本書は、日本語の成立ち、日本語の仕組み、ことばの意味、名付け、敬語、ことば遊び、方言、マスコミの言語、ことばの機械処理、日本語教育、国語政策など、日本語について、すべての情報を網羅し、全1巻に有機的に収めることをめざした。
動物相の歴史・生態学・自然保護の視点を統一しつつ生あるものの相互関係を掘り下げた所見から、文明の名のもとに行なわれている環境破壊の終結を提言する。
もちろん、長持ちすることだけがよい家の条件ではありません。しかし「長持ち」を物差しにして見直すと、不思議に、忘れていたり、あきらめてしまった暮らしの器としての「家」の本当に大切なものが見えてくるのです。素人料簡の熱い想いが、どこまで建築業界に通じるか。しつっこく求めつづけた「ローコストで、長持ちする家」づくりの奮戦記。
振聴欲求の多彩化メディア競合に対し、放送ジャーナリズム、サービス高度化、広告市場変容への対応、制度・政策のあり方等、多方面に検討し方向を示す。
日本の技術革新をリードする東京。国際化、ハイテク化、情報化がすすむなか産業構造は急速に変化しているが、その中心「産業母都市」としての機能を果たしている東京の全貌を明らかにする。
世の中には「誰がやっても儲かるビジネス」などない。あるのは「お客のニーズに応えたビジネスだけが儲かる」という法則である。出前ビジネスは、「お客のニーズに応えている」から伸びているのである。では出前ビジネスは、お客のどんなニーズにどのように応えたからビジネスとして伸びたのか。この課題に的を絞り込んで考えてみたのが本書である。
科学的なものの観方の本質を問う。科学に危機の原因は要素還元主義にあるとする「ポストモダーン」の批判に、第一線の物理学者が真向から答える。古典物理学の成立から、量子論と相対論の誕生、ゲージ統一理論にいたる物理学の発展を跡づけ、時間と空間、物質についての人間の認識は、主体の枠組に依存しない客観的なものへと近づいていく弁証法的な過程であることを、確実な筆致で浮き彫りにする。
多様化する若年層パワーを活かす。チームワーク万能論、組織優先主義の終焉を告げる、新たな人材育成のあり方を具体的に提言。
日本経済のサービス生産部門は60%を超した。加熱するサービス化。経済の融合化を背景に産業の境界領域が噴出した。なぜ隙間産業は時代の先端を走る問題解決集団に変貌できたのか。人材派遣からリース、知的情報に安全の提供へとアイデアのシステム化をはかるビジネスの冒険者たち。多様性に挑んだ組織に日本的なサービス業の実体を解析する。そこにニュービジネスの誕生と進化のメカニズムがあった。
この書の中には、わたくしたちが今日あまりにもその恩恵に浴しすぎ、馴れすぎて、ややもすればその本質を見過ごしている物質と日常生活とのかかわりあいをできるだけ強調して、化学を学び、物質の仕組みを理解していけるように努めた。改訂に際して、演習問題を約2倍にふやすなど、若干の改訂を行った。
なぜ西洋科学は成功したのか?「天動説」から「二重らせん」までの25世紀、大科学者17人の生涯と業績を新しい視点で描く。
照明の質とは何か。元来、照明とは手にとって確かめるハードではなく、照明の環境を目で確かめるか、何かの手段ではかることで評価するソフトなのです。照明には、ランプや照明器具が必要ですが、これまでそこに重点を置きすぎたきらいはないでしょうか。本書は、このような要求に答えるために書かれたものです。
現代数学の表面下に広がる刺激に満ちた世界を、数式はいっさい使わずにご案内。“無限”に挑む数学者たちの果敢な闘いを、生活に密着した話題を軸にして鮮明に描き出す。
Kingのーingの本当の意味は?副詞語尾といわれるーlyは何を意味するのだろう?英語史研究の第一人者が解きあかす語源の謎。興味つきない数々の新事実。渡部昇一、英語学的エッセイ。