リスクに挑むところに革新の芽が生まれる。行詰った技術開発、硬直化した金融システム。グローバル化に対応できない産業空洞化。日本が直面する新たなリスク管理とその可能性を探る。
ダーウィンの環境淘汰説では説明しきれない、不合理とも見える性の仕組み。この謎に真っ向から挑み、原始の地球に起こった細胞レベルのミクロな争いを再現し、性の生物学に新しい頁をひらいた、マーグリスの名著。
会計は、いかにあるべきか。会計の現実分析をとおして、現代会計の規範理論を探求。
本書では、多種多様な動物を紹介しながら、種の多様性だけでなく、個体の生き方・性格・分布、固体群や群集の変化などを、空間的、時間的に考察し、その多様性の成立条件と守り方を考える。
本書は、文科系の学生にとって、最少限必要と思われる自然科学-物理・化学・生物・地学-の基本的な知識・考え方について、わかりやすく解説した一般教育用のテキスト。
本書は、生体で受容される種々の外界情報(光、味、匂い、電界、化学物質、物理的刺激など)が、生体内でどのように処理されて、また内部で創られた情報がどのような役割を果たしているかについて、種々の系に共通する「自己組織化」という観点から述べている。またこの自己組織化は非線形・非平衡系(開放系)において初めて実現するものであり、ここでは生体系をミクロからマクロへという立場で理解することを試みる。つまり、各要素がいかに結合され、全体を構築し、機能を発現するかについての第一線の研究が異なる種々の対象を例に自己組織化という切り口を用いて紹介される。
本書では、会計情報としての物価変動財務情報開示を考えるために、物価変動会計の諸問題が取りあげられている。また、会計情報に関する監査領域の研究として会計情報の信頼性と監査の問題について、考察が行われている。
本書は、経済システムをさまざまな制度の集まりと考えることで、資本主義経済システムの多様性とダイナミズムを分析しようとする経済学の新しい分野、「比較制度分析(Comparative Institutional Analysis)」の世界でも初めての体系的な解説書である。
本書は、これまでヒトと微生物はどのように出会い、微生物が人の生活にどれほど役だってきたか、現在どのように役だっているか、そして将来どのように役だちうるか、を解説したものである。
本書は、生物の多様性に関わる研究が生物学の世界でもっとも軽んじられていた時期に、植物分類学を専攻し、だからといって生物学の世界ですっかりアウトサイダーになってしまうことがないようにと、その時々の生物学と真正面から取り組もうと努力してきた1人の研究者の、「生きているとはどういうことか」を解く鍵を求めて歩いてきた軌跡を紹介しようとしたものである。
企業内のさまざまな業務が、LANの導入でどのように改善されるのか。実際に体験したエピソードを下敷きに、パソコン・ネットワーク構築のカンどころを示した“実感的”手引書。