女性社員に期待する企業、整えられる制度、変わる環境、そして戸惑う男たち…。今、ビジネスシーンの現実をふまえ、いかなる未来像を目指すべきなのか。定評ある研究集団が、“21世紀型組織づくり”の基本コンセプトを、鮮やかに提示する。
軍拡競争・低開発・人権侵害・環境破壊など戦後国際社会のグローバルな危機の諸相を明らかにすると同時に、人類的利益を促進する理論的枠組みと実践課題を提示し世界秩序パラダイムの再構築(転換と創造)を試みる。
長時間労働、過労死、社畜、経済摩擦…。繰り返し指摘されてきた、日本の企業中心社会が作り出す歪み。だが、従来の議論ではある問題がー女性と男性が直面する〈現実〉の違いがー忘れられてはいなかっただろうか。「ジェンダー(性別)関係」をキーワードに、あらたな角度から現代日本の構造と動態をとらえる刺激的な試み。
世界の男女平等趨勢に照らして、不公正と言うべき日本の労働・生活・政策のジェンダー・バイアス。日独比較を通して変革のために何が必要かを説く。
本書は、「エネルギーと公害総覧」の第1、2、3巻(1978年6月刊)、第4、5巻(1983年12月刊)および第6、7、8巻(1989年6月刊)の続編として編集した。このうち第1、2、4、6巻は週刊「エネルギーと環境(公害)」の縮刷保存版(各5年間分ずつ)であり、また第7、8巻については、別タイトルを〔検証=エネルギーと地球異変〕として前回世に問うた2巻セットの書である。今回5年ぶりに発刊した本書は、第9、10、11巻を1セットにしており、9巻は前回から5年間発行分の「エネルギーと環境」の縮刷版、そして10、11巻は総タイトルを「環境・経済・エネルギーのデータ読本」とした二部構成からなっている。
本書は、ジェンダーを「男性」「女性」という二項対立の構造および/または、その関係性としてとらえ、各々の論考をすすめている。その理由は、人間のありようや社会現象を理解しようとする際に、近代の学問が、あまりにも「ジェンダー無視」であったことを反省し、批判し、その上で新たな分析手法を構築しようとする姿勢に充ちているからであるといえるだろう。
世界中で職場での従属的地位に異議申したてする女たち。浮かびあがる女性労働の国際的普編性。
あなたも地球救出作戦に参加してください。世界75か国から1万人の子どもたちが参加して、この本を作りました。地球と人類を救うのはわたしたち子どもです。
国家や生業をこえて海の民と農の民が交流する。日本とアジアを歩くなかから見えてきた地先の海と森をつなぐ永続的な発展と豊かさ。急逝した故鶴見良行の遺稿を収録。
映画と文学からのアプローチ。アメリカの現在の文化情勢を文学的な立場から概観する。たんなる文学研究から文化研究へと視野を広げることで、多元文化主義にもとづく「アメリカの近代」の姿が、その矛盾とともに浮かび上がる。