世界の様々な経済システムを、独創的・統一的視点から分析した「新しい比較経済学」。経済システム論と開発経済学の接合を通じて、多種多様な国民経済の共存と進化に向けた理論的分析枠組みを提示し、経済システム上および政策的領域の諸問題に対するその有効性と応用性を実証する。
「海洋の生物多様性の保全」と「持続可能な漁業の推進」。複雑な難題を解き明かすための実用的な学問。豊かな環境と漁業の両立のために。自然科学と社会科学の知見を結集。海の恵みを次代に遺す処方箋。
複雑な気候と変化に富んだ地形をもつ日本列島。豊かな自然が生物多様性を生み出すなか、中世ではいかなる開発が行われ生業が発展したのか。資源の枯渇を防ぐための工夫などから、生活基盤を支えた自然環境の特質に迫る。
人類と砂漠の歴史を壮大なスケールで解き明かす。
アジア地域の『干潟』を多様な学術分野から分析。
企業家活動アントレプレナーシップは、いつ始まり、どう終わるのか?大学の企業家たちのねらいとその帰結の問題について、長期間の複数ケーススタディを実施。どのようにベンチャー活動の展開が「革新者型」と「再生産者型」の経営志向性に分かれるのかを明らかにした。
比較することで見えてくるメガシティの共通性と多様性。18メガシティを比較分析する。
中東欧の旧社会主義圏11カ国の体制転換を、ポランニー理論に基づいて分析する決定版。
Webデザイン・戦略・技術に優れた会社・団体の厳選ポートフォリオ。全国1,700社のプロフィール・得意な事業分野・制作実績を網羅。Webサイト、アプリ開発の委託先選びに最適!制作物だけではわからない会社の魅力を探る取材記事。プロジェクトを成功に導く軌跡を追った事例取材記事。
チベット高原、ヒマラヤ山脈一帯の「世界の屋根」と称される地域で、厳しくも豊かな環境のもと、そこにしか存在しない生命の営みがあります。本書は、雄大なチベット高原の自然を、またそこに生きる稀少な動植物をオールカラーで解説・紹介しています。天空の秘境であるチベットを身近に感じてみませんか。
資産流動化・証券化の決定的実践書!金融商品取引法及び資金決済法の改正、クラウドファンディングの発展とブロックチェーン技術の可能性、ESGの不動産評価など、最新の実務情報を網羅!
初版発行から20年以上の間の特異点に関する研究の進展を踏まえた改訂版。高次元の極小モデル問題の進展に関する事項を既存の章に盛り込むとともに、弧空間やジェット空間の特異点への応用に関する事項、および正標数の手法の進展について概説する章を新設した。
活発な動きを見せる環境法には、いまだ検討しなければならない課題が山積している。その課題に、どのように向き合うか。最新の環境法の全貌を概観する待望の第4版。
ESGのその先へ…持続可能な社会の実現に向け、財務的リターンを犠牲にすることなく、社会的リターンも追求する新たなマネーフローを解説。欧州のインパクト投資に精通している実務家と研究者による、蓄積された貴重な経験に基づく知見に最新データを訳注として盛り込み、原著編著者代表による「日本語版への序文」も掲載した“2021年アップデート版”!
1992年の市場統合の完成、EUの成立、経済通貨同盟の発足に伴うECBによる金融政策の実施、単一通貨の発行、そしてEUの中東欧への拡大はEU経済成長への起爆剤となっているが、同時に域内での経済格差が拡大し、金融、財政制度の脆弱性を露呈している。本書は欧州委員会、各国政府、EU市民間での政策決定メカニズムなど重要課題を指摘・提言する。
中世の海域交流から現代映画の世界まで。交わればこそ直面するシビアな現実の中でも歩みをとめない人々の姿に、歴史、教育、言論・文学という観点から光をあてる。本書では過去と現在の日韓関係のなかでも「現場」レベルの活きた交流の多様性に着目することで、未来にむけて等身大の相互理解への道を展望する。歴史をテーマとする第1部では、中世を中心に対馬海峡とその沿岸社会を舞台とする人々の躍動的な姿をとらえ、現代の教育をテーマとする第2部では、語学教育や大学間交流をめぐる取り組みをレポートする。言論・文学をテーマとする第3部では、国家・民族を超えて生きるコリア世界の人々との対話と共生の道を探る。
多様な原因を有する肺高血圧症の基本に立ち返り、
鑑別と病態研究、治療法の最前線を解説!
●円熟期に入っているようにみえる肺高血圧症(PH)診療であるが、治療選択肢が増えたがゆえに、十分な鑑別診断が行われないまま誤った治療が行われているケースも少なくない。
●本書では基本に立ち返ってその鑑別を確実に行うことができるよう、各分野のエキスパートが解説している。
●また心筋症などでそうであるように、近年、PHに関しても多くの遺伝学的知見が得られているので、そのような最新知見についても解説をしている。
【目次】
総論
1.2021〜2022年における肺高血圧症の臨床
2.肺高血圧症の鑑別診断
3.肺高血圧症における遺伝学的知見とその臨床的意義
各論
4.特発性/遺伝性/薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
5.膠原病性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
6.成人先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
7.その他の肺高血圧症─門脈肺高血圧症とHIV感染に伴う肺高血圧症
8.左心系心疾患による肺高血圧症の診断と治療
9.慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療─PAH特異的治療薬による治療は必要か?
10.慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断と治療
11.詳細不明な多因子のメカニズムによる肺高血圧症の実態にせまる
12.小児における肺高血圧症の診断と治療
トピックス
13.肺動脈性肺高血圧症の病態解明と新規治療の展望
14.Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)の診断と治療
15.肺高血圧症に対する肺移植の現状と課題─長い肺移植待機期間と周術期管理
16.肺高血圧症に関わる医療制度