本書では生命を環境というさらに広い脈絡で捉えてみた。生命体にとっての環境、人間にとっての環境、そして環境関連の制度・政策に関わる問題を学際的に考察することで、生命と環境についての新たな視点を獲得し、そこから現代の社会にふさわしい制度や倫理原則を構想するとともに、従来は分離されていた生命倫理と環境倫理とを統合的に捉えることをめざした。
世界社会フォーラムの多様な思想的潮流を再定義し、国境を越える民衆運動の創出をよびかけるアンチ資本主義統一戦線のラディカルなプログラム。著者の「日本語版へのまえがき」を付す。
オオクチバス(ブラックバス)など問題になっている国外種から、メダカ・アユなど国内移入種まで、生物移入の歴史と現状がひとめでわかる。
ランドスケープ・生物多様性・遺伝子。さまざまなスケールで「生態系」をとらえ、自然再生のためのフレームワークを示す。
魚の形は多種多様である。「魚の形」を化石、発生系統と分類、稚魚などの様々な角度から紹介する。
生協の危機とは何か。克服する力はどこにあるか。先進的な経験と教訓をさぐる。
どのような共同体をどのように実現するか?問われているのは日本のリーダーシップだ!俗説を排し、安全保障問題、中国の位置づけ、共同体意識の醸成などの課題を直視し、歴史的・文化的背景の解説を交えながら、実現の条件と方策を明らかにする。日本の命運を左右する国家課題。
日本企業の人事部とアメリカ企業の人事部の違いは?日本もアメリカもともに市場重視の傾向にあるのか?平等と効率は両立するのか?株主とそれ以外のステークホルダーの最適なバランスとは?資本主義は多様化するのか、それとも収斂に向かうのか?本書は、日米の大企業におけるコーポレート・ガバナンスと雇用関係について書かれています。日米両国の大企業への大規模調査をもとに、経済・経営のみならず、歴史や企業文化など幅広い視点から分析し、今後の展望を示します。
風景への人びとの感情、思い、行為に価値を見いだし、住民、企業、行政の対話による環境施策を提言。
本書は、多様化したとされる現在の日本語教育について、これまでに気が付かなかったような「文脈」はなかったかを問い直すことと同時に、将来の日本語教育が構築すべき文字通り「新たな文脈」を探ることを目的に掲げています。