男性優位の主流政治学が見落としてきたものとはなにか。叛骨の精神が組み込まれたジェンダー概念を用い、リベラリズムとデモクラシーに内在する不平等を解き明かす。
変わりゆく女性の生き方から、夫婦と親子の未来を読み解く。『結婚と家族に関する国際比較調査(JGGS)』の大規模パネルデータを基に、進学、就業から結婚、出産、育児、そして介護まで広範なライフステージに焦点を当て、日本社会の変容と少子化の深因を描き出す。
生まれもった性同一性は、永遠に私たちを「ジェンダーの戦争」に駆り出しつづけるのだろうか?フロイトの女性論とその批判を俯瞰した、精神分析からの応答。
「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。本書はその実態に、戦後の保守運動史、現代フェミニズム理論、保守派の言説分析、保守団体へのフィールドワークという四つの視点から迫ってゆく。女性による保守運動に内在するアンビバレンスを明らかにし、ジェンダー論にも新たな視角をもたらす社会学研究の力作。
「総力戦」が強調された戦時期における女性労務動員の展開は、グローバル経済下で競争力の維持を目指す現代日本の労働政策と相通ずる点があるのではないだろうか。赤松常子は敗戦直後に「日本女性の戦ひはこれからである」と残した。現代を生き抜くために今知っておきたい戦時期日本の働く女たちの姿がここにある。「第49回赤松賞」を受賞した著者が、戦時期の女性労務動員についての歴史的・実証的研究から、現代にも通じる女性労働者の稼得労働と妊娠、出産、育児に関する課題を照射する。
ピアノにジョン・ディ・マルティーノを迎えた人気シリーズ、ジェントル・バラッズ、待望の第6弾をアナログ化!
ピアノにジョン・ディ・マルティーノを迎えた人気シリーズ、ジェントル・バラッズ、待望の第6弾!
“ ソー・イン・ラブ“ 、“ セイ・イット“ 、“ ハッシャバイ“ 等ワン・ホーン・テナー・サックスによる感動のジャズ・バラードの極致!
人種資本主義(レイシャル・キャピタリズム)とは何か。かくも魅惑的な資本主義は、人種差別の上に構築されていたージェンダーとエコロジーの視座を取り入れながらブラック・マルクシズムを深化させ、現代の世界システムを分析する上で不可欠の概念「レイシャル・キャピタリズム」の輪郭を浮かび上がらせる、待望の書。
手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究。人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
<VENUS MASTERPIECE LP COLLECTIONS - 7>
ヴィーナスレコード の傑作アルバム ・二ユー・カッテングによる180g重量盤、待望の再プレス。
さらに進化(深化)しているエリックのジェントル・バラッド・シリーズ第4弾!
エリックの深いエモーションのテナー・サックスがディープなブルー・フィーリングを湛えて、聴く者を魅了する感動作。