日本における英語など第2言語を習得する際、学習者は、性別、年齢、第1言語の別を越えて、驚くほど似かよった文法上の誤りを犯します。これは、「第2言語習得」のプロセスが、ある種普遍的特性を持っていることを逆説的に暗示しているにほかなりません。本書は「学習者の頭の中で起こっていること」を理解した上で、効果的で効率よく「英語」を学び、教えるために、言語習得のメカニズムを平易に説き明かします。発売以来、世界各国でベストセラーの地位を維持し続けているユニークな一冊。
テレビ、雑誌で大反響!各界著名人がこぞって実践する今、超話題の健康法を紹介。元首相も体験した石原式断食保養所も初公開。
日本海をのぞむ、みちのくの城下町、松ヶ岡。歴代藩主の菩提寺にある竹林にひっそりと暮らす鬼悠市は浮き組の足軽。鬼が作る竹の鳥篭は藩への献上品であり、遠く江戸、上方まで松ヶ岡藩の名物として珍重されている。しかし、奥山流の遣い手でもある鬼には隠された役目があった。奏者番加納正右衛門から下された密命とはー。
長身でハンサム、洗練された会話で女性を魅了し続ける相原信広。資産家の娘との恵まれた結婚生活を捨て、忽然と姿を消したのは何故なのか。スナックのママ、かつての見合い相手、大学の同級生…12人の女が語る、矛盾に満ちた信広の姿。真実の彼はどこにいるのか。人の心の無限の闇を見つめる長篇小説。
「あたし、アリソンです」。無邪気な笑顔で現れた新しい借家人は、40歳で一人暮らしの私にとって、たちまち家族同然の存在になった。そう、今思えば相手の言葉を信用しすぎた。なぜ様々な不審な出来事、警告のささやきを無視してしまったのか…。衝撃の結末のあとにじわじわと哀しみが広がるサスペンスの女王、会心の最新作。
ユダヤ系でありながら熱烈な愛国者にしてゲオルゲ派。迫害と亡命。二十世紀の矛盾そのものを生きたかのような著者の法外な学殖と情熱は、王権表象の冷徹な解剖に向けられた。王は死んでも王位や王冠、王朝は存続する。その自然的身体とは独立して存在するように見える王の政治的身体は、いかにして産出されたのか。王権の政治神学的・象徴的基盤は西欧の歴史の中で、どのように編制されたのか。本書には、問題提起とシェイクスピア『リチャード二世』論に始まり、キリスト論との類比、法学的思考の浸透とその影響、王を神秘体の頭と捉える政体有機体説に説き及ぶ、第五章までを収録する。全二巻。
今、都市計画システムは大きな流動期を迎えている。大正から昭和初期を日本の都市計画の創成期、昭和40年代を確立・充実期とすれば、平成10年代は流動・再編期と捉えられる。その方向性を示すキーワードは「権限の分散=分権」である。中央官庁から地方自治体へ、自治体(公)から地域・企業(民)へ。この大きなうねりを望ましい地域空間形成に結び付けられるか否かは、自治体及び地域社会のまちづくり・地域づくりに対する情熱と力量に懸かっている。日本都市計画家協会は2001年のNPO法人化を機に、「情熱はあるが専門家やノウハウが不足がち」という自治体や地域に対する“助っ人集団”を目指して、本格的に活動を展開している。本書は、そうした活動の一環として会員自身の企画によって刊行されたもので、2000年の都市計画法改正で様相を一変させた線引き・開発許可制度について、現下の都市に生じている問題を見据えつつ、その活用可能性を展望している。「本書を読まずして線引きを語るなかれ」といってはやや言いすぎだが、実務者必見の書である。
巻頭特集・新事実発見「7ファイル」発掘!日本史の舞台裏。同時代の大小さまざまな出来事も新聞形式でみるみるわかる。
街づくりの基本にある法律をわかりやすく解説。
電子カルテ導入を考慮している施設には絶対おすすめ。電子カルテが稼働していない病院でも、すぐに役立つ普遍性。階層化された観察プラン(OP)は今までにない画期的な内容。看護診断ラベルはNANDA2001-2002に基づく。
やさしくわかる!検査のすべてと気がかりな結果の改善法。
本書は、毎日の暮らしを豊かにするための陶芸書です。庭の葉を陶器にうつしたり、小さな花器を気楽に作って窓辺に飾ったり、ユニークな時計を友だちにプレゼントしたり…。手作りの作品と一緒に、暮らしを素敵に楽しんでみませんか。
「目の見えないことを忘れさせてくれただけではなく、一人の人間としての自由を与えてくれた」秋の北海道へ、歌舞伎座へ…ふたりで旅した楽しい思い出の数々。盲導犬フロックスとの12年間にわたるパートナーシップを描き、全国に盲導犬の役割とその素晴らしさを知らしめた記念碑的作品に、三篇のエッセイを加筆した新版。
王者の恍惚、挑戦者の孤独、再起する者たちの激情、天折者の曳く長い影ー。1980年4月の創刊以来、あまたの傑作ノンフィクションを生み出した「ナンバー」の歴史を凝縮。佐瀬稔「沈む少年」、高山文彦「汝自身の神」、渡瀬夏彦「蛹」、中田潤「ラストラウンド」など、珠玉の10篇と、特別対談・後藤正治×沢木耕太郎「スポーツを書くということ」を収録する。
ボブ・サップもびっくり!?シアトルにいたもう一頭の野獣!それもメス!それもジャパニーズ!アメリカ男を尻に敷き、日本を大きくはみだし大暴れ!開けてびっくり!読んですっきり!どこにいようが、凹みやしない。つよくあかるくたくましく生きる元広告ウーマンの暴文、暴筆、スーパーエンターテインメントエッセイだ。