有効に仕事の実績をあげるためには、直接の上司、同僚、部下だけでなく、他部門の人々の援助や協力に頼らなければならない。成功した管理者や経営者は、どのようにパワー基盤や情報基盤を構築し、異質のグループをうまく管理しているのか。どのように人的ネットワークをつくり上げ、有効に「パワーと影響力」を行使しているのか。従来の経営学の文献で触れることのなかった“リアルな”部分に踏み込んだ意欲作である。
2010年10月、名古屋で開かれたCOP10で議題となった生物多様性を、私たちの暮らしを通して考えてみよう。すると、危機にある生物と暮らしとの関連、多様性がなぜ大切なのかが、はっきりわかってくるよ。同時におこなわれた子ども会議やユース会議で議論されたこと、10年後に向けて若者たちがはじめた活動も興味深いものだ。
PISA調査で優れた成績を収めている国々、そしてPISA調査の結果を踏まえて教育改革を進めている国々の教育システムについて、その成果の要因を詳細に分析、「頂点を目指す競争」事業を推進するアメリカの教育改革への教訓を主軸として、優れた実践から得られる教訓を明らかにする。
世界各国で使われ定評のある生物学の教科書『キャンベル生物学』のコンパクト版。初学者や生物学を専攻しない学生でもわかりやすく学べ、教科書、参考書として最適。細胞、遺伝、進化と多様性、生態学の4部で構成され、全20章からなる。生物学全体を貫くテーマである「進化」を柱に据え、我々の生活と関連づけて学べるよう工夫されている。
自己実現から環境問題へ!今必要なのは、人間か自然かの二者択一ではなく、自己変革の哲学による第三の道である。まず自分が変わらなければならない。ここにディープ・エコロジーの原点を示す。
非営利セクターの「経済力」はどうなのか。どのような「多様性」をもっているのか。「資金源」はどうなっているのか。非営利セクターの現状・課題・展望を実証的に分析した初の書。
新生ヨーロッパの現状と展望がまるごと見えてくる決定版!今後の「政治統合」と「全ヨーロッパへの拡大」に向けて統一通貨「ユーロ」を導入したEUの歴史的挑戦。
『ビオトープ管理士』受験者必携。自然を守るつもりで、実は破壊していないか?環境問題をやさしく解説。
読んで、見て分かる「地球環境問題」必携のハンドブック。6年ぶりの改訂で京都会議からヨハネスブルグサミットまでの進展を盛り込み、テーマ別解説+用語解説+年表に加えて「コラム」を新設するなど大幅拡充。
ファーブル昆虫記で名高いフン虫たちは、自然界の掃除屋として生態系の中で重要な働きをになってきた。しかし近年、自然破壊が進むなか、ついに彼らも絶滅への道を歩み始めたのではないか…?長年の調査研究の成果と、とっておきのエピソードで語る、フン虫の博物誌。
故郷スコットランドを追われ、ひょんなことからニューヨークへやってきたアザミの妖精ヘザーとモラグ。ニューヨーカーを巻き込んで、キュートでシニカルな妖精たちが大暴れ。話題のファンタジー・ロマンス。
六歳のときに双子の弟を亡くして以来、シェリーは深い悲しみと罪悪感にさいなまれてきた。それでも、自らを奮い立たせ、家業を切り盛りしている。ある日、用事があって町に出かけたところ、少女のころ憧れていたブロックと五年ぶりに再会した。彼は一族を支配する独裁的な祖父にうとまれ家を離れていたが、その祖父の危篤に際して、なぜか呼び戻されたという。いきなりブロックからディナーに誘われ、シェリーはうきうきしたが、そんな自分を冷静に戒めた。彼が誘ってくれたのは私への同情からにすぎない、と。
石油にも原発にも依存しない21世紀のエネルギー安全保障をどうデザインするか?洪水や津波、海面上昇…沿岸の低い土地に大都市が集中する日本の水害リスクにどう対処するか?3人に1人が高齢者となる時代、交通弱者や災害弱者を増やさない都市と社会のあり方とは?エネルギー、気候変動から都市災害、水と食、生物多様性まで、第一線の専門家・実務家をゲストに行われた、地球大学の講義ライブを一冊に。
日本の各地で起きてきたこと、これからのこと。今こそ見つめ直してみませんか。