さらなる頂上を求めて。21世紀の野球がここにある。中日ドラゴンズ監督、星野仙一の野球論・監督論。
1845年夏、ヘンリー・ソローはウォールデン池のほとりに自分で家を建て、以後2年2カ月におよぶひとり暮らしを始めた。アメリカが経済原理に取りつかれ始めたその時代、彼はそんな社会のあり方に疑問をもち、人間精神の復権を目指して、社会の外側で生きることを実践した。本書『ウォールデン』は、その実証の記録である。そして人間界とはうらはらに、伸びやかで自由な野性世界の、実に魅力的な宝庫でもある。ソローの思想を忠実に訳文に反映させた、古典的名著の新訳決定版。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曽有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第1巻は、古人類の宗教的営みから始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、地中海、ヒッタイト、「創世記」までを収める。
推理ロジックは、会話などに条件が盛り込まれた文から、登場する人や事柄の関係を推理していくおもしろいパズルです。推理をするのに用いる表をマトリックスといいます。
「人生は謎に満ちてるのよ」-。永井夕子と宇野警部のカップルが謎に挑む「幽霊シリーズ」第12弾。バーの裏口で中年の男が殺された。一見、何の変哲もないありふれた事件。だが、残された若い婚約者に、死んだはずの男から電話がかかってきた…!表題作のほか「幽霊聖夜」「面影は消えず」「生命のバトン」の全四篇を収録。
泰平の世の人心を引き締めるため幕府が復活させた“鋸挽きの刑”。しかしその最初の科人となった美しい娘は、ある夜晒し場で惨殺されてしまう。抜群の嗅覚をもった同心・祖式弦一郎は、事件の裏に潜む巨悪の存在をつきとめるのだが…。この事件を皮切りに、江戸市中で起こる怪事件を陰で操る姿見えぬ敵との闘いが始まる。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第2巻は、ヴェーダの神々、ギリシア宗教、オリュンポスの神々と英雄たち、ザラスシュトラ、イスラエルの宗教、ディオニュソスの密儀までを収める。
ようこそ、食のタイムマシンへ。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソらが愛した料理を、愉快なエピソードを添えて召し上がれ!とっておきのレシピを多数収録。
のちの昭和天皇を狙ったテロリストの一発の銃弾によって警視庁を免官となった正力は、戦後、読売を部数日本一に押し上げ、日本プロ野球生みの親、民放テレビの始祖、原発のパイオニアとして華々しい復活を遂げる。だが輝かしい正力神話の裏には、決して顧みられることのなかった影武者たちの働きが常にあった。
没後半世紀を過ぎて、いよいよ輝きを増す文学者・太宰治。「二十世紀旗手」をもって任じる過剰な自意識と、その裏側にある拭いがたい劣等感を自ら見据え、関係への不安と孤独の中で苦しみぬくなかから、数々の普遍的な作品を生みだした稀有な作家の鮮烈な生涯。津軽・金木の大地主の家に生まれてから、玉川上水で情死するまでの39年を、写真、草稿、作品の一節、解説などから浮き彫りにする。1998年公開の新資料も満載、太宰のすべてに迫る。
色が教えてくれる本当の自分。イギリス生まれの「オーラ・ソーマ」に基づいた絵とメッセージのカラーセラピー。
若い諸君に伝えたいメッセージ。科学の扉をひらき技術と遊ぼう。12人の技術士が生活と密接なつながりを持つ科学や技術、自然に対する素朴な疑問に対し、具体的にわかりやすくまとめ、夢を実現する思いの伝わる集大成。
ある日、ぼくのうちに、宇宙人がやってきた。とってもへんなふたり組。それからというもの、ぼくのまわりには宇宙人がしょっちゅうあらわれるようになったんだ。みんなママのお菓子が目当てらしい。でも、ママは、宇宙人がいるなんて、これっぽっちも信じていない。じつは、宇宙人は、そこらじゅうにいるんだよ。だけどみんな、見分け方をしらないだけなんだ!ウィルとロビーと、へんてこな宇宙人たちの、とってもゆかいなものがたり。小学校低・中学年から。