ジェンダーの視点による初の国際関係論。大国、男性中心の歪んだジェンダー関係の中で作り上げられてきた「国際関係論」を根本的に問いなおす。国際家族計画連盟(IPPF:国際非政府組織)と国際労働機関(ILO:政府間国際組織)の歴史を検証し、国際的なジェンダー関係の未来を呈示。
本書は構造的アプローチの1つの到達点を画するものである。1960年代から80年代初めにかけてのイギリス社会・経済のリストラクチャリングを、空間的分業の変革として概念的に把握するように試みると同時に、不均等発展、社会経済空間や場所の概念化を通して、「空間の社会化」「社会的諸関係の空間化」をめぐる論点への1つのアプローチを提示した。
あなたは、将来どんな仕事をしたいと思っていますか?本巻では、「女性用の仕事」「男性用の仕事」という区別はないということを述べました。男女とも、自由に職業を選ぶことができる力をつけてほしいのです。今までは、女の人は家庭を守り、男の人は家族を養うことがよいと思われていました。しかし、世界中の国々で、それはおかしいと思う人が増えています。あなたも性にとらわれず、自由に自分の人生を描いてください。本当に自分に合う仕事が見つかるといいですね。
国によってジェンダーの問題は違うの?インタビュー形式でさぐる。小・中学生向き。
資料・用語解説から授業実践まで、調べ学習と活用のための手引き。小・中学生向き。
21世紀-歴史像のパラダイム転換を迫る!ジェンダー、それは肉体的差異に意味を付与する知。
性同一性障害、セックス依存症、ピルの解禁、勃起障害など、性をテーマに近年の動きを収めた論文集。日本で最初の性別再適合手術を行なった医師らによる鼎談も収録した本書は、性とこころのかかわり、およびその多彩なありようを知るための必読書である。
ジェンダー二元論の規範の中で、“女”や“男”の身体はどのように生き、抵抗してきただろうか。生物学的宿命論もバトラー流の幻想論も拒否して“女”の身体にこだわる。
ジェンダー(社会的性差)問題を、肩肘はらない噺『山下さんちの物語シリーズ』に仕立て、女性として初の真打となった著者が、その痛快でユーモアに満ちた人生を語る。
アフリカ西岸で奴隷貿易船の巡視任務に就いていたアダム・ボライソーは、急遽地中海に赴いた。いまだフランスの強い影響下にあり英国の通商路を脅かすアルジェの太守を討つべく、集結中の英国艦隊に合流するためだった。故リチャードと因縁浅からぬ太守は、アダムには願ってもない敵手といえた。やがて艦隊は、敵の牙城に総攻撃をかけるが…リチャードの遺志を継ぐ若きヒーローの縦横無尽の活躍を描くシリーズ第26巻。
強い・弱い、いじめる・いじめられるという関係をこえて、友だちとつながりあえる道があるはず。幼児・低学年向き。
デパート、スーパーで働く女性たち。女性労働の特殊性を過度に強調したり、不利を告発したりする「ジェンダー・ステレオタイプ」の分析を斥け、今日的状況にふさわしい労働組織変革の方途を探る。
企業改革は女性のキャリアアップから。自分でできるキャリアワークシート付き。