田中はピアノ演奏を断念せざるを得なくなった後も、後進の育成に多大な功績を残したが、それもピアニストとして有能であったからこそ。今聴いても颯爽とした感性と表現力には非凡さを痛感。思わず引き込まれるドビュッシー演奏など現代でも滅多に聴けまい。
恵美子はナポリ滞在中に風変わりな男を紹介された。舞台美術家・ドニ鈴木。250年前のオペラ歌手の生れ変りと称するドニは、妖しく強烈な精気を放っていた。彼の妄言を受け流そうとするも、その魔力に翻弄されてしまう恵美子。やがて恵美子の恋人をも巻き込んだ三角関係は性も時空も超えた官能へと発展する。
人間は罪をつくり続ける、その魂は汚れ続ける。いったい、誰がそれを救うのかー時代小説を通して、人間が普遍的に持つ罪と罰、愛と誠…根源的なテーマに肉薄する。
今田耕司、東野幸治、千原兄弟ら吉本興業の芸人たちが司会を務めるテレビ東京系の深夜バラエティ。多くのお笑いタレントやグラビア・アイドルをゲストに迎え、さまざまな切り口のおバカなネタに挑戦していく。
早合点が巻き起こすハプニング続出の一人散策!異国って不安ー英語もまったくだめーそんな花子さんは無事にホテルへ帰ってこられるかな。
女性としては数少ない、レゲエ、ヒップホップ、ラップ界で活躍していた彼女が1年ぶりに活動を再開した記念的な、本人セレクトによるベスト・アルバム。インタビューと復活ライヴの、DVD付き。これまでの集大成と、これから先への道標的な作品。
警察官たちの意外な素顔から、秘密裏に活動する公安警察の実態、取調べ、尾行、張り込みといった捜査の裏側、犯罪者達との体を張った格闘現場の実態、事件の裏の泣ける、笑える人間ドラマまで仰天エピソード満載。
季語は、美しい日本の自然と豊かなこころが育んできたことばです。まだ肌寒い春の訪れから春たけなわになり、やがて美しい季節を惜しみつつ夏に近づくーこの季節の推移の中で、さまざまな春の事物とともに句を詠む、そのための歳時記です。冴え返る・暖か・長閑・風光る・鳥曇・春の海・春泥・雛祭・花見・囀・桜貝・梅・花…古典の伝統を受け継ぎながら新たな世界を切り開いていく、芳潤な季語の世界をお楽しみください。
蝉の鳴き声とともに聞いた玉音放送、テレビの前に釘づけになった東京五輪、当時のあなたは、どこで何をしていましたか?誕生から現在に至るまで、人生をありのままに記録する。それが「自分史」です。本書は、歴史年表と資料・写真を参考にして眠っていた記憶を呼び起こし、思い出を書き込んでいく構成になっています。自分自身を再発見し、今日を、明日をより良いものにするために「自分史」を書いてみましょう。
俳人・尾崎放哉の落ちこぼれ人生。孤独と漂泊を生きる。
犬のことを知らない人でもその性格までもがわかるような犬の写真を数多く載せています。これから犬と暮らしたいと思っている人にもかならず役立つ犬種図鑑です。