いつも楽しいことばかりじゃない。悲しみ、苦しみ、泣き、悩みながら生きているきみに笑顔が訪れますように。一人で悩まないで!一緒に手をつなごう。
著者は英国で聖書学、クリスチャン・カウンセリング、牧会学、ユダヤ教とキリスト教関係論を学び、ケンブリッジの神学校CJCRで修士号を取得。「神の国」について独自の説を提唱し、今、聖書に新たな光を当てる。
どんぐりやまのもりのどんちゃんとぐりちゃん。ふたりはとってもなかよし。きょうもげんきにあそんでいました。すると…。
劉備・曹操・孫権など、三国志を演出した英雄たちの素顔と、その権謀術数をエピソードでつづる。
昭和十八年春、戦局の厳しさが愈愈容易ならざる時を迎え、武道以外を事実上認めない文部省によって東京六大学リーグ戦が禁止された。学徒出陣を目前に、早稲田・慶応両校の野球部員たちは、今一度早慶戦を開催したいと奔走し、ついに十月十六日、戸塚球場で戦争中最後の早慶戦が行なわれた…。感動の青春小説ついに文庫化。
定年後にしたい趣味のトップ10に必ず登場するのが陶芸。思い立ったらまずは近所の陶芸教室に通うのがセオリーだろう。サラリーマンの著者も同じ道を辿ったのだが、見事にはまった。そして自宅に窯を設置、ついには仕事の合間の時間で、陶芸界の最高峰「日本伝統工芸展」に入選してしまった。具体的なノウハウも満載、陶芸を志す人々には必携の書。
開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第7巻は、1931年の満洲事変から1937年の南京攻略の時代。内に東北農村の大凶作、権力による苛烈な弾圧、昭和維新の嵐。外に満州国の建設、抗日の激流。社会は不安と退廃に澱んでいた。その矛盾がついに大陸に噴出し、アジア解法の大義のもと、日中戦争が始まる。異常な時代の日本人の思想と行動。
明治17年、甲申政変と呼ばれる開化派のクーデターは失敗した。背後で開化派を動かした日本政府の対朝鮮政策はこのあと大きく変化し、日清戦争につながっていく。本書は、彼らを支援した福沢諭吉ら日本人の朝鮮観や日朝双方の国民感情のあり方に焦点を当て、反日・反韓(反朝鮮)・反中国感情を考え直す契機を提供する。
強烈な個性と独自の作風を誇る、二人の代表的女性作家、宇野千代と中里恒子の間で交わされた八十通の書簡。一九七四年十二月より翌年十月までの長きにわたり、二人は互いの作品評から文学論、さらには生活スタイルの細部まで語り合い、発表当時、大きな評判を呼ぶこととなった。ひかえめな筆致の背後にある、二つの個性のお互いに譲らぬスリリングな対話から、女性と文学の真髄を知る貴重な一書。
40歳で失明、1日3キロ、1年300日、白杖ついて、京都の街をてくてく歩く。
人として恥ずかしくない生き方を志し、ゆるぎない指針を持ってひたすら貫き続ける。混迷の時代の今、もっとも求められる人生の契機ともなる教えを、優しい言葉と慈愛に満ちたまなざしで語りかけてくれる。あなたの心の本棚にぜひ…きっと何かが変わるはず。人としての生き方を改めて問う。
ヤクザの親分に教わった喧嘩の極意とか、日本人の背広とシャツはなぜ地味なのかの考察など、自由自在な発想で精神を解放する、極上のエッセイ集。