ある消防士が出動すると、勝手に火が消えてしまう。その意外な理由とは?(「天狗さまのもとに」)、銃で撃たれた女子高生が、死の淵で恋をした男の正体は…(「死神に恋」)、夢遊病に悩む漫画家は、コインランドリーで美しい女性と出会うが(「眠れぬ夜の神様」)。現代社会に溶け込むように存在している神々と、人間達とのちょっと不思議なふれあいを描いた、切なくも心温まる連作短篇シリーズ第二弾。文庫オリジナル。
父のような医者になりたいと願う娘にぴったりの医塾が開かれることになり、おいちは希望に胸を膨らませる。そんななか、深川で謎の連続失踪事件が起きる。忽然と姿を消した四人に、共通点は見出せなかった。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができるおいちは、岡っ引の仙五朗とともにこの難事件に立ち向かう。心を寄せ合う新吉との関係も新たな局面を迎える、人気の青春「時代」ミステリー第五弾!
「不動産会社マヨイガ」の新入社員である榊は、社員寮に入居して以来、自宅でも職場でも奇妙な出来事に見舞われていた。そんな榊の前に「呪術屋」を名乗る男が現れ、「君は、呪われている」と告げてきて…。下半身のない遺体が見つかった貸し店舗や、物が次々となくなる高層マンションなど、「家」に巣食う怪異の謎を解く「呪術屋」の活躍を描いた、ホラー小説。大人気怪談シリーズ、第三弾!
今の会社で働き続ける?やりたいことをどう見つける?転職・独立する?…キャリア戦略から定年後のお金・健康への備えまで、27人の専門家による後悔しないためのモヤモヤ解消法。
祇園祭の山鉾略奪を企む、京都信奉会の船越。さらに彼は、あやかし課のエースにして、信奉会の教祖・神崎武則の実の息子である坂本塔太郎の命も狙っていた。大切な祇園祭を守るため、古賀大達あやかし課隊員は、八坂神社の祭神の力を借り、ある作戦を決行することに。そしてついに、警察の威信をかけた全面対決の火蓋が切られー。第七回京都本大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第七弾!
江戸への出稼ぎ中に行方不明になった夫を、妻と娘が探しにくる感涙必至の「おまもり」や、泥棒がおけら長屋に忍び込もうとするも思わぬ展開に巻き込まれる「しにがみ」、江戸にラクダが見世物としてくることになり、万造、松吉が一攫千金を企む「ふうぶん」、黒石藩の家老・工藤惣二郎の年の離れた妹が、鉄斎門下の武士に試合を申し込む「せいがん」といった、笑いあり涙ありの傑作四篇を収録。
豊臣秀吉の天下統一、この偉業は「二兵衛」と呼ばれた名軍師ー竹中半兵衛重治と黒田官兵衛孝高を抜きにして語れない。置かれた環境は異なり、性格も正反対であったにもかかわらず、互いの才を認め合い、相手を信頼し合って、秀吉の天下取りを補佐した半兵衛と官兵衛。二人がともに抱き続けた志、友情とはいかなるものだったのか。不世出の軍師二人の鮮烈な人生を描いた力作長編小説。
シカクが、怖い。1話5分で読める、まったく新しいホラー短編集。「開かずの金庫」を無理やり開けた強盗が見たものは…『すべてを失う夜』。恋人とケンカ別れをした青年の耳に届いた音の正体は…『コ、コ、コン』。小学校でかくれんぼをしていた少女が見つけたその部屋は…『おいでおいで』など全15話を収録。
Webアプリケーション開発の一端に触れてみたいあなた。3つのMissionをクリアしながら、データベースと連動するWebアプリケーションの仕組みと作り方を理解しよう!
夜の町ではぐれた二人の少女は、お互いを探し、夜闇を彷徨う。日本一ソフトウェアの大人気夜道探索アクションゲーム『夜廻』の第2弾『深夜廻』公式ノベライズ、待望の文庫化!
「がんが棲みにくい体」をつくるため、「制限はありつつも、食べるのが楽しみになる食事」で夫をサポートしました。病院での治療だけで治るのを待っているだけなんて不安でしかない!後悔のないようにできることから始めてください。
ロウソクの火が消えると酸素はどうなる?コーラを飲むと歯や骨が溶ける?ケーキの銀色の粒の正体は?紅茶にレモンを入れると色が変わる理由は?-人気シリーズ「面白くて眠れなくなる」の第三弾は「化学」がテーマ。身の回りのものにこんな秘密があるなんて!と驚くネタが満載です。化学の世界は不思議とドラマに満ちている!面白く読めて、教養も身に付く一冊。
大事件が明かされるスピンオフストーリー!!街外れの洋館・ジェイルハウスで恐ろしい怪物を倒すことに成功したオカルト調査クラブのレイカと、幼なじみの優助。跡形もなく消えてしまった怪物の身体があった場所に残されたのは、見たこともない不気味な虫の死骸だった。夏休み中、怪物にまつわる噂を調べ続けていたレイカだったが、思わぬ形で調査は進展を迎えー。小学上級から。
客観的に正しい歴史など存在しない。日本人が信じる「世界史」を疑え!ギリシャもローマも、常にオリエントの世界に屈服し続けた。アレキサンダー大王やローマの五賢帝は、例外にすぎない。その例外を特筆大書し、さも「常に西洋は人類の中心だった」と描いているのが、日本人が信じる「世界史」だ。誰も教えてくれなかった驚愕の講義!