知りたいのは、自分がどう生きるか、です。結婚したHanako族は子供を産み、「主婦」を捨てた…話題の『夫婦別姓』から、教育、家族問題まで新世代の女性たちを解剖する。
賛美、反発、憧れ、ためらい…錯綜する感情をよびおこす母性。フランスの女たちが体験をもとにさまざまな角度から分析した解答集。
ときには、フェミニズムを超え、ときには女として生きることにこだわって、親しい女性たちとのあいだで交わしてきた熱い対話。同時代を生きる尖鋭な個性との触れあいが鮮やかに浮かび上がらせる大庭みな子の〈詩〉と〈真実〉。
19世紀末からナチ政権成立まで、ドイツ・ブルジョア女性運動穏健派の軌跡を追う。母性を軸に、家族とフェミニズムそして近代社会・国家の関係を問う。
「自分は誰?」という、女性自身の問いなおしを縦糸に、現代アメリカ女性作家による作品を、フェミニズムの観点から精致に分析、検証する。
80年代の主要なフェミニズム理論の大きな見取図。〈過去〉ではなく〈いま〉と〈未来〉のために。
豊かで多様で混乱したフェミニズムの主張を、時代の中に位置づけ直す。女(男)の生き方を叫んだあなたは何者なのか?