本格的な放送・通信連携時代を迎え、メディア業界はどのように変わるのか、新時代の主役は誰になるのか、実現に向けた課題は何かー。大変革期に入った放送・通信業界の明日を見通す筆者渾身の1冊。
未来志向型社会・北欧世界の英知を言語文化とライフスタイルから解き明す!学際的アプローチによる新・北欧学への誘い。
地域の和、科学の眼、自然の力、元気な生態系を取り戻そう。
なぜ、かたちと模様がこれほど多様なのか。その謎を説くカギ、「マスター遺伝子」とはー。進化理論の驚くべき展開。
「日本人は「あいまい」か」という問いに対する答は、はっきり「イエス」のようだ。…「あいまい」を否定するというよりは、むしろ愛おしむ傾向が多くみられる。善か悪か、真か偽か、是か非か、一か〇か、といった西洋的な二元論で物事の価値を決めてしまうのではなく、どちらともつかない答を再評価しようとする動きが読み取れる。…ファジィ理論、不確定性原理、散逸構造…「人間の顔をした科学」入門。
温暖化、海面上昇、…急激に変化する地球環境。
いま注目の環境と社会を考える新検定!この一冊にテキストと過去問すべてを収載。
場所を読み、場所を紡ぐ。具体的思考を巡る建築原論。
次の時代をどのように見通すか。外資企業の中国進出開始から四半世紀、巨大な格差を抱えながら繁栄を謳歌する中国で2000年代以降の数年を日本の中堅・中小企業はいかに歩んだか。100を超える日系企業訪問をもとに「東アジア」の新たな関係を眺望する。“現場”の息吹をとらえた「同時代の証言」、20年の総括と新たな展望。
水の構造と性質、自然・人工の機能水、水を利用した今後の技術。わたしたちの体と生活に欠かせない水を解説。
地球上の生物の複雑多様な進化の謎は「自然淘汰」と「突然変異」のみで語れるのだろうか?答えは「否」!秩序ある生物世界に関しては、自然淘汰や突然変異も重要だが、これに加えて「自己組織化」が決定的な役割を担っている。すべての秩序は自然発生的に生まれる、と自己組織化理論は主張する。本書では、この理論に則って進化の様子を丹念に読み解いてゆく。さらにこの理論は、カンブリア紀の大爆発、生物のネットワーク、経済システムから、民主主義の生まれた所以にいたるまでを説明する。新しい視点からの理論的挑戦でわくわくできる一冊。
高山植物から感染症までー豊富な事例で明かされる緊急課題。温暖化と生物多様性はどのように関わっているのか。温暖化現象への知見に対して、進展が見られなかった温暖化と生物多様性の関係について、第一線の研究者たちの最新データ、生物多様性を守るための地域での実践事例を詳細に報告する。
マイケル・ホワイトの創始したナラティヴ・セラピーは、社会構成主義をベースにしながら、文化人類学、言語学、フェミニズム等を援用した画期的な治療アプローチである。本書には、ナラティヴ・セラピーを初めてわが国に導入した著者による実践と臨床の記録がまとめられている。第1章〜第6章の各章では、冒頭で事例を示しケースに適用した中心的会話技法が解説される。その後、心理療法における会話技術と関連する文学的価値を考察する。さらに、セラピスト側から治療の影響を患者に返礼する実践を試行することで「会話ー文学ー返礼」的視点を用いた記述の厚みづけが図られている。また、巻末にはナラティヴ・セラピー&コミュニティーワーク国際学会への訪問記録の詳述も付録されている。