狂歌の名手・曾呂利新左衛門。堺の鞘師から身を起こし、太閤・豊臣秀吉の御伽役として仕えた新左衛門が、時の権力者秀吉を口先だけで遣り込める、当意即妙の受け答え、抱腹絶倒の頓知の連続。大きい狂歌・小さい狂歌・力のある狂歌は世上に名高く、正月の吉夢とされる富士山・鷹・茄子、三者それぞれの主張は圧巻である。
どうしてこんなに愛しいの?通りのにぎわい、匂い、人々と犬たちのぬくもり。犬の瞳に吸い込まれ、記憶の引き出しが開かれていく。
あなたの夢中だった「あの子」がきっとここにいる。清く正しく美しい昭和アイドル大集合。
昨日と同じ今日。今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた。“レネゲイドー自然の摂理に逆らうもの”、そう名付けられた未知のウィルスが人をその内側から変容させてしまったのだ。超常の力を身につけた者たちはある者は迫害を受けある者は人を害した。しかし、人と超人の狭間に立ち、世界を守ろうとする者たちがいた。彼らはヒトからも、ヒトを超えた者たちからも等しくこう呼ばれた。-裏切り者ー“ダブルクロス”と。レネゲイドアクションRPGの傑作が、ここに復活。炎と氷の友“サラマンダー”、電撃の主“ブラックドッグ”、物質を変貌させる“モルフェウス”、幻惑の香り“ソラリス”、超高速の“ハヌマーン”、必殺の剛力“キュマイラ”…掲載シンドローム(キャラクタークラス相当)は11。その組合せパターンは100種類を超える。エフェクトの数は約400。パーソナリティーズはすべてイラスト付で36人。充実したデータとシステムが新たな領域へとあなたをいざなう。
「週刊文春」大好評連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」より宝石のような22篇を収録。
捨て犬・捨て猫のたまり場、通称「動物村」を救うため、一人の男が差し向けられた。男の名は松村大介・28歳・独身。抜擢理由はただ一つ、獣医師免許を持っているから。ところが彼は免許を「持っているだけ」で、実践経験はゼロ。困った松村は、獣医界のブラック・ジャックことK先生に助けを求めるのだが…ブラック・ジャックってことは無免許かいっ!果たして、このへっぽこ獣医は、1000匹もの犬と猫を救うことができるのか。
「昭和二十五年五月五日の正午。戦争を生き延びたら、必ずみんな西郷さんの銅像の下に集まろう」。それが卒業式で伊藤先生と交わした“男の約束”だった…。佐々成政の血を引く硬派の厳しい父と、武家ながら風流な母に育てられた昭和一桁生れの著者が、艱難辛苦の戦時少年時代と昭和初期の東京の風物詩を描く。
二十代で夭逝した天才歌人石川啄木と同郷の先輩で親友、言語学者として大成した著者は、啄木の才能を惜しんで、時に生活を共にし、陰に陽に物心両面で彼を支えた。後年、折にふれて綴った啄木追慕の文章は、人間啄木の素顔を活写し、『定本 石川啄木』として本に纏まった。本書は、『定本 石川啄木』に「啄木の追憶」「啄木の終焉」など五編を増補し、新たに編集したものである。
ドゥルヨーダナは、ドローナを軍司令官にした。ドローナの指示により、特攻隊がアルジュナを攻撃して、戦列から引き離した。アルジュナがいないので、その息子のアビマニユが敵陣を破って勇敢に戦ったが、クル軍の勇士たちに取り囲まれ、ジャヤドラタに殺される。アルジュナは息子の復讐をしようと、敵陣深く攻め込み、シャヤドラタの首をはねた。クリシュナは、カルナがインドラから得た必殺の槍をアルジュナと戦う前に使わせてしまおうと企て、ガトーカチャに挑戦させる。「アシュヴァッターマンが殺された」との奇計により、息子の死を信じ、意気消沈したドローナはドリシタデュムナに殺される。
市民講座の文章教室に通う中高年が増えている。だが、いざ「作品」を読んでみると、なんと退屈きわまりないことか。りっぱなこと、えらそうなことを書こうとするからだ。自分にしか書けない“創造的な文章”はどうすれば書けるのだろうか?長年蓄えた知識や肩書はいったん捨てて、キラッと光る、一回限りの表現をめざしてみよう。それは、自分の後半生の新しい姿を模索することでもあるのだから。一読三嘆!いまだかつて無かったフリースタイル文章術。書くことのよろこびを通して、“私”をとりもどす。中高年のスゴイ作品満載。
自然、生命の賛歌、人の道の訓戒など多岐に渡り紡いだ言葉を、慈悲深い声で語りかける想いのこもったメッセージ。
罪なき他国民を拉致し、三百万もの自国民を餓死させた独裁者、金正日。彼はなぜ、超大国アメリカを敵に回してまで核開発に固執するのかー危機を演出して国内の惨状から民衆の目をそらし、瀬戸際の恫喝で日米韓を手玉にとるその政治手法を暴いた上で、日朝首脳会談・平壌宣言以降の動向を分析、安易に北と妥協することに警鐘を鳴らす。少年時代から朝鮮の人々と友情を育み、日朝両国の将来を真剣に思うからこそ発することができるメッセージ。
長野県佐久市の人気パーソナリティが書き、涙と笑いを誘ったポケット版闘病記を大反響に応え、待望の単行本化。明るく前向きなキャラクターと“ガンバリマスク”で病院関係者や見舞い客を笑わせながら過ごした闘病の日々。そこから学んだこと、今振り返って思うこと…などを率直につづったエッセイ。
2002ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ、映画『わたしのグランパ』ヒロイン、J-PHONE CM etc.デビュー直前からの彼女を追った、注目美少女のフレッシュ・ドキュメント。