二〇世紀後半から、生物学としての人類学「ヒト学」は大きく変貌した。著者の専門である分子人類学は、タンパクの遺伝マーカーの研究で始まったが、現在ではゲノム全体の情報を用い、アジアの古層民族集団の起源および系統進化を明らかにしつつある。さらに、日本で長い歴史をもつ人類学は、文理合同の学際研究を通じて、ヒトの特異性と多様性および起源の総合的な解明をめざす。本書は筆者の研究史を追いながら、「DNAから人権まで」をモットーに「文明とは何か」「先住民族の人権」「人類学者の社会的責任」などの問題を解き明かしてゆく。
課題先進国ニッポンを救うイノベーションの教科書!イノベーター経営者・吉村慎吾第2弾登場!
日本の大衆娯楽・パチンコ。100年以上にも及ぶその歴史を振り返ってみると、ターニングポイントとなるその時代の背景にはいつも規制があり、そして、それに伴う業界、各メーカー、各ホールの英知と創意工夫、パチンコに賭ける情熱と進化があった。本書ではその変遷を時代ごとに惜しみなく紹介。各時代ごとにパチンコを取り巻いたトピックス、時代を彩ったマシン全700機以上を掲載。また、『パチンコ必勝ガイド』ライター、識者のインタビュー、コラムも収録。
国際人になるための300の遺産。日本の遺産20件と代表的な世界の遺産300件を紹介。
リニューアル後の地球館を中心に、研究者に聞いた科博の見どころ&遊びどころがいっぱい!
人生を楽しむために働く。仕事もプライベートも充実させたいあなたに。
国際経済競争、人口動態変化といった圧力に対し、各国はどう適応したのか。国家システムが抱える問題を、社会政治的・制度的進化から解き明かす。
日本語に正書法はない。漢字を受容し、カタカナとひらがなを生み出した日本語は、多様な書きかたの選択肢をもってきた。いつ、どんな言葉を、どんな文字の組み合わせで書いてきたか。その歴史をとらえる。
これから資本主義は長期にわたって苦しみながら朽ちてゆくーこれまでの危機理論を検証しながら、民主政治の解体と資本主義の変容を洞察する。『時間かせぎの資本主義』の著者による資本主義終焉論の決定版。
わたしたちはAIに負けてしまうのか。いや、そんなことはない。人間の認識や意識、記憶のメカニズムをいま一度徹底的に検討し、自由意志、恣意性、創造性の主体だと考えられてきた“わたし”をその根本から問いなおす。どんなに計算機が発達しようとも、人工知能が絶対に到達することのできない生命の特異性に迫る、人間科学の最前線!
知られざる珍奇植物大国・タイから届いた、驚くべき網羅性を誇るサボテンのバイブル。
少子化問題には、タブーが多すぎる。現実ははたしてどうなのか?今後も続く人口減少社会をどのように構想するか、それが必要だ。
あなたの“性”はなんですか?“LGBTQ+”?“ふつう”?さまざまな性のあり方を通して“私”について考えよう。
経営者は公的支援をフル活用して業績を向上させよ!税理士・社労士資格を有する経営コンサルタントが豊富な実例をもとにわかりやすく解説。
世界中に生息する20万種以上の毒液生物たち!その驚きの生態と多様性、そして破壊力の謎に迫る!
食草選択と擬態の謎にせまる。約150種の美しいアゲハチョウが見せる多様性ワールド。
地域の自然や生態系、生物多様性を活かした復興は可能なはず。しかしこの甚大な被害を前に耳を傾ける人がいるのか。とまどいながら被災地に入った生態学者と仲間たちが現場で出会ったのは…。各地の経験から「海と田んぼからのグリーン復興」の可能性を探る。
常識の枠を外せば、もっと自由に働ける!「働き方探検隊」が最先端の取り組みを紹介!座談会「ココが変だよ日本のカイシャ」も収録。