AI、ゲノムと生命倫理、ヒトクローン、ジェンダー、寿命、人間らしさetc.20年後の将来ビジョンを養成する。慶應SFC教授の人気講座。
「声」を担ってきたアナウンサーたちは、「アナウンサーらしさとはなにか」、「なぜ女はアシスタントなのか」、「メディアの送り手は何をなすべきか」などの問題とどう向き合ってきたか。アナウンサーを生きる、彼女(彼)らのライフストーリーやインタビュー調査を通じて、更には、元フリーアナウンサーである著者が長年アシスタントをつとめたラジオ番組の事例から考える。
女性やLGBTの写真家、現代アート作家はいかに社会と対し、表現してきたかを探るテキスト・決定版。
ジェンダー平等を進めた思想、事業、大衆小説…先駆者たち平塚らいてう、与謝野晶子、羽仁もと子…の活動。
「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。本書はその実態に、戦後の保守運動史、現代フェミニズム理論、保守派の言説分析、保守団体へのフィールドワークという四つの視点から迫ってゆく。女性による保守運動に内在するアンビバレンスを明らかにし、ジェンダー論にも新たな視角をもたらす社会学研究の力作。
「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。日本の現状について、自らの体験を通じて語った下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビュー掲載!
アイドルたちの多様な実践が普遍的な人気を集める一方で、「恋愛禁止」とその背景にある異性愛規範、「卒業」制度に表れるエイジズム、視線にさらされ続けるパーソナリティなど、アイドルとして生きる人に抑圧を強いる構造的な問題も無視できない。アイドルの面白さと可能性、困難と問題性について、手放しの肯定でも粗雑な否定でもなく、「葛藤しながらアイドルを考える」ことの可能性をひらくための試論集。
フロイト、フェレンツィ、ビオン、ウィニコットという4人の精神分析の探究者と、日本人、夢、戦争、芸術、災害、ジェンダーという6つのテーマを軸に、これまで精神分析ではどのように「トラウマ」を捉え、語ってきたのかをたどる。
日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまうー。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。
語りから見える、移民社会としての、日本の過去・現在・未来。170名の移民第二世代の子どもたち。大人になったかれらは今、何を想い、語るのかー構想から8年間に及ぶ、渾身の調査研究の集大成。
真の多様性社会のヒントがここに!自分らしく生きる本当の意味がわかった!心はオトコ、体はオンナー性自認のジレンマ、うつ、自殺未遂、家庭崩壊、人間不信…アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)その根本原因がわかったとき人間のスゴさに気づく!
女性が管理職になれない/なりたがらない要因は何かー男性中心のリーダーシップ像や女性が抱える心理的な葛藤、職場に根強い差別などをインタビューや統計から明らかにして、公平な評価制度や新たなリーダーシップ像の確立を訴える。
刑事司法は性暴力加害者をどのように扱ってきたのか。連続レイプ事件加害者への長期間にわたる接見や往復書簡、裁判分析等により、性暴力加害者の経験に肉薄。強姦加害者の責任を問う法のあり方をジェンダーの視点から検証し、性暴力加害者の責任を問う法のあり方を提言する。
「テレビは見ない」という声をよく耳にするが、一方でテレビのコンテンツが話題になったり炎上したりすることも多い。テレビ、特にバラエティーとドラマのダメな点と面白い点を正面から指摘して、フェミニズムやジェンダーの視点からエンタメコンテンツの問題点と可能性を探る。
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