもは本来『自然』に近い存在である」と考える解剖学者が、都市化が進んだ現代の子どもが幸せになる教育について、四人の識者と真摯に語り合う。医療少年院で非行少年の認知能力の低さに愕然とし、子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、小児科医の高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て、机や椅子も作る学校、自由学園の高橋和也氏。子どもと本気で向き合ってきた経験から紡ぎ出される教育論。
十六歳の北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。やがて自前の文庫を作り、売ることができる日を夢見て。ちょっと気弱で、岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、相棒となる喜多次と出逢い、親分のおかみさんなど、周りの人に助けられながら、事件や不思議なできごとを解き明かしていく物語。宮部ワールドの要となる新シリーズ、待望の文庫化。