豊富なデータとケーススタディで、インド・ビジネスを徹底詳解!気にかかるインド・ビジネスの要点を政策から民情にわたるまで立体解析。
トーラス面上にどのくらい多くの有理形関数が存在するであろうか?-この問題の解を与えるのがリーマンーロッホの定理である。複素関数論の復習に始まりリーマンーロッホの定理へいたるみちすじとその楕円関数論への応用を親しみやすく解説する。
国際ビジネスの概要について、近い将来ビジネス社会に参加する若い人々を念頭において解説。これだけは知っておきたい基礎理論と実務をふまえた指針の両面を解説し、経営学的側面のみならず国際ビジネス・経営にとって欠かせない法的な側面にも力点をおいている。
「適者生存・自然淘汰」の固定観念を覆す複雑系の生き残り戦略。私たちはどこから来て、どこへ行くのか。ダーウィン進化論をひっくり返し、人間の生き方・社会のあり方に知の変革をもたらす「競争的共存説」の衝撃。
生命の多様化の過程。原核細胞から真核細胞への化学進化と、ヒトの出現まで。
本書は、主にフランスの農業と食品工業を対象として、レギュラシオンとコンヴァンシオンという「市場原理中心主義を脱却し」新しく「制度を重視する」経済理論によって農業問題の経済分析と問題提起を行なった共同研究の成果である。
この地球に生命体が誕生してから、多種多様な分化や進化を経て、今日のように人間をはじめ多くの生物が生存している。この間、爆発的発展をとげた生物種が突然絶滅したり、その後、新たな種が誕生するということが気の遠くなる時間(40億年)の経過に伴い繰り返されてきた。その結果、単細胞生物から多細胞生物へ、水生生物から陸生生物へ(逆の場合もある)、陸生から空中へ、変温動物から定温動物へなどと、その生命体がその時点における地球環境や地理的条件に適応し、より有利な種を残すように進化してきた。この間、個々の生命体は相互依存し合うこともあり、小さな生命体は大きな生命体に寄生また共生し、あるものはミトコンドリアのように宿主の細胞内の一器官に変化する形を選択した生命体もあった。人間にとって有害である微生物でも形質転換することによって、しかもその生命体の特性をうまく利用することによって、新たな生物資源として有効活用が行える時代になっている。これは、あらゆるものが今後、人間の生活や地球環境の保全に有効な生物資源として活用され得ることを示唆する。本書では、全生物をあらゆる局面から考察・紹介することは困難であることから、人間の生活に有益なもの(食糧、医薬品や素材などとして)や自然環境の完全に活用されているものに生物資源を限定した。従って、ここでは生物産業学を学ぶ者にとって参考となるような微生物、植物、昆虫、魚類から哺乳類までの生物種を拾いあげ、その資源的特性や利用価値(活用例)などについて紹介した。
本書は、自然科学の立場から地球規模の環境問題を解説した、一般教育用の「環境科学」のテキストである。まず、現在の環境問題に大きく関わっている、化石燃料、原子力、新エネルギーなどのエネルギーについて解説した後、大気汚染、酸性雨、オゾン層の破壊、地球の温暖化、および生態系への影響についてわかりやすく解説する。数式の使用は最少限にし、図・表を多く用い、また本文中に小問を設けるなどして、自然科学になじみのうすい学生が理解できるよう配慮している。やや発展的な内容やトピックス、環境に関する統計データなどはコラム記事として説明を加えている。
本書は、最近のミクロ的基礎付けを重視したマクロ経済動学の理論・実証両面にわたる論文集である。
科学の危機を乗り越えるために。人類が月まで行ける科学技術の確立と、大震災やタンカー事故で思い知らされる科学技術の不在。こうした科学のひずみの拡大は人生の中年期の危機にも似ている。著者は、心理学の成果を援用して、科学に女性性を統合する必要を説く…。