サックスの巨匠ベン・ウェブスターが、65年にコペンハーゲンにおいて現地のミュージシャンと共演したスインギーな1枚。ここでは「全盛期」を思わせる深みのあるブローイングを披露。エリントン・ナンバーとスタンダード中心の選曲も親しみやすい。
50年代映画音楽を中心にしたボール・フランシス・ウェブスター作詞のヴォーカル曲をリリカルなアレンジで再起用。ヴォーカルのイメージはロウズのフルートに託し、20世紀賛歌を掲げた爽やかなプレイがミレニアム最後年を暖か〜くしてくれそうな一枚。