党内派閥は「合従連衡」、六カ国協議は「一衣帯水」、京都の老舗は「創業守成」、株式市場は「波瀾万丈」、貴様と俺とは「刎頚之交」、銀座のバーなら「傾国傾城」、家へ帰れば「偕老同穴」、晩酌さかなは「鱸膾蓴羹」、休暇はハワイの「白砂青松」、温暖化で世界は「一蓮托生」。1語1ページで366熟語を収録。手軽に読める四字熟語の決定版。
記憶の想起を困難にし、経験の在りようを根底から変えるほどの破壊。区別という概念を無効にする絶対性の侵蝕。言葉のうちにいやおうなく刻まれた無数の傷痕…。二十世紀が直面した光景とはそのようなものであった。この未曾有の苦難は、アーレント、シュミット、ツェランら、知識人たちの応答にいかなる形姿をもたらしたのであろうか。本書は、“赤裸々なリアリティとの恐るべき衝突”によって作動した彼らの思考経験を跡づけると同時に、われわれに残された可能性を照らし出す、省察の結晶である。文庫化にあたり、新たに三篇を増補。
希望に満ちて迎える新たな年。一年の初めは人も物も、どことなく改まり、気持ちのよい緊張感が漂います。いつも忙しく過ごしている人も元旦はのんびりと年酒を酌み、賀状を読むことでしょう。いつもの雀も初雀と言われ、雨や雪も、正月の淑気の中では御降りと言われます。三が日が過ぎると仕事始めの職場も多くなりますが、七種粥や左義長など、正月行事は続きます。新たな一句で新たな年を豊かに始めるための必備の一冊。
100項目に厳選し、それぞれを全て見開きに構成。“突破のポイント”や執筆者による合格への自己判定などを収録。
自然と相手に好印象を与えるにはコツがある。「美しい響きの言葉」「心配りのある言葉」を上手に使いこなすテクニック。
’07年11月刊行の『ミシュランガイド東京2008』により、世界基準でいきなり191個の星が輝く美食都市となった東京。そこへ長年にわたって優秀な人材を送りつづけてきた辻調理師専門学校。その校長である辻芳樹が3年をかけて世界のトップシェフ6人を徹底取材、美食を生む現場の秘密がついに明かされる。
「運命の人」との出会い、陰湿ないじめ、かけがえのない友情-。感涙の純愛物語の扉が開く。
2ndに続き全米初登場1位を記録した3rdアルバム(99年作)。すでにバンドの存在自体が社会現象化していた彼らが、そのメッセージの持つ影響力の大きさを改めて印象づけた大ヒット作。
昭和の大作家・大佛次郎が心血を注いだ“鞍馬天狗”。その記念すべきシリーズ第一作「鬼面の老女」をはじめとする初期短篇と、円熟の筆による「雪の雲母坂」を収録。