「これからの教育」に何が必要なのか。臨教審委員として、文部省、日教組に果敢に論争を挑み、一貫して教育の自由化を主張する著者が、21世紀を見すえた改革の視点を提示する!
少々なことではへこたれない、雑草に似た根強さをもつ地域経済。その活性化に向けて、もう一つの新しい視点を呈示。
気温や湿度など気候条件は人間の活動に深いかかわりがある。本書では、熱帯、砂漠、温帯、寒帯、極圏、高地などさまざまな気象条件のもとで人間がどう環境に適応しているかを調べ、人間の進化のプロセスとかさねあわせて、人間の身体の適応能力とその限界を明らかにする。注目を集めている生理人類学の入門書。
今日、生命現象を正しく理解する上で生体膜の知識は欠かせないものとなっている。本書は細胞活動における多彩な生体膜の働きを漏れなく、相互に有機的に関連づけながら解説した、ユニークな入門書である。
食べものはちがっても、人の血液の組成は常に一定に近くほとんど変化しない。このように、ある基準を常に保とうという生命の回復現象が、「恒常性の維持ーホメオスタシス」である。このホメオスタシスは、生理的レベルだけではなく、個体さらには集団レベルの社会現象にもみられ、環境の変化を見越して予見的に働いたり、種の維持に働く大きなスケールのものもある。生物のもつ多様性とゆらぎは、単なる変動ではなく、安定性を求める生物のたくましい生存のあかしにほかならない。
科学はちっともむずかしくない!科学時代といわれながら、科学アレルギーのひとも多い。そんなひとにおくる「親しめる科学」のすすめ。
創造性の解明は、広く文明の根底に横たわる重大かつ共通の課題です。「日本創造学会」は、あらゆる分野の理論と方法の創造的な結合により創造性の研究と実践の育成発展と、その成果を社会に浸透普及させることを目的としています。この『創造性研究』は、日本創造学会の研究ならびに実践の成果を毎年1回広く社会に公開するために発刊するものです。
世界的な低成長経済と国家財政の逼迫を共通の背景とする民営化問題の諸相と政策的意義について検討。民営化の世界史的位置づけに接近!イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・ベルギー・オーストリアの民営化の実態を紹介。
一般の日本人が、日常的に見聞し、また必要に迫られて出会う外国語としての英語について、具体的で実用性のある知識・情報を集成した英語の総合事典!
ことばが担いつたえる人間の重みー「時代」を生き、誠の情を抒べようとした、祖父母たちの営為を歩みなおそう。わたしたちの現在を探るためにー志の表現史。文明開化から敗戦まで。
ニュートンのプリンキピアは宇宙論における第一の革命であった。そして今われわれは第二の革命、ビックバン宇宙論の進展の真只中にある。宇宙論の歴史の流れをこのように捉える著者が、プリンキピアの世界観とビッグバン宇宙論の対比に焦点をあてて、宇宙論の歴史を解説しながら、宇宙と物理と人間の関係に新しい光をあてる。
自分が感じいることで、見まちがいであったこと、うっかりしていたこと、他人に言われてその気になっていただけのことなども多い。そこで、他人の感じ方、自分の感じ方を知ろうとしなければならない。そのためには、感じ方が対象の性質と人間の側の構えから生まれ、それは人間の行動として、個人のまとまりをも形成しているので、観察、分析することができるのである。
経営環境は、いや応なく変化し、不確実性の度合を深めているが、企業は、いかにその外部からのインパクトに対応していったらよいのであろうか。本書は、企業経営上の実践的要求にもとづく諸機能別戦略を体系的、かつ統合的に考察し、将来の経営のあり方を展開。