緑(植物)の効用、緑の育成に関連する数々の手法、緑化推進のための具体例などをわかりやすく解説。
大学院数学専攻を目差す人のための位相空間論、代数トポロジー、微分トポロジーの参考書。
大学教養課程1、2年生を対象とした生命科学の実習書。生体物質、細胞の動的構造と機能、植物組織の構造と機能、動物組織の構造と機能、生体の運動の5編から成り、計17の実験種目が含まれている。
今から一万数千年前イヌとの共同生活を始めて以来、ヒトは世界各地で、民族や環境、時代に応じ、使役の関係、食糧など、さまざまな家畜文化を形成してきた。現在、家畜は世界経済や政治にも密接に関連しバイオテクノロジーを含めて新たな関係性を築こうとしている。ヒトと家畜の歴史と文化を読み解き、家畜のもつ意味と問題点を探究する。
環境問題が起きるしくみから、自然改変と汚染の現状、身近な自然を保全し、よい環境を作るための政策まで。大きくてつかみどころのない環境問題の全体像が見える。
地球環境はいま、温暖化、生物多様性、化石燃料・鉱物資源の枯渇、環境汚染などの解決すべき問題が山積している。しかもこの問題群は複雑に絡みあい、また解決への道は平坦ではない。ではこれらの問題をどう理解し、いかに克服していけばよいのか。本書では、ミクロには見えにくかった各要素の関係をマクロにとらえ、複雑な問題を解きほぐすための新たな視点を提供する。環境問題の真の理解へ向けて。
河川に沿って分布を拡大し、その旺盛な成長で在来種を被圧するニセアカシア。日本に導入された後、荒廃地緑化用に利用された歴史を持ち、現在でも養蜂の蜜源植物として重要な位置を占めるこの有用な外来生物を、これからどう扱うべきなのか?生態学的知見に基づき、現実的な管理・利用の途を探る。
生活様式や宗教の異なる民族は、それぞれ異なった動物観をもち、図像や彫刻などに表象してきた。またそれはバイオテクノロジーなどの発達やメディアの変化によって大きく変容してきている。表象にあらわれた動物観を読み解き、動物観が今日の社会や文化のなかでもつ意味を考察する。
本書のテーマは、ドイツ生産体制の本質を明らかにすることである。
海に起源した生命はどのように進化してきたか?「進化・系統」、「形質進化・遺伝子進化」、「種分化・多様性」の3つのテーマから海洋生命史研究の最前線をまとめる。
言語発達は単語から始まり、単語と単語がつなぎ合わさって電文体になっていく、といったこれまでの言語発達の常識をくつがえす、日本初の書。幼児は、これまで考えられてきたような一律の方法で言語を獲得していくわけではない。子どもによっていろいろな言語獲得ストラテジーがあるということを、種々の研究から立証し、なぜ言語発達にさまざまな方略があるのかについても解説している。
格差社会を超え、都市コミュニティの再構築による「社会包摂」に向かう都市とは?都市の「文化と産業の創造機能」に着目し、市民の多様な創造性を引き出す先端的都市論の彫逐。
はじめて学ぶ。もう一度学ぶ。3時間で読める、教養としての「倫理」参考書。