映画版『スターゲイト』の1年後から始まる物語をVFX満載で描いたSFドラマ・シリーズ。異星間移動装置スターゲイトを使い、精鋭チームSG-1が宇宙での交流を図りながら凶悪エイリアンたちと戦いを繰り広げる。
なぜ「昭和の風景」がわれわれをひきつけるのか。街が変わり、ひとが変わり、時代が変わる。昭和とはどんな時代だったのか。「週刊文春」好評連載エッセイ最新刊。
食事や食べ物を口にする際のマナーを、あらゆるシチュエーションを想定してやさしく解説しました。基本のマナーから現代風のエチケット、そして美しく見せるためのちょっとしたポイントなど、洗練された大人の女性の魅力を引き出すヒントがいっぱい。
フーコーの提起からアガンベンやエスポジトの議論まで、「生政治」の閾を「芸術」の側面から鮮やかに照射する。私たちを取り巻く問題圏をその近代的な根源にまで遡る。
芭蕉と支考が師弟として過ごしたのはわずかに4、5年。だが、芭蕉が俳聖と崇められた背景には、蕉門十哲の一人、各務支考の果たした大きな役割がある。都市中心に蕉風を広めた其角と対照的に、支考は蕉風を全国津々浦々に広めていった。「古池や蛙飛び込む水の音」をいち早く蕉風開眼の句としたのも論客支考の説であった。「俳魔」と不当に貶められた支考の芭蕉の神格化へとつながる尽力と多大な功績を描き出す。
ブルース・アルバムとなったゲイリー・ムーアの2年ぶりのアルバム。内容は新曲とカヴァー曲、『スティル・ガット・ザ・ブルース』に収録された曲のリメイクという内容になっており、ゲイリーらしい野太いトーンによる熱いブルース・ナンバーが楽しめる。
この本は、最近急増している子どもが被害者となる犯罪の情報をもとに、親子が一緒になって遊びながら危険が隠れている場所や状況を教えるとともに、保護者や先生が子どもに対して、各種の危険に関する情報やその危険を回避するためのアドバイスをまとめたものです。しかし、子どもたちのまわりに隠れている危険は、その状況や相手によって異なるだけでなく、昨今は、私たちが想像できなかった形で子どもが被害者となる犯罪が発生しているように、本書で紹介している内容だけで100%対応できるとは言い切れません。しかしながら、本書で紹介している内容をもとに、子どもたちと防犯について話し合うなどの行動を日常化することによって、多くの危険から身を守る確率が高くなるものと思われますので、家庭や学校(小学校・幼稚園・保育園・塾)、自治会などの防犯活動の一助としてご活用ください。
精神の病態を一時的な疾患としてではなく人生全体の示す歴史的な歩みとして位置づけ、独自の思想を重ねてきた著者の代表的論考のかずかず。自己と他者の「あいだ」の病態として捉えられてきた分裂病を、「時間」の病態として、現象学的な思索を展開する。とりわけ鬱病者の“あとのまつり”的体制に対し、分裂病者が“前夜祭”的な時間体制をもつという新しい構図は世界的に大きな波紋を広げた。他者や世界との「あいだ」、自己自身との「あいだ」の歴史性における患者の生のあり方を追究した本書は、精神病理学と哲学を自由に横断する独創的な学問的達成であるといえよう。
第1巻「狂気・理性」では、西欧の理性がいかに狂気を切りわけてきたかという最初期の問題系に焦点をあて、『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』に結実した“心理学者”としての顔に迫る。処女論文「ビンスワンガー『夢と実存』への序論」、「『狂気の歴史』初版への序」の他、最初の日本訪問時における講演・鼎談などを収録。
小学生の娘と羽根つきをした微笑ましいエピソードに続けて、「私の羽根でないものは、打たない」、私の感情に切実にふれることだけを書いていく、と瑞々しい文学への初心を明かす表題作を始め暮らしと文学をテーマに綴られた九十篇。多摩丘陵の“山の上”に移り住んだ四十歳を挟んだ数年、充実期の作家が深い洞察力と温雅なユーモアをもって醸す人生の喜び。名作『夕べの雲』と表裏をなす第一随筆集。