この増刊号は2部の構成によって成り立っている。第1部では、ボディープランの形成で生殖細胞形成から変態までを取扱ってそのボディーの原型の成立機構について述べられている。第2部では、ボディーを構成する各組織や器官がどのようにしてできるのか、また、それぞれの器官がどのように維持され、機能しているかなどの特色について、最新の情報を基にまとめた。
かぎりある自然のなかで、地球上のすべての生物がうまく共存していくために、人間はなにをするべきなのか。アユをはじめ、日本の川とそこにすむ淡水魚の生態を研究しつづける川那部浩哉先生が、21世紀を生きる君たちに語りかける。
本書は、社会科学系の一般教養的テーマを扱った14課から構成されています。本書は、各テーマで挑発的とも思われるような刺激的な意見を提示し、それが議論の呼び水になることを第一に考えており、日本人学生には、留学生の学ぶ2級・1級の日本語の語彙や文型に馴染んでいただきたい。
本書は『国境を越えて 本文編』に付随する練習教材です。初級文法、基本漢字、日常会話を一通り学習した後、さらに高度の日本語を学びたいと考えている学習者に対して、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合的に養成することを目的としています。
本書では、1992年の地球サミット後を原則としてこの数年の出版に重点をしぼって、ぜひ読んでほしい約100冊の環境本を分野別に選定した。内容は、書評ではなく、あくまで紹介に徹している。
金属錯体の化学の豊かさを実感させる!金属錯体は、材料・触媒として身の回りで大活躍している。その化学は、金属酵素の機能解明や薬としての金属錯体の開発など、今後の発展が大いに期待されている。d軌道が理解の鍵となる金属錯体の化学を、典型元素の化学と比較しながら、構造から結合論、電子遷移まで、体系立てて解説する。
本書は環境問題に関心をもちながら、環境問題の発生している地域や環境保全活動を展開している地域を訪れる機会の少ない社会人や学生のために、環境問題や環境保全活動に関する写真を中心に述べている。また、環境教育のテキストとしても使用できるように配慮している。
本書では、まず、世界を闊歩する金融グローバリゼーションという波に乗って、世界を席巻するアメリカ的、あるいはアングロサクソン的な思考様式に着目する。そして、その特徴づけと、「在来的なるもの」との調整ということを視座に据え、現代世界に共通する問題に迫っている。換言すれば、金融グローバリズムという金融世界を席巻する支配的思考様式のなかで、各地の「ローカルなもの」、各地の「ナショナルなもの」はどのようなインパクトを享受しながら、どのような変質を余儀なくされているのかを、事実に基づいて考えてみる。
何がどのように破壊されその跡に何が現れようとしているのか。グローバリズムが持つ大きな破壊力に焦点を当ていま推し進められている国際経済の現状を提示する。
女性の能力活用がエクセレント・カンパニーをつくる!日本の企業におけるケースを豊富に取り込んだ、競争優位確立に役立つジェンダー企業経営論。
本書では、糖尿病に関する広範な学問領域のなかで、とくに進歩の著しい領域や注目される課題を選び、その研究の足取り、成果の現状、今後の展望などを専門的立場から解説していただいた。
本書では、水産物流通業をとりまく環境の変化やそれへの対応、そして、そこで問題となってきた水産物の食品としての安全性確保の問題をテーマとしてとりあげた。
本書は、主に高校で生物学を学んでこなかった学生を念頭においた著者の講義ノートをもとにまとめられたものである。生活の中で出合う事がらを生物学的な見方・考え方で解説しており、講義を受けた学生からの質問や感想をうまく取り込んで構成されている。専門用語をなるべく使わないようにしてやさしく説明。
学生にわかりやすく、かつ読みやすい方法で、重要な概念や原理を紹介する学習書。図解を多用し、一般に妥当で有用であるとされたものを保持しつつ、現代の経済地理学の学生が関心を持つ世界に直接呼びかけ、数多くの新しいアイディアを紹介する。
本書では、細胞接着システムに関する基礎から最先端の知見までが幅広く取り上げられている。