NPOメダカの学校の自然療法でアトピーが治った。
昨日までの世界はもうない。アダム・スミスの時代は終わった。膨大な資料と科学知識から得られた次の時代の価値観=ホロス(全体性)のすべてがわかる。
カンパネッラは、テレジオ、ブルーノらと並ぶ後期ルネサンスの代表的思想家。監禁・幽閉30年に及んだその生涯はまさに波瀾万丈、巨大な百科全書の観を呈するその思想もまた複雑で究めがたい。生気論は機械論と、占星術は天文学と、中世的自然学は近代的物理学といかに調和しうるか。『太陽の都』以外に知られるところの少ない急進的万能人の知的背景と世界観を窺ううえで、さらには「科学革命」の現場からの証言として、本書は逸することのできない一級のドキュメントである。長文解説併載、改訳決定版。
紀元66-70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第2巻は、ヨセフスが捕虜になり、ユダヤの民の不安と絶望の日々。
パーンチャーラ国の王女がパーンダヴァの五人の兄弟の共通の妻になる。パーンダヴァの名声は高く、国が繁栄したので、クル族の長子ドゥルヨーダナはこれを嫉み、叔父シャクニと謀ってユディシティラ(パーンダヴァの長兄)を賭博に招いて破り、王国と財産を奪い、生理期間中の妻を裸で引きまわして辱しめた。パーンダヴァたちは二度目の賭博にも敗れ、十二年間森で暮らし、十三年目には人に知られぬよう生活をしなければならなくなった。パーンダヴァたちはカーミヤカの森へ向けて出発した。
笙、篳篥と五線紙をひっさげて、パリーリヨンー地中海沿岸へオートルートを車とバイクですっ飛ばし、馬、猫、子供と遊び、ワインとチーズに舌鼓…。写真と文でつづる自由気ままな、やんちゃ坊主の旅日記。
本書では、保存・修復に携わる専門家の話を交えて、美術・歴史・科学といった視点から日本画の世界を広く見渡し、その魅力と本質に迫る。そしてさらに、日本画の伝統がどのようにのちの世に伝えられようとしているのか、そうした点にも丁寧に触れている。
弥勒さんが現れると、こっちの国からあっちの国へ、風が吹く。人生をいとおしむ季節に訪れるのは過去か、幻か?月の光に彩られた九つの不思議な連作短篇。
本書は、一級建築士受験に必要不可欠とする用語を厳選し、体系的にまとめ、正確にわかりやすく解説した用語集であり、かつ巻末の索引を利用していただければ、建築用語辞典としても利用できるようになっている。
代々の歌舞伎役者の家に、たった一人の男の子として生まれた少年は、プロ野球選手になりたいと思うほど野球が好きでした。少年が好きなものは、もうひとつありました。それは、お芝居の世界。両親は「役者になるように」とは一言も言いませんでしたが、幼い頃から三味線の音が好きで、踊りが好きで、劇場の楽屋が大好きでした。そんな環境で成長し、気がついたときには、歌舞伎が好きな歌舞伎役者になっていました。子ども時代の「お芝居ごっこ」が、歌舞伎の原点ーここから、歌舞伎の世界に案内してくれます。小学校高学年以上。
敗戦後、信介は恐るべき陰謀を知る。占領軍が「忌むべき過去」を断ち切るべく、日本語のローマ字化を図っているのだ。戦時下の日本人を支えたのは国家ではなく、「国のことば」ではなかったか。未曾有の危機に七人の名花・東京セブンローズが立ち向かう。国敗れて国語あり。末長く読みつがれる名編、堂々の完結。
胸にシコリがあるような気がするがひょっとして…と、乳がん不安を感じている多くの方へ。乳房を残して治療する「乳房温存療法」が増えつつあるいま、現状と未来を知ればひと安心できるはず。乳がん治療の歴史をふまえて、診断から手術、抗がん剤、ホルモン療法、放射線を用いた治療法について論じる乳がんのすべて。