「栄養・食」を通して人々の健康と幸福に貢献する専門職として、必須のコミュニケーションスキルを身につけよう!
●管理栄養士・栄養士のすべての業務において、対象者の栄養・食における課題を見出して、より良い食習慣へ導くために、人と人とのコミュニケーションスキルは必須。
●本書では、コミュニケーションの基礎理論から、管理栄養士・栄養士の具体的な業務場面をふまえた実践までを「栄養コミュニケーション」としてまとめた。
●科学的根拠に基づく情報収集を行い、それを対象者に適した内容に置き換えて伝える方法、そして、食習慣や疾病の改善へと導いていく実践について、多様な事例を紹介。
【目次】
Part 1 栄養コミュニケーションの基礎
1.栄養コミュニケーション
2.コミュニケーション
3.フードリテラシー
4.主体性を重視した栄養コミュニケーション
Part 2 栄養コミュニケーションの活用
1.栄養情報の収集と活用
2.行動変容を促すコミュニケーション
3.栄養コミュニケーションの方法とツール
Part 3 栄養コミュニケーションの実践
1.保育所における栄養コミュニケーション
2.肥満の子どもを対象とした個別カウンセリング
3.特別支援学校(知的障害)の子どもを対象とした集団指導
4.中学生を対象としたディベートを用いた食育
5.SNSを用いた栄養コミュニケーション
6.不安が強い妊婦を対象とした栄養相談
7.社員食堂における栄養コミュニケーション
8.ICTを活用した特定保健指導における栄養コミュニケーション
9.従来の栄養指導にデジタル化をプラスー「ハイブリッド啓発」で若い世代へ情報発信
10.フレイル予防教室での高齢者との栄養コミュニケーション
11.訪問栄養指導での栄養食事指導
12.精神疾患患者を対象とした場合の栄養コミュニケーション
13.わかっているけど,行動に移せない2型糖尿病患者を対象とした栄養カウンセリング
14.がん患者の終末期緩和ケアでのコミュニケーション
15.食文化の違い,禁食などでの栄養コミュニケーション
16.多(他)職種連携における栄養コミュニケーション
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