「Eポリティックス」とは、二〇〇〇年のアメリカ大統領選挙を機に急速に市民権を得た言葉で、選挙運動、草の根ロビー活動、政府サービスなど、インターネットを使った「政治」全般を指す。選挙資金集めとボランティア募集から始まったEポリティックスは、いまや電子投票、電子政府にまで広がり、それにともなうビジネスも熾烈を極めているが、主役はあくまでも市民である。猛烈な勢いで進化を続ける「電脳市民社会」アメリカの現在を報告する。
横尾忠則が最先端の15人と魂の会話を楽しむ。
本書は「英語で考え、英語のまま理解すべし」思想は間違いであり、我々日本人に自然なのは「英語で考えずに日本語で考える」ことを唱え、そして、「日本語で考えながら英語の運用能力を高める」ための「究極の英語学習方法」を具体的に記述している。
高級床柱に使われる杉の銘木絞り丸太。その生産に命を燃やす男たち。昭和の高度経済成長期、活気に満ちた奈良県吉野地方。美しくも厳しい自然の中で、杉づくりにかける人々が織り成す人間愛。奥床しい日本の美意識を甦らせた会心の長編。
カヌーツーリストとして日本各地の湖と“対話”しつづける著者が綴るロマンあふれる紀行文。
爆発する人生相談完結編!危険な道に賭けてみろ。
危機管理、外交、経済、政治、教育。今、日本のために必要なものは何か。対話+豊富なデータと注釈で日本を読み解くカギ満載。
J・F・ケネディーアメリカの夢。時代の暗部がこの男に群がった。マフィア、狂った富豪、強請屋に殺し屋。歪んだ欲望を抱いた男たちが、政治と犯罪の狭間で蠢くーそれぞれの栄光を夢見て。アメリカ現代史の激動を、悪党どもの悪徳の神話へ書き換える、暗黒小説の巨匠の“アンダーワールドUSA三部作”、ここに開幕。
「お分かりにならなかったり」元気だったりする入居者たち、侠気の女社長、気配りのセンム、個性豊かなヘルパーさん、そしてヒサダ家の人々…。愉快な面々が繰りひろげる「介護」をめぐる愛と笑いと涙の物語。
カント、後期ヘルダーリン、晩年期ゲーテという状況配置の中心に初期ロマン主義をとらえ、フリードリヒ・シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる「ポエジー」言語の森に、ドイツ・ロマン主義の「芸術批評」概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出す。「主観ー客観」構造を排した「絶対的形式」は可能か?言語はいかにして「同一性」を実現あるいは回復しうるのか?-従来のロマン主義理解を根底から覆す『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』に、ヘルダーリン論、カント批判論ほかを加えて、初期ベンヤミンの思想世界を呈示するとともに、シュレーゲル「ゲーテの『マイスター』について」をも併録した、文庫版新訳。
貴婦人たちのドラマティックな生涯と、心豊かなテーブル芸術を愉しむ!世界で初めての食卓芸術の本。
女性文芸誌『青鞜』に彗星のごとく登場し、わずか28歳で虐殺された伊藤野枝。因習にあらがい、人々に幸福を許さない社会とたたかい、大正時代を駆け抜けた、その仕事と生涯を、伝記作家森まゆみが選び、いきいきと蘇らせる。
本書は他の保育内容と並行して進められるように、リトミック指導の展開とカリキュラムを総合的、系統的にまとめたものである。