運動する習慣がある日本人は3人に1人もいません。残りの3分の2以上の人たちは、運動が嫌いでも、続かなくても、日常生活で効果的に体を動かす方法を知ればいいのです。11年半のブランクを経てプロテニス選手として国際大会へ出場、一気に優勝を果たしたクルム伊達公子さん。彼女の活躍を陰で支えたパーソナルトレーナーが、体を若返らせるために知っておきたい基礎教養と誰でも続けられる10の方法を説きます。
「HIVはエイズの原因ではない。米国政府と製薬企業が陰謀をはかっている」。HIV/エイズ否認主義者の奇妙な主張が、アフリカ諸国のエイズ禍を引きおこした。疑似科学と陰謀説の実態を明らかにし、否認主義に陥る心理を分析する。
DNAのメス、クリスパーの全貌とインパクトがわかる!中学生にもわかる、生命科学最前線。
女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレイに会ったとたん、強く惹かれる。彼が運命の人?グレイもアナに好意を持っているのか、彼女の行く先々に姿を見せた。ふたりは急激に近づいていくが、やがて、グレイの倒錯した秘密の顔が明らかに…。
グレイの豪邸を初めて訪れたアナに差し出された二通の契約書。それには秘密保持義務と、彼と付き合う女性が守るべき様々なルールがそれぞれ定められていた。食事、服装、エクササイズの方法から、愛の行為の信じられないような詳細まで。普通の恋人同士になることを夢見ていたアナは大きなショックを受け、悩む。それでもグレイを拒むことはできなくて…。世界的ベストセラー三部作、第一弾。
風邪やインフルエンザに似た発熱、強い疲労感や起き上がれないほどの倦怠(けんたい)感、筋肉痛が元気な人を突然襲う。慢性疲労症候群(CFS)とは何か。付録・日米診断基準。
先天的な血友病患者として生まれ、心ならずも輸入血液製剤によりHIVに感染した著者が、絶望に打ちのめされながらなお希望を失わずに撮り続けた写真と、生きる喜びを素直に綴ったエッセイ。実名を公表してエイズ患者の先頭に立ち、病める人も同じ人間として生きられるよう訴える著者の熱い思いが伝わる秀作。
世界のエイズ・アクティヴィズムの最先端を紹介し、解説する、絶好の入門書。
血友病患者のHIV感染は、まごうことなく人為的な罹患である。新たに「発見」された資料は、1983年当時、すでに厚生省が非加熱製剤の危険性を認識していたことを証明した。だが、加熱製剤導入は圧殺された。導入見送りを決定した「空白の一週間」に何が起こったのか。最新情報と膨大の資料の分析、そして患者とその家族の悲しみと憤りが、厚生省と医薬界の「犯罪」を告発する。
本書は、著者が1994年から96年までの二年間、アジア経済研究所の海外調査員として、アフリカ人口研究やアフリカ各地での経験をもとに、アフリカの人口の現状と開発にかかわる問題を紹介したもの。アフリカ諸国の人口問題の多様性、それを引き起こす種々の要因や背景などが、用語の解説や人口分析の基礎的方法、最新情報から作成された図表などを含め、一般読者に利用しやすいように編集されている。
エイズの研究と治療はいま大転換の時期にある。「不治の病」だったエイズに完全治癒の燭光が見えはじめた。何が転機となったのか。その研究成果と治療の最前線を紹介する。
最新の精神障害診断基準(DSM-IV)にもとづいた構成・各疾患・障害の背景説明、アセスメント、コミュニケーション方略を述べ、想定される看護診断を呈示。その上に立って短期・長期の看護計画・看護目標を解説。とくに、患者ー看護者間の治療関係の構築に意を注いだコミュニケーションの方略の解説と看護診断の設定は、今日の精神科看護のニーズを満たすものとなっている。HIVやAIDS患者、ホームレス、被虐待者など今日社会問題化しつつある課題についても言及。また、単に精神科看護にとどまらず、Mental Health Care(精神保健)についてもプラクティカルなガイドが示されている。
遺伝子診断、人工臓器、動物からの移植など、最先端の医療技術がもたらす極限の道徳的な問い。誰もが治療を受けられる最良の医療制度とは?臨場感あふれる必読のケーススタディ。
三代将軍・徳川家光の懐刀として小姓から老中まで昇りつめた「知恵伊豆」松平伊豆守信綱の生涯を描く長編時代小説。
バクテリアからクジラまで、どんな生命体にも素晴らしい物語がある。歩く、泳ぐ、飛ぶ、何億年にもわたって子孫を残す…最先端の分子生物学で読み解けるようになった動物、植物、昆虫、微生物の不思議な行動・生態や、進化の謎に、当代一流のナチュラリストであり、遺伝学研究の第一人者が、92のストーリーで明快に答える。