ジェンダー、感情、遺伝子情報にいたるまで、あらゆるものが象徴資本として流通する現代。ブルデュー、フーコー、ドゥルーズ、アガンベンらを手がかりに、日常における権力の実態に迫る。
若返り、ジェンダー、愛情…欲望を支配するホルモンの謎を追い求めた研究者たちの苦悩と栄光。
関係者へのインタビューを軸に、不可視化されてきた現場の実態に迫る。テレビ局との序列構造、視聴率至上主義、「工場」と化す制作の現場、そのなかで「やりがい」を追求する制作者たち…浮かび上がる放送の現在と課題。
“資本”は個々の固有の力である。そして、「資本はシニフィアン」である。経済資本だけが資本ではない。現在世界の経済・政治の根源には「性的資本」の作用がある。資本の初源的な作用である「性的資本」を、享楽/剰余享楽から問い返し、賃金や商品を欲望する現在社会の本源的な構造を明証化して労働・性別化・剰余価値を根本から問う。セクシュアリティからのセックスの離床、ジェンダーからのセックスの離床が、欲望の主体化=従体化と経済セックスの産業的ジェンダー体制を構成している。「性的資本」「エロス的資本」の諸相を明らかにして、性経済、性権力、性言説を考え直し、自己性の自分技術の可能条件を探る手がかりを見出し、さまざまな“性的なもの”をめぐる事象を本質から考えるツールが示される。マルクス=ラカンの理論からラディカルなフェミニズム理論の成果を検証。多彩な資本世界の解明がここから初まる。
ジェンダー、人種、死…歌と自己が混じりあい、音楽は啓示となる。英国を代表するテノール歌手が、30年にわたる演奏経験をもとに綴るアイデンティティをめぐる省察。音楽の「隠された歴史」にせまる!
007シリーズ第4弾。更にスケールアップしてボンドが帰ってきた!
【STORY】
原爆を搭載したNATOのジェット機が世界的犯罪組織“スペクター”に奪われた。原爆奪還の指令を受けて、ボンドはジェット機が消えたバハマへと飛ぶ。そこで出会ったのは美しい愛人を従えた謎の大富豪ラルゴだった……。
007シリーズ第4弾。核を積んだ戦闘機が行方不明になった。その在処を確かめるべく、ボンドはバハマへ飛ぶ。そこで出会ったのは美しい愛人を従えた謎の大富豪“ラルゴ”だった。トム・ジョーンズの主題歌も話題となった一作。
お互いに埋められない心の溝を抱えるティーンエイジャーのエリックとミリイ。このふたりが心を触れ合わせる様子を優しく描いた秀作。知らぬ間になくしていた感情を思い出せそう。