生産と組織のフレキシブル化、金融化の進行、労働として動員される「生」。1960-70年代以降の激動がもたらしたポスト・フォーディズムは、非物質的なものをめぐって旋回するー現代のグローバルな趨勢「認知資本主義」を、様々な事例を取り上げ、政治経済学的な視角から分析。
この音楽業界の激動期に、精神科医と共に考える、アーティストの才能を潰さない活動のあり方。
近年、ますます多くの政策分野で科学的根拠に基づく助言が不可欠になり、関連の議論が世界的に進んでいる。食品安全、医薬品審査、地震予知、地球温暖化などの事例を紹介しつつ、科学と政治・行政のよりよい協働に向け、科学的助言の課題と今後の展望を示す。
目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばすー。「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集めるサラヤのすべて。
奄美群島は熱帯・亜熱の外来生物の日本への侵入経路であり、世界自然遺産候補の島でもある。農業被害をもたらし感染症をまん延させる昆虫や、在来種を駆逐する魚や爬虫類、大規模に展開されたマングース駆除や、昨今浮き彫りになってきたノネコ問題など、外来生物との闘いの最前線を報告する。
オープンサイエンスのための基盤はどうあるべきか?知識インフラの構築に学術研究の未来が懸かっている。学術研究におけるデータの利用について、根源的な問題を整理しつつ、科学、社会科学、人文学の分野から具体的な六つの事例研究を紹介。知識インフラへの大規模な投資の必要性を述べる。
業界のイメージを覆す採用戦略は、「真のホスピタリティ」実現のためだった!コストを度外視した“人財”の育成で推し進める国際自動車の改革の本質とは何か、経営者から現場のドライバーまでの幅広い取材で迫る。
SDGsへの取り組みを環境の側面から掘り下げるとともに、世界が直面する課題の解決のための処方箋を提示。