子供たちの前に現れては、気まぐれにその願いをかなえる「アクマ」。いまどきの子供たちの反応はさまざまで…。
Number好評連載が一冊に。『決戦前夜』の著者初エッセイ集。すべての戦うアスリートたちに捧げる。著者が新たに書き下ろした解説文が40本!フランスW杯からシドニー・オリンピックまで。
名だたる大作家が相次いで亡くなった96年。田辺聖子「司馬サンの大阪弁」、瀬戸内寂聴「狐狸庵のこと」のほか、藤沢周平、淀川長治、田中澄江らが最晩年に残した珠玉の随筆の数々。プロ、アマを問わず、時代を映す4500篇の中から選び抜かれた、96年発表のエッセイの最高峰61篇を収録。好評のベスト・エッセイ集シリーズ第15作。
うん、そうだよね、あ、そうかも、それ、いいかもね。開いたページが、きょうの元気。うまくいかないとき、不安なとき、ちょっとツライとき、開いてください。なんだか楽しいものがいっぱいつまっています。
大手航空会社で「空の女」を夢見ていた夏川伊吹がかろうじて就職できたのは、地元の弱小ヘリ会社「ジュエルボックス・ナビゲイター」社。そこで待っていたのは地べた九割・空一割の雑用の日々だった!果たして伊吹の空への憧れはかなう日は来るのだろうか?『イカロスの誕生日』で話題を読んだ新鋭SF作家、小川一水が書くヘリコプター冒険小説、書き下ろし。
明治初期から昭和40年までの農山村の野良着を収集・分類・整理し、それらの用途と年代、材質、形態などを精査して働く庶民の創意にみちた衣服のかずかずを復元・記録しつつ、高度経済成長期以前の日本人の衣生活文化の豊かさを見直す。
「ドーハの悲劇」を乗り越えて、フランスW杯出場権を獲得したサッカー日本代表の強さはホンモノか?1990年代、世界の有名選手が結集して、興奮と狂騒を巻き起こした欧州サッカーの魅力とは?チームの戦術分析からサッカー・タウン行脚のコツまで、年間200日以上の海外取材に裏打ちされた明快&広角レポート。
現代思想に計り知れない影響を与え続けているハイデッガーの『存在と時間』。しかし、難解をもって知られるこの書を読み解くのは並大抵のことではない。本書は、綿密かつ複雑な哲学概念で構成されている『存在と時間』を、「存在への問い」というひとつの方向に向けて整理し、全83節のハイブラウな哲学論議を、学問的水準を保ちつつ、くだけた筆に乗せてその思考の筋道を解き明かす。ごく普通の言葉と経験を携えて『存在と時間』に立ち向かおうとする読者の好伴侶。『存在と時間』を初めて読む人や、これまでに挫折したことのある人も、本書によって、しかと理解できたと実感できるだろう。
なぜ泣きやまない?おっぱいが出ないよ〜!私って“いいママ”?いつになったらラクになるの?新米ママなら誰でも悩む育児のツボをギュッと押さえた、川柳仕立ての爆笑&ナットク育児BOOK!汗と笑いと涙でつづる子育てスケッチ238句。
海は「見慣れた」という言葉を許さなかった。全航程30000kmの60日間無寄港航海。渦巻く怒号と非難の中、プルトニウム輸送船「曙丸」は、ひたすら茫漠たる海洋を往くー。生きていくための知恵と勇気が湧いてくる曽野流「航海日誌」。
建築物の安全性を考えるうえで重要な部材に生ずる力を解析する能力を養うため、各種の解法や断面性能について例題を多く取り入れて、わかりやすく解説している。
わたしはフォルム・ゼロにおいて変貌を遂げ、ゼロを超え、創造へと踏み出した。-対象やイメージ、意味から解き放たれた純粋な創造行為、絵画そのものの自立性を求める「スプレマチズム絵画」を提唱、“白地の上の黒い正方形”などの作品を残した、ロシア・アヴァンギャルドを代表する画家カジミール・セヴェリーノヴィチ・マレーヴィチ。その代表的な理論的・哲学的論攷、さらに絵画以外のジャンルに触れた芸術論を、本邦初訳にて収録。
モノクロームの鉛筆画のすばらしさに感動して、ストーリーのあたたかさに二度感動して下さい。
21世紀、私たちはいかに生きるべきか…それを考える人、なかでもそれを担う若い人たちに是非読んでほしい指針の書。
テキサス州シェパーズヴィル。この町では15万人の囚人を収容する州立刑務所が唯一最大の産業だ。ある日、仮釈放寸前に脱獄、8年も逃亡していた殺人犯ヘイドリアンが帰ってきた。幼友達で矯正施設庁長官に納まっているソニーが彼の特徴を認めさせたからだ。ヘイドリアンの帰郷に動揺する住民ー監獄の町に仕掛けられた罠とは。