なぜ、組織のなかで人が育たなくなったのか?部下を鍛えることの見返りを見出せない上司、成長を焦って偏狭な専門性に固執し、会社への同化を嫌う若者たちー健全なキャリア構築の視点から、組織の成長に欠かせない“人の成長を生み出す仕組み”を提示する。
限りある食糧に全世界が群がり始めた。「爆食」中国の脅威、エネルギー市場に吸い取られる穀物、激減する水資源ー。わが国を襲う争奪戦を克明に描き、果たすべき役割を示す。
サブプライム・ショック、見えない投資家、眠らないマーケット、システム障害ー。最先端の科学的アプローチ(マーケット・マイクロストラクチャー理論)で「市場の連鎖」「価格形成の空洞化」の真相に迫る。
北アメリカで、17年や13年のサイクルで大発生する周期ゼミ。この周期ゼミの謎を解き明かし、生物界を“あっ”といわせた著者が、仮説やモデルを使った検証をもとに、周期ゼミ(素数ゼミ)の全貌を解き明かす本書は、生物進化についても衝撃的な展開が盛りだくさん。「生き残るための条件とは?」「メイトチョイスとは?」など、生物好きを夢中にさせること間違いなし。
職場がうまくいかないのは人間関係がドライになったり、部下が利己主義に走るようになったりしたためではない。世代間の意識ギャップや個人の心の問題でもない。本当の理由は、一言でいえば、まわりの状況が変わったのに、昔とあまり変わらないやり方しかしていないからである。
「マイクロフォトコラージュ」という著者独自の技術を用いて撮影された100種以上の象虫。想像を絶する微小昆虫の姿。
われわれのDNAは、受精の瞬間から死に向けて時を刻み始める。ある細胞は自ら死を選び、また別の細胞は成長を止める-遺伝子にはあらかじめ死がプログラムされているからだ。なぜ生命に「死」が組み込まれたのだろうか。36億年かけて生命が進化させた「死の機構」とはいかなるものか。老化と死の宿命を逃れる術はないのか。死の誕生と進化をたどり、生命科学者がわれわれにとっての老いと死の意味に迫る。従来の死生観を揺るがす衝撃の書。
里山や川の土手には多くの草花が生えています。それらは日本に古くからある植物、それとも近年外国から入ってきたもの?人の手が加わると在来植物に、ほったらかしにすると外来植物になり、多様性が失われていきます。それはなぜ?多様性を保つには何が必要なのでしょうか。各地の実践例も紹介しながら考えます。
一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。不況知らずの秘密はどこにあるのか。「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。一億総通販時代、必読の一冊。
これまで地球温暖化、原発事故の「ウソ」を指摘してきた著者が、生物多様性の欺瞞を暴く「目からウロコ」の最新刊。
「出来る女性は漢方薬がお好き」「ミセスワタナベの正体は男性努力家」「バブル世代が好きなのは発泡酒・第3のビール」「プレゼントをあげない新潟県民」-。史上空前の大調査であなたの隣のビジネスチャンスを発掘。
地球に登場しては消えていく生き物たち、その入り組んだ関係を見渡す一冊。日本語版独自にコラム13篇を追加。
現在、地球上で最も繁栄している生物、哺乳類。生物にとって最も重要なのは、子孫を確実に残すこと。つまり、その繁栄のカギは「乳」というシステムにあった。水中を追われ、陸上に逃げ出した生物がどのように体のしくみを変え、どのように子育てや子作りの方法を変えたのか。進化の歴史を丹念にたどり、哺乳類、そして人という生き物の本質に迫る。
魅力あるリーダーは、どのようにキャリアを積んで、自らのスタイルを築いていったのか?世界のエグゼクティブ教育の第一線で活躍する著者が日本を代表する名経営者の足跡をもとに、リーダーシップの磨き上げ方を説く。
小学生に人気のノート「ジポニカ学習帳」の表紙写真を発売から40年以上にわたって撮り続けてきたカメラマンが綴る世界の昆虫探訪記。希少なシーンをオールカラーで味わえる豪華版!他人の子を食らうチョウ、タケノコが主食のカブトムシ、ゾウの糞の中で育つ巨大フンチュウ、“音”でコミュニケーションするアリ…世界中の奇妙で面白い昆虫たちが大集結!
人口減少社会における居住は、個人にも、地域にも、社会にも今や大問題。人びとが住まいに求めるものは、プライバシーであったり、近所づきあいだったり、長い人生のステージに合わせて、さまざまに変遷していくことに注目。懐の深い、居場所づくりのユニークな事例を多数紹介し、これからの住まいのあり方を考える。
発達障害への対応は、理解からはじまります。医師などの専門家に相談しながら、発達障害についてよく考え、子どものことを理解していきましょう。理解が深まれば、必要な対応や支援もわかってきます。発達障害を知る、基礎からわかる入門書。
進化美食学をご一緒に!
都市のサイズが2倍になると、賃金、資産、イノベーションが一人あたり15パーセント増えるが、犯罪、公害、疾患の総数も同程度増えるという。都市は疫病の温床となる側面もあるが、エネルギーと情報を交換しあう私たちの相互的な活動により、それだけ革新的なアイデアや富が生まれる可能性も高くなる。「スケーリング則」で未来の都市生活を展望するとともに、経済と企業の成長限界を想定し、限界点を次の成長を迎えるためのシンギュラリティへと転換せよ!