父を亡くして遺品の整理をしていたら、愛犬と一緒に家ごと異世界に転移!?しかも思い出せていないだけで、どうも僕の生まれは『こっち』らしくて…?エルフの幼馴染がいたり、失踪したはずの母親が高名な魔女だったり、驚き戸惑うこともあるけれどー目覚めたチートでどうにかなるし、愛犬も元気で可愛いし、再会した母と幼馴染も溺愛してくれる。畑を耕して料理を作って、家の周囲を開拓して。たまに出てくる強い魔物はものともせずに、のんびり気ままなスローライフを送ります!父さん、なんやかやで異世界に行っちゃったけど、こっちで上手くやれそうです。
ランチェスター公爵領での滞在が長引いているエイヴリルたち。領内の港町を訪れた際、停泊中の客船・ヴィクトリア号に、麻薬騒動で逃走中のテレーザが乗っている可能性が高いと知ったエイヴリルは、ディランに潜入捜査を提案する。ウェルカムパーティーに、ディランの甘いエスコート。初めての船旅に大興奮のエイヴリルだが、ふとしたきっかけで、船内に潜む犯罪組織に捕まってしまい…?なぜか悪女を演じる天然令嬢の勘違いシンデレラストーリー、波乱の新婚旅行(!?)から、待望の結婚式を迎える第3巻!
九歳で前世を思い出すまで「ハズレ姫」と呼ばれ虐げられてきたソフィア。カイルやクリスとともに様々な問題を乗り越え王太子となった彼女は、学園の三年生に。卒業まであと半年となったある日、級友のダグラスが突如学園に来なくなってしまう。心配したソフィアはダグラスを訪ねるが、なんとそこから王配問題に発展していきー?そして、隣国ココディアからまさかの宣戦布告!誰もが開戦を覚悟するなかソフィアは起死回生の一手を打つが、それは秘密にしていた前世にまつわるものでー。この難局を乗り越え、ソフィアは無事に戴冠式を迎えることができるのか?虐げられ王女の痛快逆転物語、堂々完結!
思春期の体と心・防犯・SEX・生命・人との境界線。気になっているけど聞きづらいこと。教えたいけどうまく説明できないこと。マンガ×イラスト×テキストですっきりわかる!
激しく動揺する社会の有様をも詩中に詠み込み、その詩は志を同じくする文人たちへと伝播していくー。文芸に取り組むことが彼らにもたらしたものは一体何か。文人という存在の意味を探る。
クリエイティブの力で逆境を突破する“非連続な思考”の技術とは?空気感の言語化。誘い文句のデザイン。東大在学中に起業、常識破りのZ世代経営者が贈る“持たざる者”のための武器!
母親の再婚により公爵令嬢となったアンナは、はまっていた乙女ゲームに転生したラッキー体質の元オタク。彼女は義兄が攻略キャラであり、自身の最推し・ロイだということを知る。片目が赤いオッドアイを持ち、「忌み子」として周囲に恐れられてきたロイの設定は、ゲームヒロインによって心を開いていくというもの。だけど、ゆくゆくは監禁や薬漬けといった壮絶な事件を引き起こし、メリーバッドエンドを迎えてしまうー。最推しを不幸にしたくないアンナは、ラッキー体質を生かしてロイをハッピーエンドに導くことを決意!それから10年、ようやく義兄との距離が縮まったけれど、アンナが18歳になった時、二人の関係が変わり始めて…?
新芥川賞作家による文学的挑戦。人類と馬との壮大な歴史を、太古から未来まで自在に全力疾走する、驚異の物語。第45回野間文芸新人賞受賞作。
顔を上げろ、胸を張れ、怯むな。闘う者たちは誓った。自らこの大乱を終わらせるーたとえこの身が滅びても。胸熱の歴史エンターテインメント。
吉本最高齢の若手芸人が綴る「なんでもやってみるもんだ」エッセイ。
ヨーロッパ基準で日本文化を判断し、そこにいかなる「美」の存在、むしろ不在を認定するか、あるいはいかなる「藝術」の発現を認知するか、それとも否認するか。その闘争の場として「日本の近代思想」における「美/藝術」は「読みなお」されねばならない。美/藝術を巡る「日本の近代思想」とは何を意味するのか。
二〇〇五年、フランス凱旋門賞ー。レース中の落雷を受けた日本人騎手・藤晩夏は異世界の「蹄鉄」に転生してしまう!一九一六年のイギリス・ロンドン郊外から大西洋をこえて、アメリカ・ケンタッキー州の牧場へ。アラブ系の少年アリーの相棒になった「蹄鉄」は、歴史的な名馬たちの成長を見守っている。SF×歴史×ミステリーをハイブリッドに融合させたサラブレッドロマンあふれる大河小説。
貨幣の増殖を自己目的とする終わりなき運動、資本主義。なぜ等価交換に見える商品流通のなかから、富裕化する階級と貧困化する階級との絶対的対立が生じるのか。この矛盾に満ちた資本主義社会の運動法則全体を、マルクスは19世紀イギリスの産業社会を素材に解明しようとした。全4巻を構想しながら、生前に刊行されたのはこの第1巻だけだった。しかしそれは独立性の高い著作として、以後の知的・政治的世界に巨大な影響を与え続けた。上巻には、「第1篇 商品と貨幣」から「第4篇 相対的剰余価値の生産」の「第12章 分業とマニュファクチュア」までを収録。全2巻。
労働者が資本への屈従を強いられるようになったのはいつからなのか。下巻には、第4篇の続きである「第13章 機械装置と大工業」から「第7篇 資本の蓄積過程」までを収める。商品と貨幣への理論的問いから始まった『資本論』は、ここで産業革命の出版点をなす機械装置の歴史的意味を問う。経済成長が貧困を増大させるー今日なおわれわれを苦しめるこの逆説の由来を、マルクスは剰余価値論と蓄積論により解明していく。資本主義が地球的包摂を進めるなか、根源的批判への手だてを得るには今も本書を紐解くほかはない。原文の躍動感を再現した翻訳で『資本論』の不朽性を開示する。