エイズが一般生活を破壊し始めたとき時代は『エイズ時代』に突入する。エイズ被害が社会、経済、文化に及び始めたアメリカから日本への最新の警告。
輸入血液製剤でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染、エイズを発症した石田吉明さん。彼のたたかいを中心に、エイズをめぐる日本の差別状況を問う注目の書。
世界中の多くの研究者によって、ガンやエイズの解明が急がれ、少しずつそのメカニズムが明らかになりつつあります。しかし現在、いまだ確かな治療法・治療薬は見つかっていません。ここに、その撲滅を願って、ガンとエイズ攻撃作戦を考えてみました。人類を病魔の鎖から解き放つ一つのヒントになればと思います。
政治的にも社会的にも自然環境的にも過酷な国で、女性に生まれることは、決して幸福とは言い難いのに、それでもたくましく、体を張って生きて、恋し、子供を産み、戦っている女たち。元女性北京特派員が凝視・直視・驚嘆・取材した「中国女」の全て。
エイズの研究と治療はいま大転換の時期にある。「不治の病」だったエイズに完全治癒の燭光が見えはじめた。何が転機となったのか。その研究成果と治療の最前線を紹介する。
告知、恋愛、家族、出産…「死の病」ではなくなったのに、増え続ける日本人HIV感染者の性愛と家族の現実。極限の恋愛が織りなす性と死と希望の物語。著者初の国内ルポルタージュ。
これまで千数百万人が命を落としたとされる新病エイズ。緩やかに進行する地球規模の「危機」としてエイズをとらえ、感染者たちと支援者たちを取材してきたジャーナリストがHIV感染の現場で起きていることをリポートする。危機と闘う人びとの姿を伝えながら訴える支援と予防への取り組み、そして希望とは。
どうして薬害エイズは世界に拡がったのか?アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、インド、日本の七か国の関係者が「真相究明」「薬害根絶」「今後の救済」の願いを掲げて交流した神戸会議の貴重なレポート。
エイズになった人をいま介護している人、家族介護者の体験をもっと知りたい人へ。「エイズと共に生きる」では、カミングアウトした患者からのメッセージを、「エイズ患者を家族で支えて」では、血縁関係の家族や配偶者、親しい友だち、恋人たちの介護の体験から書かれています。
ターミナルケアの第1人者がエイズ患者と周囲の苦闘を描く感動のヒューマン・ドキュメンタリー。
本書では、エイズ(HIV/AIDS)によって悲しい思いをしているアフリカの子どもたちのことを紹介している。