性の解放は、われわれに何をもたらしてきたのか。感情革命の行く末を問う。
一人ひとりの姿を通して見えてくる豊かな性。親、教師、ボランティアにはなにができるか?“性”にかかわる課題をヒューマンな視点でなげかける。
機能的健康パターンの枠組みの解説から、アセスメントと看護診断、診断推論の実際へと理解が深まる構成。さまざまな臨床場面に応じたアセスメントの進め方、看護診断の導き方など、教育・臨床に生かせる解説。巻末付録として、実践に役立つアセスメント指針、看護記録例、フィジカル・アセスメントなどを収載。
パンツを穿いた“好色なサル”は、20万年にわたって、どのような“性生活”を送ってきたか?今後、人類のSexはどう進化するのか?本書は、進化生物学・心理学、人類学などの専門分野の知見をもとに、人類20万年史における性の進化をたどり、現在の私たちの性と欲望のあり方の謎に迫った「性の進化論」である。米国で『キンゼイ・レポート』以来と言われる“大論争”を巻き起こし、世界21か国で翻訳出版されている。
外傷体験はショックや傷、それとともに、不安、悪夢、症状、欲望の停止などを思い起こさせる。そこからどのようにして抜け出せばよいのだろうか。いくつもの臨床的事例によって、いかに外傷の主体的経験は常に特異的であり、どのように分析経験は各自にその人独自の解決法を創出させ、はまり込んだ袋小路から抜け出すのを可能にするかを例示する。
「非行少年」「犯罪者」の回復の現場から。発達と状況的要因、被害・加害といった関係性から非行・犯罪行動を理解すること、人々とのつながりによる自己の成長を通して一人ひとりが持てる力を発揮できるコミュニティ作りに貢献することー
「セックスを避けられるようになって…もう愛されていないのかもしれない」そうした寂しさをひっそりと抱えている中高年の男性や女性は多いようです。男性は、中高年期の女性の心と体の変化を知らない。女性は、中高年期の男性の心と体の変化を知らない。そのことが、寂しさの根っこに存在しています。気持ちのすれ違いは、お互いの心と体の変化を知ることで解決するはず。中高年期ならではの豊かで穏やかな性を楽しみ、愛で満たされた毎日となるようにーぜひ本書を今日から役立ててください。
性について子どもにどう話せばよいのか、悩んでいる保護者へのメッセージ。タブーとされがちな性の問題に取り組むための実践的な方法を、自閉症児の親ならではの繊細さと経験を交えて紹介!体の変化や生理、男性と女性の問題を別個に解説。公的私的な場所における性行動、性的虐待、性別を超えた指導なども網羅。
女性と結婚したゲイのお話、HIVに感染したボーイのお話、男性に痴漢したお客様のお話、外国人ボーイのお話etc…“普通”という言葉に、囚われてしまわないように。“誰か”を知ることで、“自分”を知っていけるように。描き下ろし40P超!!“生きづらさ”を抱える、私達のお話。
人間関係をうまく築けずに孤立し、性的アイデンティティの混乱にも苦しんでいたニック。27歳でアスペルガー症候群と診断された後に始めた自閉症に関する啓発活動が軌道に乗った矢先に、児童ポルノ所持容疑で逮捕されてしまった。発達障害のある人が性的問題でつまずかないために、何ができるのか。当事者の自伝、両親の手記、専門家のアドバイスからなる必読の書!専門医である訳者による、最新の知見を踏まえた詳細な解説を付す。
子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。そして、教員のカミングアウトは学校に何をもたらしたのか。性差別をしないことを学校でまなぶ方法。セクシュアリティが人権であるという前提に立ち、性が持つ多様性を排除するのではなく、むしろ生き方や社会を豊かにする上で欠くことのできないものととらえる。本書は、このような性の多様性を尊重する立場から、学校教育をつくり直すことに挑戦する。